TBS、火曜19時「オトラクション」終了理由に言及 後番組にサンドウィッチマン新バラエティー
2022.03.09 13:52
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TBSの2022年4月期番組改編説明会が9日、オンラインにて行われ、よる7時より放送されていた「オトラクション」を終了し、お笑いコンビ・サンドウィッチマンによるバラエティー番組「サンドウィッチマンのどうぶつ園飼育員さんプレゼン合戦 ZOO−1グランプリ」をスタートさせることを発表した。
TBS「オトラクション」終了で後継にサンド新番組
「オトラクション」は2021年4月期よりレギュラー放送されているバラエティー番組。司会を西川貴教、霜降り明星(せいや・粗品)らが務めている。この同番組の終了理由について、編成部企画統括の福田健太郎氏は「視聴率的には苦戦を強いた」とした一方で、ゲーム、アトラクション番組を新たに編成したことについては「良いチャレンジだった」とコメント。この終了も前向きに踏まえ「ああいう企画を諦めるわけではなく、これからも前向きにチャレンジを続けていきたい」と子どもにも支持されるような番組を作りたいと意気込んでいた。
後番組となる「サンドウィッチマンのどうぶつ園飼育員さんプレゼン合戦 ZOO−1グランプリ」は全国の動物園から飼育員が集合し、自慢の動物を熱くプレゼンする動物園頂上決戦。3回の特番を経て、4月からいよいよゴールデンタイムでの全国レギュラー放送に昇格する。サンドウィッチマンの起用理由について、福田氏は「見ていてハラハラしないというか、おじさんたち2人が仲良い姿を見ているとほんわかできる。面白いところがサンドさんの魅力」と語っていた。
番組MCはサンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)、アシスタントはフリーアナウンサーの雨宮萌果。毎回多彩なゲストを招き、動物園頂上決戦を見守る。飼育員だからこそ知っている動物の“個性”にスポットを当てた熱血プレゼン合戦は、飼育員の愛情がたっぷり。
「イケメン」「貴重映像」など、部門ごとに飼育員さんの投票でグランプリを決定。No.1になった動物園には、肉や野菜など動物たちの大好物を贈呈する。自慢の動物たちのため、奮闘する飼育員たちの姿には注目。また、「○○が日本一の動物園」「超話題の飼育員さん」などタレントがロケで深掘りするコーナーも。さらに「世界の動物園」をめぐる新コーナーも。現地の飼育員がそこでしか見られない強烈な個性の動物や驚きの施設を紹介する。
TBS、2022年4月期改編のテーマは「“聖域”なき番組改革」
TBSのこの4月のテーマは「“聖域”なき番組改革」。4月の改編では、“火曜日と日曜日の強化”と“土曜⽇のリニューアル”を行う。火曜日はよる7時に「サンドウィッチマンのどうぶつ園飼育員さんプレゼン合戦 ZOO−1グランプリ」を編成し、タテ流れを強化。土曜日よる10時「情報7daysニュースキャスター」は、新たに脚本家・演出家の三谷幸喜氏が加入し、より一層の進化を目指すという。
また、昨年スタートした朝の帯番組「THE TIME,」と「ラヴィット!」については新たな視聴者を着実に獲得しており、今後もさらにブラッシュアップを図っていく。その他の継続番組についても、視聴者が“今”見たいものにこだわり、積極的にリニューアルをしていく予定だとしている。
昨今、動画配信やゲームなど、さまざまな娯楽で溢れる中、どうしたらTBSの番組を選択してもらえるか。今までの常識にとらわれることなく、“聖域”なき番組改革を実行し、視聴者に最高の“時”を届けることを目指す。
改編率は全日9.19%、ゴールデンタイム(19時~22時)18.57%、プライムタイム(19時~23時)25.18%(2022年3月9日現在)。(modelpress編集部)
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