「じぞ恋」杏花(上野樹里)の出生の秘密明らかに 林太郎(松重豊)が晴太(田中圭)にとった行動の意味
2022.06.15 00:29
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女優の上野樹里が主演を務めるTBS系ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(毎週火曜よる10時~)の第9話が14日、放送された。上野演じるヨガインストラクターの主人公・沢田杏花の出生の秘密が明らかとなった。<※ネタバレあり>
「じぞ恋」杏花(上野樹里)の出生の秘密とは
本作は、杏花が、松重豊演じる妻・陽子(八木亜希子)に先立たれた父・林太郎と共に、父娘2人で婚活にチャレンジする物語。最終回が目前に迫った第9話では、杏花と、バツイチのシングルファーザーで7歳の息子と2人暮らしをしている会社員・東村晴太(田中圭)の別れを知った林太郎が、これまで抱えてきた杏花の出生の秘密を告白した。
「私一生結婚しないことに決めた!」と宣言する杏花を見て、自身が結婚した理由を語りだした林太郎。34年前、大学講師時代に恩師から「生きていることは、変化していくこと」と言われ、今の生き方では辞書編纂者になれないと指摘された林太郎(細田善彦)は、その帰りに偶然、陽子(見上愛)と再会する。
陽子はゼミの後輩で、明るい性格で周囲から好かれる人気者。林太郎とはあまり接点がなかったが、大きいお腹を抱えて苦しそうにする陽子に「何か僕にできることはありませんか?」と手を貸すと、陽子から「じゃあ…私と結婚してくれませんか?」と驚きの一言。林太郎は“変化”を求めて承諾した。
陽子は当時付き合っていた男性と別れた後に妊娠が発覚し、1人で産もうとしていたが、自分の体調を心配し、何かあったときに子どもを託せる人が欲しかったという。
その子どもが杏花で、杏花が結婚するときに伝えると決めていたが、杏花が結婚しないと宣言したため、今伝えることとなり、林太郎は「こんなお父さんでもお父さんになれた。だから杏花もめいっぱい生きて欲しい」と涙ながらに語った。
林太郎(松重豊)、晴太(田中圭)に伝えた言葉
杏花より前に、晴太にそのことを打ち明けていた林太郎。以前、杏花と晴太の関係を知らず無自覚に「“普通”の結婚をして欲しい」と杏花への想いを話していたことを反省し、「あの子の父親になることができて”普通に“幸せです。杏花は私の娘です。どうかあの子を信じてみてやって下さい」と頭を下げていた。杏花と晴太の将来のためには考えなければいけない、晴太の息子・虹朗(鈴木楽)の母親になれるか、という問題。“普通”の呪縛から解かれ、血の繋がっていない親の視点から晴太に諭した行動に、「林太郎さんは全て分かったんだね」「なんて良いお父さん」と視聴者からは感動の声が寄せられた。(modelpress編集部)
情報:TBS
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