中村倫也、日本版初上演ミュージカルで主演「覚悟を決めていました」<ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~>
2022.03.28 10:41
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俳優の中村倫也が主演を務めるミュージカル『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』が、10月~11月に東京芸術劇場プレイハウス、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティほかにて上演することが決定した。
中村倫也主演ミュージカル上演決定
ミュージカル『SMOKE』や『BLUE RAIN』などを手掛けるチュ・ジョンファの新作として韓国国内で注目を集めた同ミュージカルが、中村を主演に迎え、日本版初上演することが決定。世界中誰もが知る天才音楽家であり、聴力を失ってなお音楽への情熱を注ぎ込んだ悲運の人・ベートーベンの生涯を、彼を取り巻く人物たちとの愛と影、喪失そして運命を、彼が綴った音楽とオリジナル楽曲で描いていく。本作では、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』やドラマ『凪のお暇』、映画『ウェディング・ハイ』など数々の話題作に出演し、主演舞台『ヒストリーボーイズ』では第22回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞するなど、振り幅の広い演技で破竹の活躍を見せる中村が主演・青年期のルードヴィヒを務める。また、残酷歌劇『ライチ 光クラブ』や『八犬伝』などで中村とタッグを組んできた河原雅彦が、日本版の上演台本・演出を手掛ける。
中村倫也、主演ミュージカルに意気込み
上演に際して、主演の中村は、「『いつか本格ミュージカルをやりたいんだよね』とパンクロック&歌謡曲好きの河原さんにそんな願望があるなんて知りませんでした。その瞬間から、いつかそんな作品のオファーが来たら、と覚悟を決めていました。つまり、僕ら二人にとって、大意欲作、でございます。どうぞご期待の程を」と、意気込みをあらわにした。また、上演台本・演出の河原は、「『倫也となんかやりたいな。次はどんなチャレンジに連れ込もっかな』みたいなことはいつも頭の片隅にあって、で、めちゃめちゃ歌うベートーベンをやってもらいます」と、約7年ぶりの中村とのタッグに期待を寄せた。
死を目前に書かれたベートーベンの1通の手紙。そこに込められた、誰も見たことがない、音楽家・ベートベンの隠された物語が紐解かれていく。その他の出演者や公演詳細は随時公開される。(modelpress編集部)
中村倫也コメント全文
あれはいつだったでしょうか。河原家でご飯を食べていた時だから、まだコロナ前のこと。次なにやります?なんて、期待も込めてざっくばらんに話をしていた時のこと。「いつか本格ミュージカルをやりたいんだよね」
パンクロック&歌謡曲好きの河原さんにそんな願望があるなんて知りませんでした。多くの演劇ファンの方々も、想像つかない姿でしょう。その瞬間から、いつかそんな作品のオファーが来たら、と覚悟を決めていました。
つまり、僕ら二人にとって、大意欲作、でございます。どうぞご期待の程を。
河原雅彦(上演台本・演出)コメント全文
「倫也となんかやりたいな。次はどんなチャレンジに連れ込もっかな」みたいなことはいつも頭の片隅にあって、で、めちゃめちゃ歌うベートーベンをやってもらいます。しかも韓国ミュージカル。さて、どうなるんでしょうね。刺激的な共演者たちとギドギドに掛け合わせつつ、第9ばりにとんでもないもん作れたら、と思うばかり。
さすがに第9はハードル高いか…。ま、ちょっとやってみます。
STORY
残り少ない人生を前に書かれたベートーベンの1通の手紙。そして、その手紙が一人の女性の元へ届く。聴力を失い絶望の中、青年ルードヴィヒが死と向き合っていたまさにその夜。吹きすさぶ嵐の音と共に見知らぬ女性マリーが幼い少年ウォルターを連れて現れる。マリーは全てが終わったと思っていた彼に、また別の世界の扉を開けて去っていく。新しい世界で、新たな出会いに向き合おうとするルードヴィヒ。しかしこの全ては、また新たな悲劇の始まりになるが…。
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