“元No.1キャバ嬢”椎名美月、トップに上り詰めるまでの努力「睡眠時間が1時間のことも…」過酷環境乗り越えられた理由は?<モデルプレスインタビュー>
2021.05.20 20:00
元すすきのNO.1キャバクラ嬢で、現在は会社を経営しながら雑誌の専属モデルとしても活躍する、椎名美月(しいな・みづき)。シングルマザーを公表しながらも、トップキャバクラ嬢となった彼女の地道な努力や、引退してからの新たな挑戦について聞いた。
元NO.1キャバ嬢、椎名美月
北海道札幌市の繁華街”すすきの”元NO.1キャバクラ嬢、椎名美月。18歳でキャバクラ嬢になり、3ヶ月でNO.1に上り詰めるも、半年後、結婚により退店。出産・離婚を経験し、シングルマザーとして21歳でキャバクラに復帰後、すすきのNO.1キャバクラ嬢を決める「ミスナイツグランプリ」を受賞。北海道最大手グループ「BARCELONA GROUP」でも最高売上を記録したり、最年少で4年連続ナンバーワンになったりと、多くの功績を残した。
その後、雑誌「姉ageha」のレギュラーモデルや、関西コレクションにも選出。2019年、人気絶頂の中キャバクラ嬢を引退し、2020年には初著書「自分を信じる力」を出版。現在は「ビューティースリム専門店MEILLI(メイリー)」を札幌と表参道の2店舗で経営する社長として活躍している。
椎名がNO.1キャバクラ嬢に上り詰めるまでには、どのような苦労があったのだろうか。
椎名美月、NO.1になるまでの努力
― 椎名さんは約3ヶ月でNO.1キャバクラ嬢になったとお聞きしましたが、NO.1になるために努力したことはありましたか?椎名:18歳で初めてキャバクラで働き始めたときは、とにかくたくさんのお客様の接客をさせていただいて、連絡先を交換して、電話帳に入っている方全員に毎日連絡をしていました。お客様が日中活動されている時間が良いと考えて、睡眠時間や娘との時間の合間に、朝や夕方に連絡を取るようにしていましたね。
― 夜に働きながら毎日全員に連絡をするのはすごく大変ですね…!名前が徐々に広まってきてから、周りの変化はありましたか?
椎名:北海道以外から飛行機に乗って来てくれる方や、女性の方など、幅広いお客様が来てくれるようになりました。特にインスタグラムを始めてからはお店に問い合わせが増えて、女性のお客様もたくさん来店してくれるようになりましたね。キャバクラ嬢時代は指名をいただけることが1番嬉しくて、やりがいにも繋がっていました。
過酷だったキャバクラ嬢時代と、引退後の変化
― キャバクラ嬢時代、最も大変だったことを教えてください。
椎名:睡眠時間がとれないことが1番大変でした。他のキャバクラ嬢の方は、夜に起きて仕事に行き、朝に帰宅して寝るような生活をしていたのですが、私は娘がいたり会社を経営したりしながらキャバクラ嬢をしていたので、昼間は普通に働いて、1~2時間睡眠をとって、夜キャバクラ嬢の仕事をするという生活を長く続けていて…。大変な毎日でしたが、応援してくれていた方や一緒に住んでいた家族がたくさん支えてくれたおかげで、乗り越えることができていました。
― キャバクラ嬢を引退してから、生活の中で大きく変わったことはありますか?
椎名:1番は睡眠時間がとれるようになったことです!そして、何より娘と一緒に寝られるようになったことがすごく嬉しいですね。娘が小学生になって手がかからなくなってきたこともあって、以前より仕事と子育ての両立に苦労することも少なくなりました。
椎名美月、経営者としての新たな夢
― 今では経営者となった椎名さんですが、経営の勉強はどのようにされたのですか?椎名:完全に独学で勉強しました。これまで経営に触れたことがなかったので、本をたくさん読んだり、周りにいる経験者の方に分からないことを都度聞いたりしていました。キャバ嬢のときに経営者のお客様がたくさんいらっしゃったので、コミュニケーションの中で経営のお話を聞ける機会が多かったことにも感謝しています。
― 現在の、椎名さんの夢や目標はありますか?
椎名: 私自身がエステサロンに通っていた時に、見た目が痩せてお肌が綺麗になることで自信がつき、自己肯定感があがって、心も健康になるという経験をしたので、もっと色んな方にこの素晴らしい経験を体験してもらいたいなと思います。
個人の目標だと、美容の知識を活かして、何歳になっても美容について発信していくことです。女性はいくつになっても綺麗でいたいと感じると思うので、年齢に合わせた、年代別のスキンケアや美容法を広めていける1人になりたいと考えています!
― 今後の活躍を楽しみにしています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
椎名美月(しいな・みづき)プロフィール
生年月日:9 月 30 日出身地:北海道
2021年4月より、サブスク型プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム(Mi-glamu)」でファンクラブ「しいなごと」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。
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