佐藤寛太 (C)テレビ東京

佐藤寛太、4、5年越しの事実発覚「今知りました」寺島進に“進化”褒められる<駐在刑事Season3>

2022.01.14 06:00

1月14日にスタートする金曜8時のドラマ「駐在刑事Season3」(テレビ東京※初回2時間スペシャル)に出演する寺島進、北村有起哉、藤井美菜、市毛良枝が11日、オンライン記者会見に出席。また、佐藤寛太は別の場所からリモートで参加した。

  

「駐在刑事」Season3スタートに意気込み語る

かつては警視庁捜査一課の敏腕刑事、そして今は奥多摩の人々に“駐在さん”として親しまれている主人公・江波敦史を寺島が演じる同作。前作に引き続き、北村、笛木、佐藤、鈴之助、市毛ら豪華レギュラーキャスト陣に加え、新レギュラーとして藤井が出演する。

藤井美菜、寺島進、北村有起哉、市毛良枝 (C)テレビ東京
Season3スタートに際し、主演の寺島は「駐在刑事は2時間スペシャルから始まりまして、約10年経つんですけど、ずっと見続けてくれた駐在ファンの方に感謝すると同時に、ずっとやっていただいたレギュラーキャストの皆さん、全てのスタッフの皆さんに支えてもらってありがたいなと思って感謝しております。Season3が決まったからにはSeason2を超える物をまず作ろうと心がけていました。それはプロデューサーと監督と話し合っていましたので楽しみにしていただけたらと思います」と意気込んだ。

藤井美菜、新レギュラー決定に「純粋に嬉しい」

新レギュラーが決定した藤井は「まずは純粋に嬉しい。駐在刑事、私も拝見したことがありましたし、すごく長い間愛されてきた素敵な作品ということで、新しいメンバーとして参加させていただくことを光栄に思います」と喜び。

また演じる役柄について「30代の独身のお仕事バリバリ頑張ってきた女性という風にはじめは聞いていたので、自分自身も共感しながら、演じがいのある役だなと思ったんですけど、実際台本を開いてみると、それこそパワーバランスをものすごく崩す役と目の当たりにして、すごくプレッシャーにはなりまして、いいスパイスになれたらいいな、ならなきゃなと責任をすごく感じました。実際撮影が始まってみると、今までの撮影スタッフの方も役者さんも出来上がったチームだからこそ包容力があるというか、すごく受け止めてくださる状況が整っていたので、それに合わせて楽しく芝居させていただいたと思います。みどころとしては今回のシーズンは、20代30代のキャリアにおける葛藤だったりとか、悩みを描いているエピソードなどもあって、20代、30代の方々が共感できる部分がたくさんあるのではないかと思います」とアピールした。

佐藤寛太、成長褒められる 4、5年越しの事実が明らかに

藤井美菜、寺島進、北村有起哉、市毛良枝 (C)テレビ東京
また、長年同じメンバーで撮影している中で「この人ここが変わったな」というところはあるか尋ねられると、寺島は「寛太が変わりましたね」と佐藤の変化を紹介。「Season1の時は、寛太と2人のやりとりのところで2ページ1カットでいくっていうところがあったんですけど、結構噛んでたんですよ。でもそれが、3年4年経ってSeason3になった時にはスラスラとセリフを言いますし、この若さというか吸収力が早いというか凄く進化しているなと思いましたね」と成長を称賛。

また寺島は「あと寺島が変わりました(笑)。パワハラだなんだで、『馬鹿野郎』『この野郎』が少なくなりましたね(笑)」と自身が穏やかになったことも告白した。

すると佐藤は「めちゃくちゃ嬉しいです。Season1の時のこと、僕も覚えています。軽部翔平という役が記憶力が物凄くいい役で、メニューを一目見て覚えたりとか、殺人現場の証拠を何も手帳を見ずにペラペラ喋ったりとかするんです。こういうシーンがあるっていうのは台本で分かっているんですけど、Season1の時に監督が『このシーン1カットで行きます』と言ったときに『ひ~1カットですか?』となったのをすごく覚えています。もちろん覚えていってない訳じゃないんですよ!いろんなプレッシャーと恐れで噛み噛みの噛みだったのをすごく覚えています」とプレッシャーが多かった当時を回顧。

寺島は「これね、小林(義則)監督に、『小林監督、ここ1カットで行きましょうよ』って言って(笑)。ここで寛太はこれを経験したら、これを超えれば次絶対に自信になるんで良い意味で善処的にちょっと新人を鍛えよう!という…そんな小林監督との相談で(笑)」と過酷撮影の裏側エピソードを明かし、佐藤は「今知りました、それ!4年越し、5年越しですよ(笑)。本当ですか、嬉しいです!ありがとうございます!」と驚いていた。

また市毛は「寛太君が最初は、本当に全てササササっとなんでも覚えてつらつら言うっていうすごい嫌味な奴だったんですね。ちょっと本当になんだこいつはと思うような人だったんですけど、数年で丸くなりましたよね(笑)。あと、対応力、適応力が格段に上がったなっていう。大人転がしが上手くなって来たなという感じがいたします(笑)」と佐藤について暴露。佐藤は「何をおっしゃいます(笑)。俺だけ汗かいてますね、これ(笑)」とタジタジに。

藤井美菜、撮影初日に「チーム」感じる

撮影現場で「チーム」を感じた瞬間については、藤井が「本当に撮影の初日に『チーム』を感じまして。今回、かき乱す役って聞いて凄く緊張した状態で現場に入ったんですけど、しかも初日に結構重めのシーンで1日丸々撮影があったんですね。でもそういう時にふとした空いた時間に先輩方が1人ずつ順番に現れるんですよ。寺島さんがふっと現れて『セリフ多いから大変だよね』って声をかけてくださったかなと思ったら、次またふっとして北村さんが現れて…みたいな。順番に入れ替わり立ち替わりで…。私が思うにレギュラーの方々が一気に2~3人話しかけるともしかしたら圧をかけすぎてしまうんじゃないかっていう皆さんが凄く気を使ってくださったんじゃないかなと。すごく優しさを感じまして、それが記憶に残っていて一気に緊張がほぐれて、やっていけるんじゃないかと自信に繋がったので、これが駐在チームの優しさか!と思わされたのが初日でしたね」と共演者たちの優しさを明かした。(modelpress編集部)
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