吉川愛主演「明日、私は誰かのカノジョ」

累計300万部突破の人気作「明日、私は誰かのカノジョ」（作・をのひなお）の実写ドラマ化として、話題を呼んでいる今作。

レンタル彼女でお金を稼ぐ主人公“雪”を吉川、孤独や寂しさを男で紛らわしてしまう“リナ”を横田真悠、他の女性と違い私は「私」を持っていると信じる“萌”を箭内夢菜、外見の美しさを求めて整形を繰り返す30代女子“彩”を宇垣美里、新宿・歌舞伎町でホストクラブに通う“ゆあてゃ”こと“ゆあ”役を齊藤が演じている。

ゆあ、ハルヒの意識の低さにブチギレ

ある日、ゆあの担当ホスト“はるぴ”ことハルヒ（藤原）が下着姿の女性の胸元で眠っている写真が、ホストに通う客たちが見る掲示板に投稿される。

ハルヒはゆあに歌舞伎町のホテルで直接会い体の関係はなかったと主張するも、ゆあは「別に枕しててもいいよ。どうでもいい！前から言ってんじゃん！私はあんな迂闊な画像撮られるお前の意識の低さにキレてんだよ！客の管理ぐらいちゃんとしろクソホストが！」と論点はそこではなく、ハルヒの意識の低さだと指摘。

ハルヒはその言葉に「なんだよそれ、売り上げのために飲んで、行きたくもないアフターでも飲んで、俺は潰れることさえ許されないわけ？」と逆ギレし、「お前になにがわかるんだよ。アフターしろ、休日も会え、私のために時間使えってお前も店に来るおっさん客に毎日毎日言われてみろよ！俺がどんだけ神経すり減らしてるかわかるから！」と風俗で働くゆあに同じ立場で考えるよう告げた。

ハルヒ、怒り爆発でゆあの首を絞める

しかしゆあは「はあ？風俗の客とホストの客を一緒にすんじゃねえよ！ホストは客を選べるだろうが。こっちはどんなに汚くてキモいオヤジが来ても拒めないんだよ！」と風俗とホストは違うと主張し、「それでも客の欲求に応えてちゃんと仕事してる。お前は客のこと泣かせてばっかりで、何がホストだよ！客が体売った金でご飯食べて服買って、それを異常だと思わない時点で終わってんだよ！この寄生虫が！」と反論。

カッとなったハルヒはゆあをベッドに押し倒しそのまま首を絞め「お前らだって俺たちを金で買ってるくせに！少女漫画のヒロイン気取ってんじゃねえよ！理想押し付けて都合のいい愛情欲しがって、それが手に入らなかったらゴミみたいに吐き捨てる！ホストだから何してもいいって思ってんだろ？恋愛ごっこ求めておきながら、俺らを見下して人間扱いしてないのはお前らの方なんだよ！」と怒りを爆発させた。

ゆあ＆ハルヒの結末に反響

ゆあが苦しむ姿を見て我に返り手を離したハルヒだが、ゆあは「うっせえんだよ！」と言い返し、「あ～なんか冷めた。なんでゆあがこんな思いしなきゃいけないの？担当切るわ」と一気に冷めた様子。呼び止めるハルヒを無視し、「完全にDVじゃん、これ晒すから」と部屋を出ていく。ハルヒは「おい！てめえ！掛け（ハルヒ自身が立て替えたゆあの飲食代）はちゃんと払えよ！」と言い放つのだった。

金の関係で成り立っていた2人の危うい関係が一気に崩れ落ち、首絞めや互いに声を荒げて罵詈雑言を浴びせる展開に、「震えた」「これはしんどすぎる」「でもゆあてゃが言ってることもわかるんだよな～辛い…」など衝撃を受ける視聴者が続出。

「2人の声荒げる演技すごすぎた」「ゆあてゃの温度差表現できるのすごい」「リアルすぎる」など、2人の演技合戦への反響も寄せられていた。（modelpress編集部）

情報：TBS・MBS