“踊らないジャニーズ”風間俊介、ダンス絶賛される「すごくキレッキレ」<パークビューライフ>
2021.04.07 04:00
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俳優の風間俊介が6日、東京・世田谷パブリックシアターで行われた舞台「パークビューライフ」(4月7日より東京・大阪・愛知にて上演)の開幕直前取材に、共演の倉科カナ、中川翔子、前田亜季とともに出席した。
本作は、孤独な人生を送っていた男性が、職を失った冴えないアラサーシングル女性3人と共同生活を送ることになる怒涛の会話劇で、性格のまったく違う4人が、互いの欠点も含めてともに生きていく、最強の仲間がここに誕生。コロナ禍の今と重なる、ほろ苦くも心温まるエピソードを綴る。
本番を直前に控えての意気込みを聞かれると、大きな公園を望むヴィンテージマンションの最上階に住み、人と関わることなくずっと絵だけを描いて生活している成瀬洋役を演じる風間は「この物語は今を描いた物語です。人との接触だったり出会いみたいなものが難しくなった今だからこそ、人と新たに出会ったり、人と一緒に暮らす決意の大切さがしっかりと描かれていると思うので、今を生きるみなさんに見ていただけたらと思う作品です」とアピールし、瀬戸内海の小さな島出身で、ツッコミ役になりがちな超普通の人・上賀玉枝役を演じる倉科は「約1時間40分の怒涛の会話劇となっております。物語自体はとても温かいんですけど、私たちはエレルギーMAXで演じていますので、たくさんの方に来ていただいて、このエネルギーを少しでも受け取っていただけたら嬉しいなと思います」と力を込めた。
また、セリフも膨大だそうで、苦労したかと聞かれた風間は「始まったときは“覚えられるのか…?”とまったく自信がなかったんですけれども、この3人と一緒にやっていて、実際にキャラクターになって対峙して、徐々に体に馴染んで今日を迎えているという感じなので、この3人に助けられてなんとか覚えられたという感じですね」と感謝し、稽古場の雰囲気については「ギュッと集まって喋るというのは難しいんですけど、舞台なので自然と声が出ている中、距離をとって大きな声で話していたって感じですね。この3人娘が仲良く喋っているんですけど、僕はときどきその中に入っていけずに羨ましそうに見ているというときもあったんですけど、(ストーリー的に)3対1というのも大事な構図なので、それを楽しんでいました」と笑顔交じりで話した。
また、幼馴染を演じる女優陣3人は、相当仲がいいそうで、倉科は「友だちというのを超えてきてるよね。楽屋が3人一緒なんですけど、私、昨日食べすぎて、今日1人でYouTubeを見て痩せるダンスをずっと踊っていたんですけど(笑)、それも受け入れてくださって、家族みたいになってきたなって最近、思います」と声を弾ませた。
さらに、劇中では軽いダンスも披露するそうで、中川は「風間さん、踊らないジャニーズって言いますけど、すごくキレッキレなんです。私たちができないので、誰よりも教えてくれるんですよ」と打ち明けると、風間は「でもジャニーズの中ではもう踊れないほうだけどね(笑)。その集団の中だと落ちこぼれなんだけど、ちょっと外に行くと『踊れるじゃん』って」とニッコリ。続けて風間は「(劇中では)踊るというほどのものではないんですけど、あの頃の自分を呼び起こすような瞬間はありますね」と胸を張った。
最後に、PRコメントを求められた風間は「今、劇場に来てくださるというのは、物語を愛してくださって、物語を求めてくださるみなさんだと思うんですね。よく演劇が“不要不急”って言われたんですが、人によってだと思うんです。自分に物語が必要だ。今、豊かな時間が必要だと感じた方は、ぜひとも世田谷パブリックシアターに来ていただいて、この物語を受け取って帰っていただけたら、今いる世界を愛おしく思って、コロナ禍が明けたあとに多くの人たちと話してみたいとか、一歩踏み出してみたいとか、そんな優しい気持ちを持って帰っていただけると思うので、ぜひ見ていただけたらなと思います」と熱く語った。
(modelpress編集部)
本番を直前に控えての意気込みを聞かれると、大きな公園を望むヴィンテージマンションの最上階に住み、人と関わることなくずっと絵だけを描いて生活している成瀬洋役を演じる風間は「この物語は今を描いた物語です。人との接触だったり出会いみたいなものが難しくなった今だからこそ、人と新たに出会ったり、人と一緒に暮らす決意の大切さがしっかりと描かれていると思うので、今を生きるみなさんに見ていただけたらと思う作品です」とアピールし、瀬戸内海の小さな島出身で、ツッコミ役になりがちな超普通の人・上賀玉枝役を演じる倉科は「約1時間40分の怒涛の会話劇となっております。物語自体はとても温かいんですけど、私たちはエレルギーMAXで演じていますので、たくさんの方に来ていただいて、このエネルギーを少しでも受け取っていただけたら嬉しいなと思います」と力を込めた。
また、セリフも膨大だそうで、苦労したかと聞かれた風間は「始まったときは“覚えられるのか…?”とまったく自信がなかったんですけれども、この3人と一緒にやっていて、実際にキャラクターになって対峙して、徐々に体に馴染んで今日を迎えているという感じなので、この3人に助けられてなんとか覚えられたという感じですね」と感謝し、稽古場の雰囲気については「ギュッと集まって喋るというのは難しいんですけど、舞台なので自然と声が出ている中、距離をとって大きな声で話していたって感じですね。この3人娘が仲良く喋っているんですけど、僕はときどきその中に入っていけずに羨ましそうに見ているというときもあったんですけど、(ストーリー的に)3対1というのも大事な構図なので、それを楽しんでいました」と笑顔交じりで話した。
また、幼馴染を演じる女優陣3人は、相当仲がいいそうで、倉科は「友だちというのを超えてきてるよね。楽屋が3人一緒なんですけど、私、昨日食べすぎて、今日1人でYouTubeを見て痩せるダンスをずっと踊っていたんですけど(笑)、それも受け入れてくださって、家族みたいになってきたなって最近、思います」と声を弾ませた。
さらに、劇中では軽いダンスも披露するそうで、中川は「風間さん、踊らないジャニーズって言いますけど、すごくキレッキレなんです。私たちができないので、誰よりも教えてくれるんですよ」と打ち明けると、風間は「でもジャニーズの中ではもう踊れないほうだけどね(笑)。その集団の中だと落ちこぼれなんだけど、ちょっと外に行くと『踊れるじゃん』って」とニッコリ。続けて風間は「(劇中では)踊るというほどのものではないんですけど、あの頃の自分を呼び起こすような瞬間はありますね」と胸を張った。
最後に、PRコメントを求められた風間は「今、劇場に来てくださるというのは、物語を愛してくださって、物語を求めてくださるみなさんだと思うんですね。よく演劇が“不要不急”って言われたんですが、人によってだと思うんです。自分に物語が必要だ。今、豊かな時間が必要だと感じた方は、ぜひとも世田谷パブリックシアターに来ていただいて、この物語を受け取って帰っていただけたら、今いる世界を愛おしく思って、コロナ禍が明けたあとに多くの人たちと話してみたいとか、一歩踏み出してみたいとか、そんな優しい気持ちを持って帰っていただけると思うので、ぜひ見ていただけたらなと思います」と熱く語った。
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】