新内眞衣、室龍太主演「ON AIR ~この音をきみに~」出演決定 キャスト&メインビジュアル解禁
2022.04.20 11:12
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ジャニーズ事務所所属の室龍太が主演を務め、7月28日~8月7日に新国立劇場(小劇場)、8月13日~14日に京都劇場にて上演される舞台『ON AIR ~この音をきみに~』に元乃木坂46の新内眞衣ら出演キャストが発表。さらに、本作のメインビジュアルが解禁された。
室龍太主演「ON AIR ~この音をきみに~」
本作は、テレビドラマ『99.9 刑事専門弁護士』シリーズ『極主夫道』『探偵が早すぎる』などを手がけた人気脚本家で、さらに地元・神戸を拠点とした劇団PEOPLE PURPLEの主宰の顔も持つ宇田学氏が書き下ろす完全オリジナルストーリー。とある地方のラジオ局を軸に、混沌とした現代で懸命に生きる人々の姿を映しだす作品となっている。物語の主人公・桜木真役を室が主演することが発表されていたが、今回、 メインキャストとなる共演者も発表された。室龍太主演「ON AIR ~この音をきみに~」、新内眞衣ら出演決定
物語の主人公・桜木真役を室が主演することが発表されていたが、今回、メインキャストとなる共演者も発表された。町役場の職員・谷山茜役に、乃木坂46を2月に卒業し、現在女優やラジオパーソナリティなど多方面で活躍する新内が、そして真がやってきた町の高校生で、真の相棒的存在となる上島明人役には、ミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズンや、ミュージカル「刀剣乱舞」など舞台を中心に活躍する小西成弥が、目が不自由な真の妹、桜木鈴役には、数々の話題作に出演し、最近では連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」でお姫様コンテストのグランプリに輝く役が記憶に新しい羽瀬川なぎが出演する。
さらに、周りの人間との関係を遮断し、昔気質で頑固な性格の町の老人、吉田治役には、ドラマ、映画など多くの名作に出演し、舞台経験も豊富な螢雪次朗が演じ、物語に深みを与える。(modelpress編集部)
谷山茜役:新内眞衣コメント
新内眞衣です。本作は音をテーマにした舞台ということで、ラジオを7年ほどやらせていただいた私にとっては、とても興味深い作品になりそうです。この数年で生活は変わり、自分の生きている時間をどう活用するか人々が考えるきっかけにもなったと思います。そんな中、ラジオというツールは私にとっては、とても身近なコミュケーションツールだと感じています。ある時は勉強中、ある時は帰り道、ある時は運転中、ある時は料理中、真剣に聞く日もあれば流し聞きの日もある。自由な選択肢の中にあるものだけど『すぐそばにずっとある』媒体だと思うのです。
そんなラジオにスポットが当たった作品に息を吹き込むのはすごく楽しみでもあり、少しばかりの不安もありますが、共演者の皆さんと“舞台”だけど“音”に注目してもらえるように、表現していきたいです。劇場でお待ちしています!
上島明人役:小西成弥コメント
はじめまして小西成弥と申します。今作はラジオを題材にしたお話ということで、僕自身ラジオは小さい頃から近くにあって家や車の中でよく聴いていました。コロナ禍になってからラジオを聴く機会が今まで以上に増えた方も多いのではないかと思います。そんなラジオを通してどのようにストーリーが展開していくのか非常に楽しみです。また主演の室龍太さんとは同じ関西出身ということで、稽古が始まってから色々お話ができればと思います。この作品を観てラジオと演劇の良さ、両方を感じていただけたらと思います。ぜひ、劇場にてお待ちしております。
桜木鈴役:羽瀬川なぎコメント
桜木鈴役を演じさせて頂きます、羽瀬川なぎです。目の見えない鈴は、兄・真の優しさと行動力のおかげで世界中の新しい音や、新しい町で様々な人と出逢います。そんな中で鈴の気持ちはどのように変わっていくのか、どんな成長を遂げるのか。今から鈴を演じることが楽しみで仕方ありません。お稽古、本番を通して、鈴の変化、成長と共に自分自身も一緒に成長して行きたいです。私自身、日常生活においてラジオは欠かせない存在です。朝の天気予報から語学勉強を始め、災害時においてもラジオからの情報は私にとっても、鈴にとっても必要不可欠なものです。ラジオって素敵かもしれない、ラジオ聴いてみようかな?と舞台を観た後に感じて頂けたら嬉しいです。
約2年ぶりの舞台出演、共演者の皆さまの背中を必死に追いかけ、スタッフの方々のお力も借りながら、全力で芝居と向き合う夏にしたいです。そして、劇場で皆さまと久しぶりにお会いできることが待ち遠しいです。劇場にてお待ちしております!
吉田治役:螢雪次朗コメント
宇田学さんとのご縁は彼が脚本を書いたフジテレビのドラマに私が出演した事から始まった。その後、宇田さんの劇団「ピープル・パープル」の公演に出演する事なった私は大阪に行き、劇団員の皆さんとも親しくお付き合いすることになる。この劇団は関西を拠点にしているのに東京公演のみで関西公演はしないという不思議な劇団です。その折りに「オレンジ」という芝居の学校公演、三宮の大劇場であったがこの芝居を観て驚いた。消防士たちの物語だがその迫力とスピード感、シリアスな内容だが随所にユーモアがあり(これ大事です)、一級品の舞台でした。何よりびっくりしたのは宇田さん自身が出演していた!そしてその芝居の上手さに二度びっくり!!人は見かけによらない。だって宇田さんて一見したところ大阪のお笑い芸人みたいだから…
さて、今回の芝居は地方のラジオ局の話。登場するのは「ふつうの」あんちゃん、ねえちゃんや、「ふつうの」おっさん。そんな「ふつうの」人たちの日常にこそ、大きなドラマがあるのだと、彼の芝居はきっと教えてくれます。私から見ると不思議なびっくり人間、宇田学さんが、今回はどんなびっくりを見せてくれるやら、若い人たちとの稽古場が楽しみです。あーっ、長生きしてよかった!
あらすじ
彼の名前は桜木真。目の見えない妹の鈴とともに東京からこの小さな町に引っ越してきたのだ。真は、音響効果を行う音効マン。人の声だけでなく、あるゆる自然、街の音を録音する。それは目が見えない鈴のためでもあり、音には人を救うチカラがあると信じているからだった。「ラジオは聴いて楽しいだけじゃない。人の悩みを解決する場所だ。顔が見えないからこそ本心を打ち明けられる場所なんだ」真が勤めることになった町のラジオ局「FMフレンド」。ネット社会の御時世、聴取率も振るわず、予算の関係上、2か月後に閉じることが決まっていた。
町役場の職員、茜はその予算を防災などインフラ整備のために充てるという。お互い町のためを考えているが意見が合わない。だが、真はラジオの力を信じ、町の高校生の明人も巻き込み、局の存続に向け動き出す。
【Not Sponsored 記事】