山下智久、ハリウッド共同制作ドラマ出演で「ありのままの自分も認められた」ホスト役も絶賛される<TOKYO VICE>
2022.04.06 12:09
俳優の山下智久が5日、都内で行われた7日に日米同時配信されるWOWOW初のハリウッド共同制作オリジナルドラマ「TOKYO VICE」(日本はWOWOWオンデマンドにて※第1話のみ、4月24日よりWOWOWにて独占放送スタート)来日記者会見に、主演・米俳優のアンセル・エルゴート、俳優の渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将とともに登壇。同作への思いを明かした。
山下智久「夢が叶った」
同作は、エンタテインメント・シーンの最前線で活躍するスタッフと日米のスター・キャスト陣によって、“世界で最も撮影が難しい都市”と言われる東京とその近郊で全てが撮影された、史上初の大作ドラマ・シリーズ。舞台は90年代の東京アンダーグラウンド。世界で最も煌びやかな大都会として憧れられた東京のリアルで凶暴な裏の姿を、ハリウッドが誇る本気の“映像魂”がこの上ないクオリティで蘇らせる。謎めいたカリスマホスト・アキラ役の山下は、「カリスマホストというより…クソホスト役なんですけど(笑)」とジョークで笑わせ、「オーディションを受けたのは3年前なんですけど、マイケル・マン監督の前で演技をした時は本当に僕も緊張していましたし、僕もこの作品に出演させていただき、本当に夢が叶った作品でもあります」と笑顔を見せていた。
そして「僕自身は東京をいつも中から見ていたんだなと感じました。外国から見た東京というのはこういう風に見えているんだと思いましたし、僕も中と外から東京を学ばせていただいた」とし、「自分は完璧じゃなくてもいいんだな、ミスがあってもありのままの自分も認められた気がして、すごく心地よかったです。エネルギーを注入していただいて、僕もこの作品に感謝しています」と作品で感じた思いや感謝を伝えていた。
アンセル・エルゴート、ホスト役・山下智久を絶賛
また、新聞記者×警察×ヤクザが入り乱れるリアルで凶暴な90年代の東京が舞台。全編日本で撮影したハリウッド作品であるため、渡辺は「コロナ禍での撮影だったのでプレッシャーはありました。そういうことの方が非常に大きなハードルだった」とコロナ禍での撮影の大変さを話し、「『全員がこんなに大変な仕事は初めて。でもこんなに楽しい仕事も初めて』と皆さん話していました。すごくやりがいのある作品でした」と振り返り。「毎日4~6時間日本語の勉強をした。キャストの方が自分の家族のような存在になって、(東京は)第2の故郷になりました」というアンセルは、流暢な日本語で自己紹介、そしてほか日本キャストの役柄についても説明し、渡辺や伊藤と親睦を深めたことを報告。共演シーンがなかったという山下については「智久の演技は素晴らしくて、ホスト役はぴったり、かっこいい」と絶賛していた。
アンセル・エルゴートら、和やかな雰囲気
日本庭園が美しい会場にて実施された同記者会見。会見前にはアンセルが庭園を散歩する様子も。山下も伊藤や菊地ら共演者と合間に談笑したり、渡辺は記者がカメラの光の色合いを補正するホワイトバランスを手伝ったり、共演者の和やかな雰囲気も感じることができた。ほかにも記者会見では、第1話の監督を務めたマイケル・マン監督からのメッセージ映像も放送された。(modelpress編集部)
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