“元NO.1キャバ嬢”椎名美月、出産後は「鬱のような状態に」自身を苦しめた“子育ての理想ルール”&辛い時期支えた存在明かす<モデルプレスインタビュー>
2021.12.21 21:00
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元すすきのNO.1キャバクラ嬢で、現在は会社を経営しながら雑誌「姉ageha」「PECHE」でも活躍する、椎名美月(しいな・みづき)。10代で出産を経験した彼女は当時、産後鬱のような精神状態だったと話す。椎名が自分を追い込んでしまった理由とは?辛い時期を支えてくれた存在や、シングルマザーの子育てで大切にしていることなども教えてくれた。
北海道札幌市の繁華街”すすきの”元NO.1キャバクラ嬢、椎名美月。18歳でキャバクラ嬢になり、3ヶ月でNO.1に上り詰めるも、半年後、結婚により退店。
出産・離婚を経験し、シングルマザーとして20歳でキャバクラに復帰後、すすきのNO.1キャバクラ嬢を決める「ミスナイツグランプリ」を受賞。北海道最大手グループ「BARCELONA GROUP」でも最高売上を記録したり、最年少で4年連続ナンバーワンになったりと、多くの功績を残した。
その後、雑誌「姉ageha」の専属モデルや、関西コレクションにも出演。 2019年、人気絶頂の中キャバクラ嬢を引退し、2020年には初著書「自分を信じる力」を出版。現在は「ビューティースリム専門店MEILLI(メイリー)」を札幌と表参道の2店舗で経営する社長として活躍している。
10代で出産を経験した椎名は、子育てから家事まで完璧にこなそうと意識するあまり産後鬱状態になってしまったことも。彼女が自身を苦しめていた「理想ルール」とは?
椎名:「子育ての理想ルールで自分を縛らない」ということです。初めての育児ということもあり、娘が生まれたばかりの頃は頑張りすぎてしまって、知らずしらずのうちに自分で自分を追い込んでしまっていたんです。
特に当時は専業主婦をしていたので、家事も育児も完璧にこなさなきゃという思いも強かった記憶がありますね。
― 常に気を張っている状態だったのですね。
椎名:はい。もちろん子どもは可愛いので、夜中に起きて母乳をあげたり、どうやったら泣き止むか試行錯誤したりすることは全く苦ではなかったのですが、常に不安でいっぱいだったし、心が晴れない状態が続いていて…。今思うと少し産後鬱のような状態になっていたなと思います。
― 当時は精神的に苦しい状態にあるという自覚はなかったのですか?
椎名:当時はそれが当たり前だと思っていたし、「みんな大変だけど乗り越えているんだから、私も1人で頑張らなきゃ」と必死だったので、産後鬱という自覚はありませんでした。あのときの自分に「もっと力を抜いていいんだよ」という言葉をかけてくれる人がいたら、また違っていたのかもしれないですね。
― 当時、ご自身を縛っていたルールにはどのようなものがあったのですか?
椎名: 1番は毎日家の隅々まで掃除をすることです。トイレや廊下など、毎日はやらなくて良いような場所まで完璧に綺麗にしないと気が済まなかったし、あまり使っていない部屋までピカピカにしていて…。今思うと「何であんなにやっていたんだろう」と思いますが、当時は全く疑問に思わずに、睡眠時間を削って掃除をしていました。
― 何事にも完璧を求めすぎていたのですね。精神的に追い込まれていた状態から開放されたきっかけはありましたか?
椎名:娘が成長したこともありますが、シングルマザーになったことが1番の理由だと思います。元夫は私が外部と交流することを嫌っていて、育児の悩みを母や友達に相談することでさえ許してもらえなかったので、離婚してから母に頼れるようになったことで、育児の緊張感が和らぎました。
育児中は子どものことで頭がいっぱいになってしまいがちですが、適度に息抜きをしたり、自分の体のことを考えたりする時間をとることも本当に大切だなと思います。
椎名:娘が成長する度に手はかからなくなっていくのですが、それがちょっぴり寂しい気持ちもあります(笑)。でも、フルタイムで働けるようになったことで子どもと一緒にいる時間が減ってしまったらいけないので、仕事とプライベートのメリハリをつけるということはより意識するようになりました。
椎名:そうですね。私もこれまでは「家に仕事を持ち込まない」ということで頭を切り替えていたので、在宅ワークが増えてから仕事とプライベートの区別が難しくなったと感じているんです。
私は経営者ということもあり、仕事量の調整や休日の管理も自分でしなければいけないので、業務を詰め込みすぎないようにしたり、休むと決めた日には仕事の連絡を控えたりしながら、家族との時間に集中できる環境作りを頑張っています。
― 参考になります!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
出身地:北海道
2021年4月より、インフルエンサー専門のサブスク型プレミアムファンクラブコミュニティプラットフォーム「COVERJU(カバージュ) by Mi-glamu(カバージュ)」でファンクラブ「しいなごと」を開設。限定写真や動画、様々な特典を展開している。
出産・離婚を経験し、シングルマザーとして20歳でキャバクラに復帰後、すすきのNO.1キャバクラ嬢を決める「ミスナイツグランプリ」を受賞。北海道最大手グループ「BARCELONA GROUP」でも最高売上を記録したり、最年少で4年連続ナンバーワンになったりと、多くの功績を残した。
その後、雑誌「姉ageha」の専属モデルや、関西コレクションにも出演。 2019年、人気絶頂の中キャバクラ嬢を引退し、2020年には初著書「自分を信じる力」を出版。現在は「ビューティースリム専門店MEILLI(メイリー)」を札幌と表参道の2店舗で経営する社長として活躍している。
10代で出産を経験した椎名は、子育てから家事まで完璧にこなそうと意識するあまり産後鬱状態になってしまったことも。彼女が自身を苦しめていた「理想ルール」とは?
椎名美月、自分を追い込んでいた“子育ての理想ルール”とは?
― 小学生の娘さんを持つ椎名さんですが、これまで子育てをする中で意識してきたことはありますか?椎名:「子育ての理想ルールで自分を縛らない」ということです。初めての育児ということもあり、娘が生まれたばかりの頃は頑張りすぎてしまって、知らずしらずのうちに自分で自分を追い込んでしまっていたんです。
特に当時は専業主婦をしていたので、家事も育児も完璧にこなさなきゃという思いも強かった記憶がありますね。
― 常に気を張っている状態だったのですね。
椎名:はい。もちろん子どもは可愛いので、夜中に起きて母乳をあげたり、どうやったら泣き止むか試行錯誤したりすることは全く苦ではなかったのですが、常に不安でいっぱいだったし、心が晴れない状態が続いていて…。今思うと少し産後鬱のような状態になっていたなと思います。
― 当時は精神的に苦しい状態にあるという自覚はなかったのですか?
椎名:当時はそれが当たり前だと思っていたし、「みんな大変だけど乗り越えているんだから、私も1人で頑張らなきゃ」と必死だったので、産後鬱という自覚はありませんでした。あのときの自分に「もっと力を抜いていいんだよ」という言葉をかけてくれる人がいたら、また違っていたのかもしれないですね。
― 当時、ご自身を縛っていたルールにはどのようなものがあったのですか?
椎名: 1番は毎日家の隅々まで掃除をすることです。トイレや廊下など、毎日はやらなくて良いような場所まで完璧に綺麗にしないと気が済まなかったし、あまり使っていない部屋までピカピカにしていて…。今思うと「何であんなにやっていたんだろう」と思いますが、当時は全く疑問に思わずに、睡眠時間を削って掃除をしていました。
― 何事にも完璧を求めすぎていたのですね。精神的に追い込まれていた状態から開放されたきっかけはありましたか?
椎名:娘が成長したこともありますが、シングルマザーになったことが1番の理由だと思います。元夫は私が外部と交流することを嫌っていて、育児の悩みを母や友達に相談することでさえ許してもらえなかったので、離婚してから母に頼れるようになったことで、育児の緊張感が和らぎました。
育児中は子どものことで頭がいっぱいになってしまいがちですが、適度に息抜きをしたり、自分の体のことを考えたりする時間をとることも本当に大切だなと思います。
椎名美月、娘の成長とともに意識も変化 在宅ワークで大切にしていることは?
― 現在娘さんは小学生ということですが、成長とともに娘さんとの向き合い方は変わりましたか?椎名:娘が成長する度に手はかからなくなっていくのですが、それがちょっぴり寂しい気持ちもあります(笑)。でも、フルタイムで働けるようになったことで子どもと一緒にいる時間が減ってしまったらいけないので、仕事とプライベートのメリハリをつけるということはより意識するようになりました。
― 在宅ワークが増えたことで、上手く切り替えができなくなったという人も多いですよね。
椎名:そうですね。私もこれまでは「家に仕事を持ち込まない」ということで頭を切り替えていたので、在宅ワークが増えてから仕事とプライベートの区別が難しくなったと感じているんです。
私は経営者ということもあり、仕事量の調整や休日の管理も自分でしなければいけないので、業務を詰め込みすぎないようにしたり、休むと決めた日には仕事の連絡を控えたりしながら、家族との時間に集中できる環境作りを頑張っています。
― 参考になります!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
椎名美月(しいな・みづき)プロフィール
生年月日:9 月 30 日出身地:北海道
2021年4月より、インフルエンサー専門のサブスク型プレミアムファンクラブコミュニティプラットフォーム「COVERJU(カバージュ) by Mi-glamu(カバージュ)」でファンクラブ「しいなごと」を開設。限定写真や動画、様々な特典を展開している。
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