「東宝シンデレラ」6年ぶり開催決定 上白石萌歌・上白石萌音・浜辺美波が11年ぶりの共演
2022.04.07 10:46
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女優の長澤まさみらを輩出した「東宝シンデレラ」オーディションが、6年ぶりに開催されることが決定。女優の上白石萌歌・上白石萌音・浜辺美波が、オーディション告知ポスターにて11年ぶりの共演を果たす。
「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE」オーディション開催決定
1984年に東宝創立50周年記念イベントとして始まった「東宝シンデレラ」オーディション。初代シンデレラに沢口靖子、4代目に野波麻帆、5代目に長澤、7代目に萌歌、8代目に福本莉子。2011年第7回では、審査員特別賞に萌音、山崎紘菜、ニュージェネレーション賞に浜辺など、第一線で活躍する女優“シンデレラ”を数多く生みだしてきた。そして2022年、東宝創立90周年プロジェクトとして、6年ぶり9回目となる開催が決定した。さらに、かつて1946年から60年代後半にかけて俳優発掘のためのオーディションとして開催され、三船敏郎、平田昭彦、宝田明、佐原健二、岡田真澄らの名優を輩出した「東宝ニューフェイス」。その歴史あるタイトルを引き継ぎ、男性オーディションとして表記も改め、「TOHO NEW FACE」オーディションも始動する。
「東宝シンデレラ」「TOHO NEW FACE」オーディション応募&審査方法
「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE」オーディションの応募期間は4月7日~7月18日。応募資格は満10歳から満22歳まで(7月18日時点)の女性、男性。公式HP内応募フォームにて、Web書類と1分程度の自己PR動画の提出が、1次審査へのエントリーとなる。7月の1次審査を経て、8月から全国6都市(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)で2次審査を実施。9月に東京と大阪で3次審査実施後、10月に「シンデレラ」と「NEW FACE」の2グループに分かれ、都内で4次審査となる合宿審査を行う。そして、最終審査となるのは11月6日。都内にて、「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE」グランプリ&受賞者発表会の開催が決定している。
上白石萌歌・上白石萌音・浜辺美波、告知ポスター&映像で11年ぶり共演
今回のオーディション告知ポスター&映像には、萌歌、萌音、浜辺を起用。彼女たちがデビューするきっかけとなった2011年の第7回「東宝シンデレラ」オーディション以来となる、実に11年ぶりに3人での共演が実現。「東宝シンデレラ」オーディション最大の特長は、受賞後に東宝作品に出演できること。主な作品として、萌歌は「羊と鋼の森」(2018年/橋本光二郎監督)、萌音は「君の名は。」(2016年/新海誠監督)や上演中の舞台「千と千尋の神隠し」、浜辺は「君の膵臓をたべたい」(2017年/月川翔監督)等々。東宝の映画、演劇への出演から、今やあらゆる分野で活躍中の3人と同じように、映画、演劇、ミュージカル等で活躍を夢見る、未来のシンデレラとNEW FACEを募集する。(modelpress編集部)
上白石萌歌(第7回「東宝シンデレラ」グランプリ)コメント
「東宝シンデレラ」オーディションは、今思えば私の人生の大きな分岐点でありスタート地点でした。オーディションを受ける前の私は、表現することは大好きなのに人前に出ることは大の苦手で、いつも誰かの後ろに隠れ、俯いてばかりいるような子供でした。姉と一緒だから、という理由で思い切ってオーディションに応募したことを覚えています。あれから11年が経ち、沢山の宝物のような出会いと経験をさせていただきました。間違いなくあの時の決断が私を大きく変えてくれました。勇気を振り絞って踏み出した一歩が、人生を変える大きな一歩になるはずです。ご応募お待ちしております!
上白石萌音(第7回「東宝シンデレラ」審査員特別賞)コメント
歌と踊りが大好きだった私に習い事の先生が勧めてくださったのが「東宝シンデレラ」オーディションでした。「シンデレラ」という言葉が自分と結びつかなくて、そもそも自信が全くなくて、応募するまでとても悩みましたが、背中を押してくださった先生と勇気を出した自分に、今ではとても感謝しています。何も知らず何もできなかった私でしたが、沢山の方々が根気強く教え導いてくださいました。あの頃の学びは宝物です。このオーディションで、本当に人生が変わりました。どうかじっくり考えて、心が決まったら、一歩を踏み出してみてください。自信がないなら、「好き」という気持ちを信じてみるのもいいと思います。ご応募お待ちしています。
浜辺美波(第7回「東宝シンデレラ」ニュージェネレーション賞)コメント
私は俳優になりたいと思ったことは全くありませんでした。だからといって将来何の職業に就きたいという意思もありませんでした。引っ込み思案だった私の気まぐれの1歩が今ここに繋がっています。「東宝シンデレラ」オーディションを受けて、選んでいただいて、私は夢をみつけることができ、そして夢をみさせていただいています。私は不器用なので何かを熟すとき普通の方の何倍も時間がかかるので、比較的小さい頃から始めていて救われた部分がとてもあります。夢があるから、だけではない、私はそうではなかったからこそ、なんてことのないささやかな理由のあなたの1歩を心から応援しております。
市川南(「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE」オーディション実行委員会 実行委員長、東宝株式会社 取締役 常務執行役員)コメント
東宝創立90周年プロジェクトとして、第9回「東宝シンデレラ」オーディションと、新たに「TOHO NEW FACE」オーディションをあわせて行うことになりました。以前から、このオーディションの最大の売りは、東宝製作の映画、ドラマに出演して頂くということ。さらに加えて今回は、演劇、ミュージカルの出演もお約束します。10月実施の4次審査となる合宿審査には、東宝の映画プロデューサーや演劇演出家の審査はもちろん、沢口靖子、高嶋政宏(※「高」は正式には「はしごだか」)、高嶋政伸(※「高」は正式には「はしごだか」)、そして長澤まさみも是非現場に行きたいと言ってくれています。もちろん、今回のオーディションをPRしてくれている3人、上白石萌歌、上白石萌音、浜辺美波も審査に加わってもらいます。
東宝創立90周年プロジェクトである今回の「東宝シンデレラ」&「TOHO NEW FACE」オーディションは、東宝芸能の俳優さんたちも含めて、総出で審査を行い、東宝らしいやり方で新しい才能を見つけていきたいと思います。
池田篤郎(東宝芸能株式会社 代表取締役社長、東宝株式会社 常務執行役員)コメント
東宝創立90周年として、「オール東宝」で展開し、これから100周年そして更に、弊社に限らずその先のエンターテイメントを担っていける人材を発掘し、大きく展開していきたいという目的で、このプロジェクトは始動しました。新たな男性部門のオーディションとして「TOHO NEW FACE」オーディションを立ち上げました。「東宝シンデレラ」は約40年の歴史の中で、ひとつのブランドとして皆さまに大きく育てて頂きました。今回、男性部門の名称を考えるにあたり、1946年から開催されていた「東宝ニューフェイス」オーディションから数々の東宝作品で活躍する俳優を輩出した歴史に着目し、「TOHO NEW FACE」オーディションと命名しました。
また、映画だけではなく演劇でも活躍できるような優れた才能を見出すため、今回から新たに「ミュージカル賞」を創設しました。ミュージカル俳優になるためには、歌や踊りの技術の鍛錬を日々重ねなければいけません。興味のある若い方々に早いうちからトレーニングを積んで頂き、ミュージカルの世界に飛び込んで欲しいと願っています。
東宝が映画も演劇も力を入れて、とびきりのコンテンツを提供いたしますので、そこに参加してくれる才能を見出し、大きなサイクルを創り上げながら展開していきたいと思っています。
【Not Sponsored 記事】