窪塚洋介、19年ぶりドラマ主演の心境「浦島太郎みたい」<上下関係>
2021.07.27 16:18
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俳優の窪塚洋介と女優の大島優子が27日、都内で行われたLINE NEWS VISION「上下関係」(7月30日より毎週金曜18時~配信、約10分×全10話)の完成披露発表会に、共演の河合優実、降谷建志、田中麗奈、でんでん、板尾創路、メガホンをとった柿本ケンサク監督とともに出席した。
窪塚洋介、縦型短尺ドラマ「スマホで楽しんで」
本作は、上下関係に厳しい田舎から上京した本田小夏(河合)が、一人暮らしに選んだアパート「メゾンピルグリム」に住む、クセのある“下層”の人間たちとの間で起こる不可解な事件を通し、アパートに隠された謎、そして様々な上下関係が浮き 彫りにする驚愕の真実を突き付けられる、縦型でしか描けない新感覚のミステリードラマとなっている。縦型短尺ドラマである本作を見た感想を求められると、窪塚は「見慣れた画角での見慣れないストーリーというキャッチコピーがあるんですけど、まさにそういう感じで先日、楽しませていただきました」といい、「スマホで楽しめるというのがポイントだと思うので、ぜひご自分のスマホで楽しんでいただけたらなと思います」とアピール。
大島優子「まるで自分に問いかけられているかのよう」
大島は「自分のスマホを手に持ってイヤホンをしながら見たんですけど、自分の耳の近くでみなさんのセリフと音楽が聞こえてきたりして、自分の手で持っているので、まるで自分に問いかけられているかのような感触を得て、これが縦型の面白いところなんだなと気づきました」と目を輝かせ、「ぜひみなさんも、手の持っている感触での体験というものを味わってほしいなと思います」とオススメした。19年ぶりのドラマ主演の窪塚洋介「浦島太郎みたい」
また、本作が19年ぶりのドラマ主演となる窪塚は「さっき19年ぶりだと言われて、なんか浦島太郎みたいだなと思ったんですけど、自分からすると“そんなに経っていたのか”って感じで、でもそう言われれば、短い期間での撮影だったけど、座長をやるということの責任だったり、楽しさだったり、現場を作って役を演じるということができる座長というポジションを楽しんでいたんだなと改めて思い返していました」と言葉に。今回はミステリアスな役柄を演じたが、役作りでの苦労や工夫した点を聞かれると「とある理由で特殊なポジションをやらせてもらっていて、割と古風な喋り方だったり、独特の言い回しだったり、含みのあるセリフが多かったので、そういうところを自分自身に馴染ませてやるということと、僕の役はちょっと特殊なワンシチュエーション縛りがあって、同じようなシチュエーションでほとんど河合ちゃんとの芝居になっていたので、一つひとつの意味だったりを噛み締めて、違いだったりを表現するというのは、いつもより意識していたかなと思います」と明かした。
『上下関係』で思い出す人とは
そして、本作のタイトルにちなみ“『上下関係』と聞いて思い出す人”を質問されると、窪塚は“Rock Star 2つとなり”と描き、降谷から「小生ですか?(笑)」と声をかけられると、「ここはやっぱりね。っていいながら建志くんは1個上なんですけど、ちょいちょいタメ口ですいません」と謝罪しつつ、「建志くんもそうなんですけど、割と上下関係というのが身についちゃっているみたいなところがあって、かと言って年下に対しても上から行こうとか思わないんだけど、誰とでも敬意を持って会いたいなというのはあります」と返答。大島は“スポーツ選手”と書き「逆に上下関係がないほうを選びました。今もオリンピックでいろんな競技を見ていて、柔道でも兄弟で金メダルを取って、スケボーでも13歳が金メダルを取ったりして、年齢だとか国もありますけど、上下というものを感じないっていうのが今、すごく感じています。アスリートの今のシェアハピな感じがいいなと思いました」と語った。
なお、様々なサンクス企画も発表され、最終的に累計視聴回数が300万回を突破したら、『上下関係』のディレクターズカットによる縦型映画プロジェクトが始動することが発表された。(modelpress編集部)
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