ムロツヨシ、独特ヘアスタイルに フジ連ドラ初主演<全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの>
2021.03.14 07:00
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俳優・ムロツヨシが主演を務める連続ドラマ『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの』(28日24:30~6夜連続 フジテレビ系)が放送されることが発表された。ムロツヨシは、同局連ドラ初主演となる。
ムロツヨシ、独特ヘアスタイルに
清野とおる原作の漫画『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの』をドラマ化した同作は、今まで足を踏み入れたことのない街を実際に歩いた経験から作られた、いわば“大人の街ぶら冒険”。ムロの醸し出す雰囲気が、それぞれの街や人々と化学反応を起こすことに。地元の人たちと触れあう温かい表情を見せたかと思うと、ツッコミどころ満載の状況にシュールな一言をつぶやく。歴史上の人物に思いをはせる時の真剣な表情から、共演者とアドリブが生まれた時の一瞬のにやけ顔まで。赤羽在住の漫画家セイノを演じつつもムロの素顔が垣間見られるシーンがところどころになる。
クランクイン時にムロが語っていたのは、その独特のヘアスタイル。ちょこっとおろした短めの前髪はヘアスタイリストと相談し、「原作の清野とおるさんと、主人公のセイノ、そしてムロをミックスしてみた」と明かしている。
オールロケで魅せる
同作で訪れる街は、上中里(東京)、国道(神奈川)、霞ヶ関(埼玉)、山田(東京)、久留里(千葉)の5箇所。降りたことのない駅から始まる風景は、決してわくわくするものではないが、セイノが訪れるところには必ず興味深いグルメスポットがあり、美味しそう、変わってる、店主とおしゃべりしてみたいなど、“何か”を感じさせる。さらに街を歩いて行くと、実は歴史上有名なスポットもちらほら登場するが、セイノはすべてに感激したり「へぇー」と勉強したりはしない。本当に興味のあるところだけを抽出し、楽しむのだ。
ヨーロッパ企画とタッグ
また、京都を拠点とする人気劇団「ヨーロッパ企画」とタッグ。全エピソードの脚本を担当し、キャストにも数多く参加する。(modelpress編集部)ムロツヨシ コメント
― 作品のオファーを聞いたときの率直な感想は?清野とおるさんの他の作品を読んだことはあったのですが、この作品はまだだったので、お話を聞いてすぐに読みました。知っている街を紹介するのはよくありますが、知らない街を歩いてみるというのは“面白いこと考えるなー”と。僕でよければやらせてください!と思いました
― 撮影する5つの街について印象は?
実は国道という街は、私の地元に近いところなんです。僕の通った高校の学区が一緒なので友達も多くて。それなのに、僕は生麦事件のことを今回撮影するまでよく知らなかったんです。勉強不足だったな、と思い、地元の高校の同級生のグループLINEに“申し訳なかった”となぜか謝罪のメッセージを入れてしまいましたよ。
― 主人公のセイノと自分に共通点は?
街を歩いているのはセイノという役ですので、あまり自分ぽくならないようにはしています。ただ、素のリアクションは僕を通ってしまうので、自分に近いところが出ていると思います。僕は知らない所に行くことを“肝試し”という言い方をしますが、原作を読むとセイノもそのように感じている部分があるので、そこは共通点と言えるのではないでしょうか。あとは、いつも僕が髪を切ってもらっている美容師さんと相談して、『原作の清野さんと主人公のセイノと、ムロちゃん(美容師さんのムロへの呼び方)をミックスした』この髪型に落ち着きました。地のムロから、セイノの髪型に寄せていったイメージです。
― 視聴者の皆さんにメッセージを
街をぶらぶらとぶらつく“ドラマ”と言っていいのか、“作り物”です。清野さんが実際に歩いてみた場所や、街によっては今回新たに撮影した場所もあります。清野さんが通った道であるような、清野さんが作った世界でもあるような、そんな街ぶらの作り物です。その街を知る映像としても楽しんでいただければと思います。日々撮影がんばってまいります。どうぞよろしくお願いします!
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