神尾楓珠&西野七瀬“3分間見つめ合い”でタメ口に「例のトレーニングのおかげ」<恋は光>
2022.05.16 20:55
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俳優の神尾楓珠と女優の西野七瀬が16日、都内で行われた映画「恋は光」(6月17日公開)の完成披露試写会イベントに、メガホンをとった小林啓一監督とともに出席。“3分間見つめ合い”を行った演技メソッドを明かした。
神尾楓珠&西野七瀬出演「恋は光」
原作は“恋をしている女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ男子大学生の初恋を描き、恋愛感情に振り回されながらも“恋って何だろう?”と「恋」の定義について考察する主人公たちに、ウルトラジャンプ連載時から共感の声が多く寄せられ話題となった「恋は光」。“恋の光”が視えてしまう大学生・西条を神尾が、西条にずっと片想いをしながらも「光っていない」と言われてしまう幼なじみの北代を西野が演じる。
神尾楓珠&西野七瀬、“3分間見つめ合い”でタメ口に
2人は今回初共演だったそうで、お互いの印象を聞かれると、神尾は「七瀬ちゃんのほうが年上なんですけど、空気感が近い感じがして、こっちも全然気を遣わずに撮影現場にいられたというのがありますね」と語り、西野も「一緒な感じです。(神尾が)年下だったからどうやって接すればいいんだろうって初めは不安だったんですけど、年齢をまったく感じないくらいで接してくれるので、すごく楽でした」とにっこり。続けて西野は「監督が提案してくれた例のトレーニングのおかげです」と明かし、小林監督は、3分間見つめ合いながらお互いの架空の過去について話すというラブシーン用のメゾットを教えたことを打ち明け、それで距離は縮まったのか追求されると、神尾は「だいぶ縮まったよね」と投げかけ、西野は「それまでお互いに敬語で接していたんですけど、それが終わったあとは『タメ口でいい?』って私が聞いて、(神尾が)『うん、そうしよう』って言ってくれたので、そこからけっこう楽でした」と監督に感謝した。
神尾楓珠「チャラくなっちゃって」監督からツッコミ
劇中では四角いメガネをかけている神尾は、この日は丸メガネをかけていることを指摘されると「ハリーポッターみたいって言われました(笑)」と笑顔を見せ、本作の見どころを尋ねられると「この作品は4人の大学生が恋の定義に対して意見を交わしていくというのがメインなんですけど、基本、会話劇なんですよ。それが本当に面白くて、テンポもいいですし、聞きやすいし、その会話劇の雰囲気が僕はすごく魅力かなと思いますね」とアピールした。また、それぞれの役柄について聞かれると、神尾は「恋をしている女の子が光って見えるという特異体質を持っていて、それに嫌悪感を抱いているせいで恋から遠ざかって生活している男の子です」と紹介し、「今とビジュアルが違いすぎてびっくりされるかもしれないです」と言うと、小林監督から「チャラくなっちゃって」と突っ込まれ、神尾は「チャラくなったわけではないですよ(笑)」と苦笑した。
一方、西野は「神尾さん演じる西条の幼馴染で、特異体質のことは知っていて、西条のことが好きなんですけど『光ってない』って言われる、ちょっと切ない感じ、でも思いはずっとあるという感じです」と説明し、「一緒に連んでいて、男女なのにめっちゃいい友だちなんですよ。それが現実ではあまりないので新鮮でした」と声を弾ませた。
神尾楓珠&西野七瀬が思う“恋の定義”とは?
さらに、本作にちなみ、自身が思う“恋の定義”を尋ねられた2人は、取材で何回も聞かれ、その日のコンディションによって定義が変わったという神尾は「すごく可変的なんだなと思うんですけど、僕が今日思う恋の定義は、好意の延長線上にあるものが恋なんじゃないかなって思いますね。それが人でも物でのなんでもいいんですけど」と語り、西野は「私の今日思う定義は、好き人がいたとして、その人に会っていなくてもその人のことを考える時間があることとか、美味しいものを食べたり、きれいな景色を見たときに、これをシェアしたいなって思う人に恋をしているってことになるんじゃないかなって、今日はそう思いました」と目を輝かせた。神尾楓珠&西野七瀬「2人で一緒に映画を見たくなる」は恋?
イベントでは、MCが質問した状況は、恋の光が光っている状態なのかジャッジする企画が行われ、『気づいたら、その人を目で追ってしまっている』という質問に、光っていないとジャッジした西野は「私は別に恋してないと思っている人のことも目で追ったりします。ボーッとしているときに、動きを見ちゃうときがあるので…」といい、光っているとジャッジした神尾は「だって気になっている人の行動って一挙手一投足、見逃したくないですよね。潜在的にそう思っているから追っちゃうんじゃないかなという風に思います」と語った。続けて、『その人の夢を見てしまう』との問いには、2人とも光っていないとジャッジ。神尾は「全然好きでもなんでもない人が夢に出てくることありますもんね」とコメントし、「あるある」と共感した西野は「でも、きっかけにはなりそう。夢に急に出てきて、それまで何とも思っていなかったのに考えちゃうみたいなことはみんなあるんじゃないかな」と客席を見渡した。
最後に、『2人で一緒に映画を見たくなる』との質問に、光っていないとジャッジした神尾は「映画見たくなるから好きなのかって言われたらそうじゃない気が…」と吐露し、光っているとジャッジした西野は「2人でだよ!2人で映画見るってけっこう難易度高いと思うんですけど」と対抗。さらに、小林監督の時代はデートといえば映画だったそうで、西野は「映画に行く口実で会いたいみたいなこと?」と分析すると、神尾は「それ、男友だちよくやります。男友だちに会いたいから映画見に行くってことはやります。…じゃあ(男友だちに)恋してるのか」と遠くを見つめて会場の笑いを誘った。(modelpress編集部)
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