(上段左から)西畑大吾、山本舞香(下段左から)百田夏菜子、生瀬勝久(C)テレビ朝日

山本舞香、なにわ男子・西畑大吾ら、関ジャニ∞横山裕主演「コタローは1人暮らし」追加キャスト発表

2021.03.23 05:00

関ジャニ∞の横山裕が主演を務める4月24日スタートのテレビ朝日系ドラマ『コタローは1人暮らし』(毎週土曜よる11時30分~深夜0時)に、女優の山本舞香、関西ジャニーズJr.内グループ・なにわ男子西畑大吾らが出演することが決定した。

  

横山裕主演「コタローは1人暮らし」

累計部数100万部を突破した津村マミ氏の人気コミックを初の映像化、横山が初めて連続ドラマの主演を飾ることで早くも話題のハートフル・コメディー『コタローは1人暮らし』。

売れない漫画家・狩野進を横山が、1人暮らしの訳アリ5歳児・さとうコタローを子役界のニュースター・川原瑛都が演じることはすでに発表済みだが、このたび、そんな2人を取り巻く個性的な人物を演じるキャスト陣が決定した。

山本舞香、キャバクラ嬢役でヒロイン

ヒロイン・秋友美月を演じるのは山本。映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』『今日から俺は!!劇場版』、ドラマ『ハケンの品格』第2シリーズなど多数の作品に出演するほか、サバサバとしたキャラクターでバラエティー番組にも引っ張りだこの山本が、狩野進(横山裕)やコタローと同じアパートで暮らすキャバクラ嬢・美月に息を吹き込む。

この美月、いつも明るく元気な女性だが、実はヒモの彼氏にお金をせびられているという深刻な悩みを抱えている。「コタローちゃんの前では明るい美月ですが、実は密かに抱えているものがあるので、その裏表をしっかり表現していきたいです」と語る山本は、美月の複雑な心情をどう表現するのか。そして、大人でも気づかない美月の表情の変化に、何かを感じとったコタローは…?コタローが引っ越してきたことで、隣人ながら初めて出会った狩野も少しずつ気になる存在となっていく。美月と狩野、そしてコタローの間に芽生えていく、“優しい絆”に注目だ。

西畑大吾、横山裕とドラマ初共演

コタロー(川原瑛都)が通うことになる『幼稚園の清水』の新任教諭・花輪景介を演じることになったのは、アイドルとして多くのファンを魅了する一方、関西仕込みの軽快なトークと笑いでバラエティー番組などでも活躍中のなにわ男子の西畑。ドラマデビュー作『ごちそうさん』で、演技力を高く評価され、その後も『あさが来た』『教場』などのドラマや、映画『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』に出演し、実力派俳優としても注目を浴びている。

そんな西畑は、初めての幼稚園教諭・花輪を演じるにあたり、「将来の夢が保育士だったくらい無類の子ども好きなんです。夢が叶いました!」と大喜び。アタフタしながらも、コタローを気に掛ける新任教諭の花輪役に挑む。

さらに、なにわ男子のコンサートの演出や衣装などのプロデュースを担当する先輩・横山とドラマで初共演するとあって、気合十分。「横山くんの初主演連続ドラマという記念すべき作品なので、僕もそれに恥じないお芝居をしたい!」と、熱く意気込みを語った。優しく一生懸命な反面、実は過去の“ある経験”を引きずっている花輪を演じていく。

百田夏菜子・生瀬勝久も出演

毎週コタローに生活費を届ける大役を担う弁護士・小林綾乃をももいろクローバーZの百田夏菜子が演じる。昨年メジャーデビュー10周年を迎えた唯一無二の実力派グループの一員として活躍する一方、連続テレビ小説『べっぴんさん』では、目で訴える演技で視聴者を魅了した百田。先日公開された映画『すくってごらん』では自身初となるヒロインを務め、俳優としても高い評価を受ける百田が、1人暮らしのコタローを支える重要なポジションを担う。初めて挑む弁護士役の百田は「観てくださった方が『自分も頑張ろう!』と、勇気をもらえるような作品にしたい」と語る。

さらに、狩野やコタロー、美月と同じアパートで暮らす田丸勇役には、さまざまな作品で幅広いキャラクターを演じ続ける名優・生瀬勝久が決定。いかつい見た目で、最初は狩野らをビビらせてしまう田丸だが、実は大の子ども好き。コタローを溺愛する自由業の男として、存在感を発揮する。

また、横山とは意外にもドラマ初共演という生瀬は、「関ジャニ∞の中でも、横山くんはいい意味で“異質な”イメージ。実際にご一緒したらどうなるのか、楽しみで仕方ないです」とコメント。はたして、初共演の2人は、どんな化学反応を見せてくれるのか。(modelpress編集部)

登場人物紹介

秋友美月(あきとも・みづき)(25)…山本舞香
 
『アパートの清水』の住人。キャバクラ嬢で、源氏名はミキ。コタローを“コタローちゃん”と呼んでかわいがる。隣人の狩野をコタローの父親だと勘違いして慌てさせる。いつも明るく元気だが、実はヒモの彼氏に悩まされている。

花輪景介(はなわ・けいすけ)(23)…西畑大吾(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)

『幼稚園の清水』で星組の担任を補佐する新任教諭。優しく一生懸命だが、仕事に慣れず、いつもアタフタしている。過去のある経験から子どもたちに寄り添いたいという気持ちが強く、コタローのことも常に気に掛けている。

小林綾乃(こばやし・あやの)(28)…百田夏菜子(ももいろクローバーZ)

『鈴野法律事務所』の弁護士。マジメで優秀。所長に命じられて、週に1回コタローに“優しい人からの寄付”という名目のお金を届けている。姿を現さない“優しい人”の代わりに、毎週コタローから手厚いもてなしを受けるが、実は子どもが苦手で、うまくノリについていってあげられないことが目下の悩み。

田丸 勇(たまる・いさむ)(52)……生瀬勝久 

『アパートの清水』の住人。ガラの悪い見た目で、一見怖い人かと思いきや大の子ども好き。コタローを“コタローきゅん”と呼んで溺愛する。離婚した妻に引き取られた息子に会えず、寂しい思いをしているため、コタローに遊んでもらうことが何よりうれしい。

山本舞香コメント

原作を読んだとき、「美月ちゃんと私はあんまり似ていないけど、私でいいのかな?」と、少し不安になりました(笑)。でも、同じアパートで生活しながら、コタローちゃんをかわいがったり、見守ったり…。美月たち大人が教えてあげることもあれば、逆にコタローちゃんから教えてもらうこともあるというような、みんなで支え合っていくストーリーがすごくステキだなと思いました。

美月はコタローちゃんの前ではすごく明るいんですが、実は密かに抱えているものがあるので、その裏表をしっかり表現していけたらいいなと思っています。物語が進むにつれ、狩野さんやコタローちゃんとの関係性が変化していき、美月は大きな選択を迫られます。ほかのキャラクターひとり一人の背景やストーリーも描かれているので、注目していただきたいです。

一つのアパートに住んでいる人たちが交流するというお話なので、楽しい撮影になりそうですよね!横山さんとも瑛都くんともまだお会いしていないんですが、現場で仲良くなっていけたらいいなと思っているので、今から撮影が始まるのが楽しみです。

コタローちゃんくらいの年齢から大人まで、幅広い世代の方が楽しく観られるドラマです。ご家族やご友人など、皆さんで楽しんでいただければいいなと思います。

西畑大吾コメント

原作を読んだ時、4歳の子(※ドラマ内では5歳設定)が1人暮らしをするという内容に最初は衝撃を受けました。ハートフルでありながら、すごく胸を締め付けられる回もあって、いろいろと考えさせられました。コタローくんを取り巻く周りの方々が本当にステキで、人はひとりじゃ生きられないんだなと感じさせられる物語でした。

今回、関西ジャニーズJr.のサポートをしてくださっていて、いつも僕らの背中を押してくださる先輩・横山(裕)くんと、初めてドラマでご一緒させていただくことになりました。横山くんも「大吾とドラマで共演するのって変な感じやなぁ」とおっしゃっていましたが、先輩の初主演連続ドラマという記念すべき作品なので、僕もそれに恥じないお芝居をしたいと思います。

そして、僕は中学生の頃、将来の夢が保育士だったくらい無類の子ども好きなんです!すでにジャニーズに入っていたんですが、「保育士になりたい」と言っていました(笑)。だから今回、幼稚園の先生役と聞いた時、めちゃくちゃうれしかったんですよ。夢が叶いました!でも、もしほんまに僕が幼稚園の先生やったら絶対怒られるくらい赤や金の髪色をしていたので、このドラマでは落ち着いた色で頑張ります(笑)。この間、初めて川原瑛都くんにお会いしたんですけど…こんなご時世でなければ、ずっと抱きしめて離したくないくらい(笑)、めちゃめちゃかわいかったです!受け答えもハキハキしていて、とにかくしっかりしていましたね。たぶん僕より大人だと思います(笑)。

大人びているけど決して大人ではない、そんなコタローくんの姿が胸に刺さるドラマです。ぜひ、皆さんにもそういうところに注目して観ていただけたらと思います。

百田夏菜子コメント

原作と台本を読んで、コタローくんのような年齢の子が1人暮らしをするという設定に“そんなことがあるの!?どうやって!?”と驚きました。でも、アパートに住んでいる人たちと助け合いながら成長していく姿を見て、切なくなる瞬間もあるんですけど、すごく心温まる物語だなと思いました。

私が演じる綾乃は、一生懸命でマジメな女性なのですが、実はコタローくんへの接し方にすごく悩んでいるんです。だから私自身も、今はまだ「こう演じよう」と決めず、実際に瑛都くんと現場でお会いして、掛け合いをしていく中で関係性を作っていけたらいいのかなと思っています。ちなみに、綾乃は弁護士なので、衣装合わせで用意してくださっていた服が全部スーツでした(笑)。こんなにスーツを着る機会は、なかなかないですし、普段は掛けないメガネも掛けるので、ビシッとした気持ちになりますね!

横山さんとは音楽の現場や関ジャニ∞さんの番組にお邪魔した時にご挨拶させていただいたくらいで、ちゃんとお話したことがないので、お芝居の現場でご一緒できるのが新鮮で、すごく楽しみです。

こういう時代なので、観てくださった方に「自分も頑張ろう!」と、勇気をもっていただけるような作品になればいいなと思っています。土曜の夜、ちょっと夜ふかししても怒られない時間に放送される、本当に心温まるドラマだと思いますので、たくさんの人に観ていただけるとうれしいです。

生瀬勝久コメント

最初は登場人物が実はどういう人たちなのか、いろんなことがまだわからないんです。僕が演じる田丸も何をしている人なのか…(笑)。みんな生き生きしているんだけど、何かしら抱えているものがあるということがだんだんわかってくるので、観た方がどういう風にミスリードされていくのかが、楽しみです。

田丸はヒョウ柄のスーツを身にまとっていたりする、いわゆる“いかつい見た目”の人物です。人は見かけなのか、中身なのか…でも、周りを威嚇してしまうわけですから、見かけにもやっぱり責任はありますよね(笑)?なので、僕も“田丸はなぜその服を着るのか”という気持ちを自分の中で整理していきたい(笑)。とはいえ、そういう服を着て役を生きることができるというのは役者の特権なので、とても面白いと思うし、幸せなことだと思います。

僕は、関ジャニ∞のほかの皆さんとはご一緒したことがあるんですが、横山くんとは今回が初めてなんです。でもこの間、舞台で一生懸命頑張っておられる姿を拝見して、ますます撮影現場でお会いするのが楽しみになりました。関ジャニ∞の中でも、横山くんはちょっと“異質な”イメージなんです、もちろんいい意味でね。実際にご一緒したらどうなるのか、楽しみで仕方ないですね。

このドラマは30分という枠なんですが、それもとても素敵だなと思うんです。ドラマを1時間観るのって結構体力がいると思うんです。お芝居もストーリー展開も凝縮される気がするので、30分ドラマ…本当にオススメです!気楽に、ぜひリアルタイムで観ていただきたいですね。

第1話あらすじ

昔懐かしい佇まいの『アパートの清水』のとある一室――。

初デートをすっぽかされたと怒り心頭の彼女から盛大な平手打ちを食らった売れない漫画家・狩野進(横山裕)が、寝起き状態のボロボロな姿で座り込んでいると、インターホンが鳴る。“彼女が戻って来たのかも!”とドアを開けると、そこには高級ティッシュを差し出す小さな男の子がひとりで立っていた。

「隣に越してきた“さとう”と申す。以後、お見知りおきを」

確かこのアパートは子連れ入居禁止だったはず…と怪訝な表情を浮かべる狩野に、この不思議な話し方をする5歳児・さとうコタロー(川原瑛都)は、自分は1人暮らしだとキッパリ宣言する。

状況が飲み込めず、ぼう然とする狩野に追い打ちを掛けるように、出版社の編集担当・福野一平から催促の電話が。さらに、まずは腹ごしらえ!と冷蔵庫を開けるも中はスッカラカン…。

そんな中、インターホンが鳴り、再びコタローがやって来る。部屋にお風呂が見当たらないというコタローに、狩野は近所の銭湯を教える。張り切って銭湯に向かうコタローを「面倒なヤツが引っ越してきたな…」とため息ながらに見送った狩野だが、コワモテの住人・田丸勇(生瀬勝久)が電話で怒鳴り散らしている姿を目撃、さらにテレビで5歳児の行方不明事件のニュースを見て、急にひとりで出掛けたコタローが心配になる。慌てて後を追い、一緒にアパートに戻って来ると、住人・秋友美月(山本舞香)にバッタリ。隣人ながら初めて会った美月からコタローの父親と間違えられた狩野は、“まさか、俺の子!?”と、焦るのだが…?

大人顔負けの言動をするしっかり者だが、アニメ『とのさまん』が大好きで主人公と同じ“殿様語”を話すなど、子どもらしい一面ももつ訳アリ5歳児・コタローと衝撃の出会いを果たした狩野、そしてアパートの住人たちの不思議な交流が始まる――。
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