高畑充希「クレヨンしんちゃん」アフレコに挑戦 「にじいろカルテ」コラボの特別エピソード放送
2021.02.06 05:00
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女優の高畑充希が、13日放送のアニメ「クレヨンしんちゃん」(毎週土曜、夕方4時30分~)に出演。高畑が主演を務めるテレビ朝日系木曜ドラマ「にじいろカルテ」(毎週木曜、よる9時~)とコラボした特別エピソードを放送する。
ドラマ「にじいろカルテ」×アニメ「クレヨンしんちゃん」コラボ
ドラマ「にじいろカルテ」は、山奥深くにぽつんと佇む診療所にやってきた1人の“秘密”を抱えた内科医・紅野真空(高畑)が、そこで出会ったツナギでグラサン姿のヘンテコ外科医・浅黄朔(井浦新)と、前髪ぱっつんのキレキャラ看護師・蒼山太陽(北村匠海)とシェアハウスしながら、時に泣き喧嘩しながら熱く命と向き合って成長してゆく、笑って泣けるチーム医療成長譚。アニメ版のエピソード「にじいろカルテだゾ」では、ある“深刻な悩み”を抱えるひろしがしんのすけと一緒に真空の診療所を訪問する。元気いっぱいのしんのすけは真空先生をすっかり気に入った様子。真空の診療所で、ほのぼのとした笑いに包まれたやりとりが繰り広げられる。
高畑充希、ドラマの衣装でアフレコに挑戦
ドラマで高畑は”医者であり患者“という運命を背負い「私嘘をついていました、ここにいてもいいですか?」と泣きながら告白し仲間と喧嘩して笑って泣いて成長する、今までにない”人間くささ“を持った医師像を見事に体現し評判を呼んでいる。演技派女優としてその地位を確立する高畑は、これまでアニメ作品に出演した経験も。2017年公開の映画「ひるね姫~知らないワタシの物語~」では主演を務め、アニメ作品に出演するのは同作以来となる。今回は実写作品で演じた役のアニメ版ということに加え、それを「クレヨンしんちゃん」の世界観で表現するという新たな挑戦となっている。
監督との打ち合わせでは、テンポの速い会話劇のため、通常より声を張ってテンション高く演技するという、決して簡単ではない役作りリがクエストされ、アフレコがスタートした。何度か練習を重ね、セリフの速さや間の取り方、声の強弱をスタッフと確認。4年ぶりにアニメ作品に出演する高畑だったが、あっという間に役をつかみドラマのときよりテンションを高くした発声や、しんちゃんならではのギャグタッチな台詞もノリノリでこなすなどまさに虹のような“七色の声”を巧みに披露した。
予定よりかなり短い時間でアフレコ終了となり、スタッフも思わず「さすが!」と感嘆した様子。アフレコ終わりにはスタジオに現れたしんのすけから手づくりの布製名刺をプレゼントされた高畑は、ドラマ「にじいろカルテ」で真空が見せる無邪気な笑顔同様に愛らしい笑みを浮かべ喜んでいた。
北村匠海&井浦新のキャラクターも登場
野原親子と真空のやりとりが楽しみな今回のエピソード。アニメ版真空のビジュアルや、ドラマ版で真空を支える同僚の看護師・蒼山太陽(北村)と外科医の浅黄朔(井浦)も登場。北村と井浦はアフレコには参加していないものの、高畑からどんなキャラクターになっているのかビジュアルを見せてもらったそうで「お2人とも本当にアフレコに来たがっていて(笑)」と2人の様子を明かした。さらに本エピソードでは、ドラマのキャラクターだけでなく、診療所の建物や院内の様子も忠実に再現。これには高畑やドラマスタッフも感激の表情を浮かべていた。真空先生に夢中のしんのすけや、ある“長年の悩み”を何とかしてほしいと訴えるひろしに対して高畑演じる真空はどんなリアクションをするのか。13日に放送されるコラボエピソード「にじいろカルテだゾ」に注目だ。(modelpress編集部)
高畑充希(紅野真空役)コメント
― ご自身の主演ドラマ「にじいろカルテ」と「クレヨンしんちゃん」のコラボ企画が行われると最初に聞いた時、どのように思われたでしょうか?高畑:まさか「クレヨンしんちゃん」に出られる日がくるなんて想像もしていなかったですし、物心つく前から観ていた作品なので、感無量でした(笑)。うれしくて、ついみんなに自慢してしまいました。
― 今回はドラマで演じている紅野真空が「クレヨンしんちゃん」に登場します。アニメ版の真空をご覧になっての感想をお聞かせください。
高畑:真空がアニメになっていることが不思議でした。でも、診療所の外観や室内が見事に再現されていたので感激しましたし、しんちゃんとはドラマであったシーンをオマージュしたやりとりがあったので、そこでもまた感激していました。
― さらに真空の同僚、蒼山太陽と、浅黄朔もアニメのキャラクターとして登場しますね。
高畑:お2人とも本当にアフレコに来たがっていて(笑)。アニメで朔先生と太陽くんがどんな風に描かれているのか気にしていたので、「こんな感じです」とお見せしたら喜んでいましたが、「余計セリフを言いたくなった」と拗ねていました。
― アニメのキャラクターとして真空を演じていかがでしたか?
高畑:アニメ作品への出演はそこまで多くないので、難しかったです。視聴者の側としては、アニメの会話って自然に聞こえていますが、すごく大きくやらないと「クレヨンしんちゃん」の世界になじまないんだなと感じましたし、ドラマで真空を演じていたときは、ナチュラルなテンションだった分、アニメになるとこうなるんだ!と驚きました。
― 高畑さんはこれまでにも声優を経験されています。声優のお仕事で意識されていることやこだわりがあればお教えください。
高畑:私は声優業は初心者に近いので、声優として作品に参加するときは、とにかく物語の世界観を壊さないようにしたいなと思っています。アニメも今回のように声をパーンと張って、テンション高く演じることを求められる作品もあれば、ぼくとつとした雰囲気を求められるものもあります。久々にアニメのアフレコをして、声優業ってやはり奥が深くて難しいな、と思いましたし、これからもチャンスをいただける機会があれば挑戦していきたいと思いました。
― 真空と野原親子のやりとりが楽しみな、今回のエピソードのみどころをお聞かせください。また高畑さんのご登場を楽しみにしている皆さんに向けて、メッセージをお願いいたします。
高畑:ドラマとアニメは世界観が本当に同じですし、朔先生や太陽くんの立ち位置まで一緒なんです。そこにしんちゃんとひろしさんがいるなんて、想像するだけで楽しいと思います。ぜひドラマもアニメも両方ご覧になって、それぞれの「にじいろカルテ」を楽しんでいただきたいです。
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