成田凌、初舞台への想い明かす「わろてんか」以来の共演・葵わかなからの刺激とは<パンドラの鐘>
2022.06.05 18:56
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俳優の成田凌が5日、都内で開催された「COCOON PRODUCTION 2022 NINAGAWA MEMORIAL『パンドラの鐘』」プレスコール及び取材会に出席。共演した女優・葵わかなへの想いを明かした。
成田凌&葵わかな、舞台の見どころは?
杉原邦生氏が演出を手がける本作は、葬式屋のミズヲ(成田)や古代の女王・ヒメ女(葵)などの個性豊かな登場人物が織りなす壮大なドラマを描く。この日は共演者の前田敦子、玉置玲央、大鶴佐助、柄本時生、そして杉原も出席していた。舞台稽古を経ての手ごたえについて、成田は「一番今が緊張していない状態です」とリラックスできている模様。葵は稽古を休んでしまった期間があったとしたうえで「いろいろ親切に教えていただいて、なんとか本番までには皆さんの足を引っ張らず、行けるところまで追いつけたかな」と言い「この作品が皆様に届いたらどんなリアクションが返ってくるのかっていうのがものすごく楽しみです」とも語った。
見どころを聞かれた成田は「セットの転換と言いますか、最初、そして進んでいって最後どうなるかっていうのは、この『パンドラの鐘』という作品の中の世界観をすごく表しているというか」とアピールし「希望が見えるセットになっていて、シンプルなんですけど、自分はすごく好きです。これは見どころと言っていいんじゃないでしょうか」と続けた。
葵は「衣装とかもすごく個性が際立っていて、出演者の数がすごく多いかなと思うんですけど」としたうえで、現代パートと古代パートに分かれていることを踏まえ「それぞれがすごくキャラクターが立っているところは、見てて飽きの来ないというか、いつでもドキドキ、面白く見ていただける見どころかなと思います」と笑顔を見せた。
成田凌、初舞台への想い明かす 座長のプレッシャーは?
初舞台となる成田は、映像との違いに関して聞かれると「声が大きいところだと思います(笑)」と発言。「いかに至らなかったかということにたくさん気づいて、本当に毎日毎日反省の日々なので。同じことを毎日繰り返していく中でしか見つけられないことがたくさんあるので。そして初めて出会う人たちにも出会えて。いろんなことを毎日勉強だなと思って、すごく楽しく過ごしています」と話していた。
また、座長としてプレッシャーがあるか聞かれると「皆さんの方がよっぽど素晴らしいと思いながら毎日過ごしているので、立たせてもらっている感じです」と笑顔を見せた。
稽古について葵は「現代と古代が交差していくお話なので、結構最初の方は別々にお稽古していたので、つなげて見た時の、自分自身も違う作品を見ているような、不思議な感覚を味わいながら進んでいたんです」と回想。「稽古場とか、雰囲気がすごく良くて。成田さんがおっしゃったように、いろんなことを聞きやすいし教えてくれるし、できないことも恥ずかしくないみたいな素敵な雰囲気を作ってくださっていて、とても充実していました」とにこやかに振り返った。
連続テレビ小説「わろてんか」以来の共演ということで、改めて互いの印象に話が及ぶと、成田は「すごくしっかりされている方なので、よく杉原邦生さんとやりあっていました」と悪戯っぽく答え、これに葵は「え~!やりあってないです」とつっこみ。
これに笑った成田は「本当に腑に落ちないとできない」と葵の人柄を明かし、すぐに行動に移すタイプの自分とは異なると説明。「しっかり自分の中で考えて考えて、邦生さんとやり取りをして、そしてしっかりぶつかるっていう。全然違うもっていき方をする方だったので、すごい楽しかったです。面白いし楽しいし勉強になるしっていう、いいこと尽くめです」と葵から刺激を受けている様子だった。
一方の葵は「印象はあまり変わらずなんですが、前回も話していたのかもしれないですけど、今回の方が密に役柄的にも関わる役で。稽古場でも席が隣だったので、いろいろお話したりとか」と返答。
2人でのシーンも多いそうで「『はじめまして』じゃない分、もともと知っている人っていうので、信頼感というか何をやってもまあ大丈夫というか(笑)。だから、それで私は邦生さんとお喋りしちゃったんですけど、その時間も待っててくれてありがたかったです」と感謝していた。(modelpress編集部)
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