モデルプレスのインタビューに応じた長濱ねる(C)モデルプレス

長濱ねる、指原莉乃から刺激 最近の注目アイドルは?<「TOKYO IDOL FESTIVAL 2021」インタビュー>

2021.08.18 18:00

2021年10月1日~3日の3日間、お台場・青海周辺エリアにて開催される「TOKYO IDOL FESTIVAL 2021」(以下、TIF)。チェアマンは、2017年から4年連続で務めた指原莉乃から、長濱ねる(ながはま・ねる/22)にバトンタッチされた。アイドルを卒業してから初めてのアイドルイベントに参加する心境は?指原から受けた刺激も明かした。<モデルプレスインタビュー>

  

長濱ねる、大役抜擢に本音

長濱ねる(C)モデルプレス
― チェアマン就任の率直な感想をお願いします。

長濱:日本中のアイドルの方とファンの方の、熱いエネルギーの交流を見られるので、すごくワクワクしています!前任が指原さんなので、最初は「自分じゃチェアマンは務まらない」と思っていました…。アイドルさんたちの魅力を引き出すというのは、すごく責任が大きいものだと思うので、ちょっと怖気づいてしまいました。

― 大きな抜擢な分、責任も大きいですもんね。そこから頑張ろうと決意した理由は何でしたか?

長濱:アイドルさんは、ステージ裏でもドキドキ、ワクワクしていらっしゃる印象があって、対バンやフェスのパフォーマンスでは、新たな方にも好きになってもらうぞという気合いが感じられるし、自分たちもそういう気持ちでステージに出ていたので、普段とは違うパフォーマンスが見られる機会だと思うんです。

ファンの方の真っ直ぐな愛や素直に応援する姿もとても熱いですし、そういう思いを直に感じられる現場で、多様なアイドルさんたちが多様なパフォーマンスされるのを間近で見てサポートできるのは貴重な機会だと思ったので、やってみたいなと思いました。

長濱ねる、指原莉乃から刺激

長濱ねる(C)モデルプレス
― 今回の抜擢は長濱さんにとっても挑戦となると思いますが、心境はいかがですか?

長濱:普段はありのままに背伸びせずに活動をしているのですが、今回はたくさんのアイドルの方とファンの方の気持ちが乗っているイベントなので、自分自身も気合いを入れて、前もって準備しています。アイドルさんが楽しく過ごせる1日になるように、そのお手伝いができるように頑張ります!

― 前任の指原莉乃さんからは何かアドバイスはいただきましたか?

長濱:「楽しみながら、水分補給しながら、頑張ってね」と言ってくださりました。「本番行こうかな」ともおっしゃっていたので、私も心強いですし、ぜひ来て欲しいなと思っています!

長濱ねる(C)モデルプレス
― 指原さんはアイドルの先輩でもあり、芸能界の先輩でもありますが、刺激を受けたことはありますか?

長濱:指原さんは唯一無二で、輝かれている方。いつも自然体で、ナチュラルで、誰のことも傷つけなくて、面白くて、本当に尊敬できる先輩です!第一に、自分自身が楽しんでいる姿が印象的なので、私もアイドルの方と一緒の気持ちでTIFに参加できたらなと思います。

今まで歌番組とかで指原さんとお会いしたことはあったのですが、直接1対1でお話しする機会はなかったので、今回TIFのチェアマンバトンタッチをきっかけに対談の機会をいただけて、本当に嬉しい時間でした。対談後に、こっそり「連絡先を教えてください」と自分から声をかけたので、わからないことがあったらお言葉に甘えて相談してみたいなと思います。

長濱ねる、アイドルではなくチェアマンとしてステージに立つ心境

長濱ねる(C)モデルプレス
― 長濱さんはこれまでアイドルとしてTIFのステージに立たれていましたが、その時とチェアマンとしてステージに立つ心境は違いますか?

長濱:全く違うものになると思っています。アイドルのお仕事を退いてから初めてアイドルさんと関わる現場なので、自分も楽しみつつ、聞き手に徹して魅力を引き出すことに重きを置いてやっていきたいです。同世代の子や自分より年下の子も多いと思うので、一緒になって盛り上がれたら楽しいかなと思います!

― 今年のTIFに期待していることはありますか?

長濱:世の中全体が閉鎖的な雰囲気の中でも、こういうライブイベントは人の心を動かしてハッピーにするものだと思うので、皆さんの日々のもどかしさを爆発させて、楽しく熱い日になったら嬉しいですね。

長濱ねる(C)モデルプレス
― アイドル界全体を客観的に見る機会が多くなって、気づいたことはありますか?

長濱:日本のアイドル文化は本当に特殊だなと思います。バラエティに富んだいろんなカラーを持ったアイドルさんがいるのは、日本ならではのカルチャーだし、誇れるものだと思うので、そういうアイドル文化に間近で触れて、自分自身も刺激になるものを吸収できたらなと思います。

― 長濱さんが最近注目しているアイドルさんはいますか?

長濱:でんぱ組.incさんや私立恵比寿中学さんとかです!

長濱ねる、活動スタートから1年の変化

長濱ねる(C)モデルプレス
― 2020年7月に新たに活動をスタートさせてから1年が経ちますね。この1年で様々な活動をする中で、今後のビジョンは明確になりましたか?

長濱:この1年間、いろんなお仕事をさせてもらえて、新しい人と出会ったり、新しい世界を広げられたりしているのがとにかくすごく楽しいです!あと1~2年くらいはいろんなこと挑戦しつつ、書くことなど少しずつ自分の核となることを極めていけたらなと思います。

― この1年を振り返って、率直にいかがですか?

長濱:今まではお仕事のことしか考えていなかったのですが、この1年間で出会った芸能の先輩や作家さんは、私生活や自分の時間を大切にされている印象があったので、私も仕事以外の部分で、趣味や新しいものに挑戦してみました。

そういうものに目を向けるようになってから、少しずつお仕事にも良い影響が出てきて、書く文章がちょっと変わったり、社交的になれたり、ちょっとずつ人としても変われたかなと思います。

長濱ねる(C)モデルプレス
― プライベートで新しく始めたことは何ですか?

長濱:最近はサイクリングを始めました!地元の友だちがすごくアクティブな子で、今は気軽に旅行に行けないけれど、近場で自然を見に行ったり、外に引っ張り出してくれたりするんです。その子の影響で、外に出るのはやっぱり良いなと思って、マイ自転車を買いました。まだ全然始めたてなのですが、これから趣味にできたらなと思います!

あとは、インド・スリランカ発祥の伝統医学であるアーユルヴェーダのオイル療法・シロダーラにハマっています。癒やしを求めてリラクゼーションを探すことが好きです。

長濱ねるの夢を叶える秘訣

長濱ねる(C)モデルプレス
― 最後に、長濱さんがこの1年で感じた夢を叶える秘訣を教えてください。

長濱:ちっちゃなことでも良いので、夢を自分の中で明確にすることです。私の最近の夢は、お庭のあるお家に住むことなのですが、そういう身近なこととかでも良いので、書き出したり、明確にしたりして、友だちやお仕事の人など、人に話すことによって自分の中でも軸になっていくと思います。

私も、作家の西加奈子さんに「本が好きでこんなことをしたいんです」と言ったら、ほかの作家さんを紹介してくださったこともあったので、口に出すことが1番なのかなと改めて思いました。

― 最後に、TIFに集まるファンの方に向けてメッセージをお願いします。

長濱:まずは、水分補給をしながら楽しんで欲しいなと思います!私も精一杯チェアマン1年生として頑張らせていただくので、皆さんも熱いお祭りを一緒に作っていただけたらなと思います。

― ありがとうございます。TIFでの活躍、楽しみにしています!

(modelpress編集部)

長濱ねる(ながはま・ねる)プロフィール

長濱ねる(C)モデルプレス
1998年9月4日生まれ。O型。長崎県長崎市出身。3歳から7歳まで、長崎県の五島列島で育つ。2015年「欅坂46」のメンバーとしてデビュー。2019年7月にグループを卒業し、2020年7月にドキュメントバラエティ「セブンルール」(カンテレ・フジテレビ系)で新たなスタートを切った。現在は「ダ・ヴィンチ」のエッセイ連載や、「legato ~旅する音楽スタジオ~」(MUSIC ON! TV/毎月最終金曜深夜1時)、「POP OF THE WORLD」(J-WAVE/毎週土曜朝6時)でMCを務めるなど、活動の幅を広げている。
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