有村架純「コントが始まる」通じて感じたこと明かす
2021.04.28 13:00
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女優の有村架純が28日、都内で行われたイベントに出席。2021年前半を振り返った。
有村架純、イベント冒頭で朗読披露
イベント冒頭の演出で、朗読を行なった有村は「こういった場で朗読することはなかったので、すごく緊張しました。実はつい先日、朗読劇をやらせていただいたんですけど、そのときと同様に緊張しました(笑)」と吐露。同イベントにちなみ、有村自身はどんな力を世の中に届けたいか尋ねられると「私はお芝居をさせていただいているので、作品を通して届けていきたいなという思いがあるので、自分が現場でできることを常に100%出すことを目標に、その思いがみなさんに届いてくれたら理想だなと思いながらお仕事をさせていただいております」と胸の内を明かした。
有村架純、2021年前半を振り返る
また、2021年を振り返っての感想を求められると「もうそんなにときが経ったんですね。年が明けてからも映画やドラマの現場に入って、今もドラマに参加させてもらっていますけど、あっという間に過ぎて行く(笑)」と笑いつつ、「でも去年の12月から入って年をまたいで作品をずっと撮っていたものがあったんですけど、その現場で改めて気付けたことが自分の中であったので、それに気付けて本当によかったなという風に思いまして、そこからまた少し、自分の中で作品やお芝居に対することへの変化があるのかなって、節々で感じることがあるので、とてもいい前半戦を過ごせたのかなと思っています」と充実した表情を浮かべた。
さらに、現在放送中のドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)に出演している有村は、普段では見られない表情や姿が見られると声をかけられると「人って笑いの中にちょっとした悲しみだったり、そういったものが内包されているから、笑いってグッとくるのかなと思ったり、笑うことに関してすごく深いんだなというのを最近感じていて、笑うって本当に尊いなって思いましたね」と語った。
有村架純、過去最長の「お~い!」披露
5月17日から放映開始される新CMに出演する有村。広大な茶畑の中心で「お~い!」と叫んでいる姿が印象的な作りとなっているが、同社の社員から過去最長の4.32秒叫んでいることが明かされると、有村は「さっき流れているのをチラッと見させていただいたんですけど、思わず『長いなあ』って言っちゃったんです(笑)」といい、「CM撮影をするたびに毎回撮らせていただいているので、使い回しではないんです(笑)」と微笑んだ。また、家でもお茶を飲んでいるそうで「最近はTパックを活用することがありますね。でも時間があるときにお茶を飲むということよりも、お茶を淹れる時間を楽しむという大人の余裕があったらいいなと思います」と理想を語り、「(現状は)じっくり丁寧に、何も考えないでお茶を淹れて飲む、(そういった)ゆったりとした時間の流れを楽しむ余裕がない(笑)。そういう時間を楽しめたときに“大人になったんだな”と思えそうだなという漠然としたイメージなんですけど、忙しくしている日々の中でも、そういった時間を大切にできる大人になりたいと思います」と目を輝かせた。
さらに、茶道をやっているという有村は、始めたきっかけを聞かれると「もともと高校生のときから興味があったんですけど、このお仕事を始めて、茶道をするにもお金がかかりますし、まだそこにたどり着く余裕がなかったので、25歳になったときに、年齢の節目というか、始めるには今のタイミングがいいと思って始めました」と答え、茶道から得たものを問われると「所作を頭で覚えようとするとまったく覚えられないんですよね。体が勝手に覚えるものというか、振り付けじゃないけど、流れるように体の中から勝手に出てくるもので、それがお芝居も同様で、頭で考えているだけだと頭でっかちになって萎縮してしまって何も表現できなくなる。それが芝居と繋がるところがあるのかなと感じました。あとは何も考えない時間が必然的にできるので、自分の中の気持ちをリセットするとか、そういったことにとても役立っています」と微笑みながら話した。(modelpress編集部)
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