「金曜ロードショー」ジブリの名作3週連続放送決定 「もののけ姫」ほか
2021.07.16 06:00
views
日本テレビ系「金曜ロードショー」(毎週金曜よる9時~)にて、8月13日から3週連続でスタジオジブリ作品を放送することが決定。13日に『もののけ姫』、20日に『猫の恩返し』、27日に『風立ちぬ』をノーカット放送で送る。
ジブリ作品3週連続で放送決定
第1夜となる13日に放送されるのは、宮崎駿監督渾身の大作『もののけ姫』。1997年の公開当時、日本映画の興行収入記録を塗り替え、日本だけではなく世界が驚愕、絶賛した圧倒的な傑作。公開から24年、困難な時代を迎えた今だからこそ、全てを受けいれて明日を目指すアシタカの姿が、新たな気づきをもたらしてくれる。宮崎監督が込めたメッセージを感じられる作品となっている。第2夜となる20日に放送されるのは、宮崎企画、森田宏幸監督の青春冒険ファンタジー『猫の恩返し』。どこにでもいる普通の女子高生が、ある日突然猫の国へ招かれる事に。今を生きることの大切さをさわやかに描いた優しい物語だ。
27日の第3夜は、宮崎駿監督作品『風立ちぬ』を放送。飛行機作りに情熱を注いだ実在の人物、堀越二郎をモデルにし、大胆に空想を交えてて描く、夢に向かってまっすぐ生きる青年の物語。大空への憧れ、時空を超えた友情、切ない夫婦愛。宮崎監督の想いが詰まった感動作となっている。なお、8月27日には、スタジオジブリ最新作『劇場版 アーヤと魔女』が全国公開される予定。
鈴木敏夫プロデューサー コメント
鈴木は「『もののけ姫』から24年…あっという間です」と振り返り、「宮さんは今、元気に『君たちはどう生きるか』を制作中。8月27日公開予定の『アーヤと魔女』も、よろしくおねがいします」とメッセージを送った。(modelpress編集部)「もののけ姫」(1997)あらすじ
北の果てに住む一族の青年・アシタカは、“タタリ神”という怪物に姿を変えたイノシシに矢を放ち、死の呪いを受けてしまう。呪いを絶つ方法を探す旅に出たアシタカは、西へむかい、旅の途中、森の中で山犬に育てられた不思議な少女・サンと出会う。アシタカは、すべての生命を司るシシ神の住む“シシ神の森”を経て、製鉄場“タタラ場”にたどりつく。タタラ場を襲撃するサン。2人はおおいなる運命の渦に飲みこまれていく。「猫の恩返し」(2002)あらすじ
高校生のハルは普通の女の子。車に轢かれそうになった猫を助けたが、その猫が猫の国の王子様だったため“恩返し”に猫の国に招待されることに。「このまま、猫になってもいいかも…」と思った瞬間、ハルは徐々に猫の姿になっていき、一見天国に思えた猫の国の恐ろしさにはじめて気づいていく。その時、ハルを救うべく、猫の男爵・バロンが颯爽と現れる。「だめだハル、自分を見失うんじゃない」。はたしてハルの運命は?「風立ちぬ」(2013)あらすじ
かつて、日本で戦争があった。大正から昭和へ、1920年代の日本は、不景気と貧乏、病気、そして大震災と、まことに生きるのに辛い時代だった。そして、日本は戦争へ突入していった。当時の若者たちは、そんな時代をどう生きたのか?イタリアのカプローニへの時空を超えた尊敬と友情、後に神話と化した零戦の誕生、薄幸の少女菜穂子との出会いと別れ。この映画は、実在の人物、堀越二郎の半生を描く。
【Not Sponsored 記事】