M-1王者・錦鯉、“涙の理由”にコンビ愛溢れる 若手への感謝も「頭が上がらないです」
2021.12.20 10:26
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お笑いコンビ・錦鯉(長谷川雅紀/渡辺隆)が19日に都内で開催された「M-1グランプリ2021」にて優勝。生放送終了後、優勝者記者会見に出席し、17代目王者としての心境や、コンビとしてのこれまでについて語った。
錦鯉・長谷川雅紀、涙の理由は
「M-1グランプリ」は、漫才の日本一を決める大会。今回は史上最多となる6017組が参戦し、最終決戦には錦鯉、オズワルド(畠中悠/伊藤俊介)、インディアンス(田渕章裕/きむ)の3組が進出。最終審査を経て、錦鯉が悲願の優勝を果たした。心境を聞かれた渡辺は「夢のようで、まだ全然実感がわいていないですね」と笑顔でコメント。優勝後に大粒の涙を流した長谷川は、優勝を狙っていたと言い「結果が出た時に、相方の渡辺隆がですね、僕に抱き着いてきて。耳元で『ありがとう』って言ったんですよね。それで涙があふれて出てきちゃって。普段、人に『ありがとう』っていう人じゃないから」と暴露。
これに渡辺は「やめろよ」と照れ笑いを見せ、長谷川は「そんな人間だから、余計ギャップで、耳元で『ありがとう』って言われたから、そりゃ涙も溢れますよ!」と発言。渡辺は「(『ありがとう』と)言うタイプですよ」と続けて長谷川を笑わせていた。
長谷川雅紀「辞めようかなと思っていた時に」コンビ結成振り返る
誰に感謝の気持ちを伝えたいかに話が及ぶと、渡辺は「僕はやっぱり、一緒に住んでいる親父に。父に『優勝した』って伝えたいですね」と返答し、長谷川は相方の渡辺だと言い「錦鯉を結成するときに、渡辺隆は33歳で、僕は40歳だったんです」と回想。続けて長谷川は「僕は前のコンビを解散して、もう潮時かな・辞め時かなと思って、辞めようかなと思っていた時に、渡辺隆に声をかけてもらって。錦鯉を40歳で結成したあの時から歯車が動き始めて、時間はかかりましたけど、今こうして50歳で、こういった形になったっていうのは、本当に渡辺隆に感謝です」とコメント。これに渡辺は「組んでよかったって感じですね。よかったですね」と語った。
錦鯉、若手に感謝も「頭が上がらない」
その後、芸歴が長いコンビとしての優勝に話が及ぶと、長谷川はライブで共演してきた若手芸人たちについて「ちゃんと僕らを受け入れてくれた」と振り返り「『うっとうしいな』とか『ちょっと違うんじゃない?』みたいな感じじゃなくて、ちゃんと受け入れてくれた、周りへの感謝っていうのはありますね」とも。これに頷いた渡辺は「そうですね。本当に若手に感謝ですね。その点は、僕らをライブとかでも呼んでくれたりとか。同じように扱ってくれたりとか。本当に、今の若手には頭が上がらないです(笑)。ありがたいことです」と話していた。(modelpress編集部)
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