美ヒップの女神・九条ねぎ、“体の魅せ方”のポリシー「男性ウケを考えることはない」「幻想を覆せたら」<モデルプレスインタビュー>
2021.01.31 21:00
“100cm”の神がかり美ヒップを武器に、グラビアアイドル、コスプレイヤーとして活躍中の九条ねぎ(くじょう・ねぎ)。女性の体の曲線美にこだわる彼女に、写真での魅せ方や体へのイメージとの向き合い方について尋ねた。
アジア人離れしたくびれライン、ボリューミーながら引き締まったヒップに「芸術的」「カッコイイ」と称賛の声が日本内外から寄せられる九条。グラビア界に現れた美ヒップの新アイコンとして注目される彼女だが、その体型は何年間もの努力で手に入れたもの。自身の“体の魅せ方”にも芯の通ったポリシーを持っている。
九条:やはり足がメインですね。つま先を伸ばすとより足が綺麗に見えます。また、体の曲線が綺麗に見える“振り向きポーズ”が好きなのですが、水着のときは背中のお肉とかが気になるので、腕で隠したりしています(笑)。腕が太く見えないように、腕を伸ばしたり、上げたりして工夫もしています。
― 「女性の曲線美が好き」と普段からおっしゃっている九条さん。Twitterでも「可愛い女の子が好きだし女性の身体は美しくて最高!芸術!」とつぶやかれていましたね。
九条:九条:私は女性の体が綺麗で好きだからグラビアをしているのですが、そういう話をするだけで「レズなの?」と言われることもよくあるんです。でも、女性はそういう意見に共感してくれる方が多いですね。
― 九条さんの中で、“美しい体の表現”と“男性ウケを狙った体の表現”の仕方に違いはありますか?
九条:女性は体全体を見て「可愛い、SEXY、カッコいい」と感じると思うのですが、男性目線ではやはりお尻か胸のパーツが重視されて、その部位が強調されていたり、ラインが分かりやすいとウケはいいのかなと思いますね。全ての人がそうとは限らないと思いますが。
― 自分で「これはちょっと違うな」「あまりやりたくないな」と納得のいかない写真などもありますか?
九条:私は「私の体を見て」という雰囲気の写真が好きなので、男性ウケを考えての写真は撮りたくないんです。私が好きでやっていることを、いいと言ってくれる方がファンでいてくれたらと思ってやっています。普段男性ウケを考えることはないですね。
九条:そうですね、胸の大きいキャラのコスプレをするときに、パットだけでは足りないから、靴下とか、着てきた服を胸に入れる子もいるほどなんです(笑)。前は二次元と比べられると怒っていたのですが、最近は「違うんだよ」と教えてあげようというスタンスです(笑)。例えば、アニメの中のCカップの設定が、実際のH、Gカップくらいの大きさのこともあります。私もグラビアを始めたてのときに、「Fカップなんて絶対ない、Bカップだろ」と言われていて、アニメに影響されてそう思ってしまう人もやっぱりいるのかなと思います。
― アニメ体型がリアルだと思われていると、女性としては納得がいかない部分がありますね。
九条:そうですね(笑)。あとは、カップ数などは骨格にもよるから、単純ではないということも広めたいなと。
私は体重も公開していて、以前52kgだったときも「重すぎる」と言われていたんです。アニメの中だと30kg台の子もいるので、「女性で50kg台はありえない」と言っている人もいます。でもそれは健康的な体重ではないし、普段からそういうことを伝えるツイートもしています。
― コスプレやグラビアで実際に活躍している九条さんがそう発信してくれて、認識の差が埋められていくのは、女性からするととてもありがたいです。
九条:昔は細いモデルさんが流行っていたので、30kg台の方とかも多くて、私も昔は数字にとらわれて食べないダイエットばかりしていました。でも、「痩せなきゃ、痩せなきゃ」と食べずに不健康になるのはよくないし、数字はそんなに重要じゃないんだということを伝えたいです。友達とかでも、「ダイエットしてるからご飯抜いてる」という子が多いので、心配になってしまいます。
― 今後はどんな美しさを目指されますか?
九条:今の目標は筋肉で体重を増やすことなんです。女性は低体重だという幻想を覆せたらなと。私の好きなモデルさんは、すごくスタイルがいいのに筋肉がついているので体重が70kgくらいなんです。なので、本当に数字にとらわれるべきでは無いのだなと思います。
私も筋トレを始めてから5kg以上体重は増えたのですが、見た目は痩せたねと言われることが多いです。体重が軽いのが悪いわけではないですが、女子はか細いというイメージが当たり前になっているのはよくない。無理してダイエットをして体を壊してしまう人がいると思うので、みんなで健康的に綺麗になりたいです。
九条:顔が丸いので、笑うと顔の肉が強調されてしまって、正直自分の笑顔があまり好きではないんです。でもだからこそ、笑顔を綺麗にとってもらった写真を送っていただくと、とても嬉しいですね。恥ずかしいですが(笑)。
自分で撮るとどうしても作り笑顔になってしまうのですが、ファンの方と話しながら撮ってもらった写真とかは、すごく自然な顔で「自分こんな表情なんだ」と思えます。最近は笑顔を褒めてくれる人が増えてきて、笑顔の写真も撮れるようになってきたんです。
― バッチリ決めた写真よりも、自然体な雰囲気のほうがいい?
九条:そういう自分も好きになれてきました。普段撮っていただくのはバッチリキメたショットですが、誰かに撮られているところを横から撮ってもらった写真とかも、いいなと思います。普段とは違う視点で撮ってもらったショットは新鮮だし、人によっていろんな写真を撮っていただけるので楽しいです。まだまだ写真で見たことのない自分がいると思うので「こういう写真がいい」というのは決められないですね。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
出身地:東京都
昨年10月より、サブスク型プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム(Mi-glamu)」でファンクラブ「あぴるくらぶ」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。
九条ねぎが考える「美しい体の魅せ方」とは
― 今回の衣装で、体を美しく綺麗に魅せるポイントは?九条:やはり足がメインですね。つま先を伸ばすとより足が綺麗に見えます。また、体の曲線が綺麗に見える“振り向きポーズ”が好きなのですが、水着のときは背中のお肉とかが気になるので、腕で隠したりしています(笑)。腕が太く見えないように、腕を伸ばしたり、上げたりして工夫もしています。
― 「女性の曲線美が好き」と普段からおっしゃっている九条さん。Twitterでも「可愛い女の子が好きだし女性の身体は美しくて最高!芸術!」とつぶやかれていましたね。
九条:九条:私は女性の体が綺麗で好きだからグラビアをしているのですが、そういう話をするだけで「レズなの?」と言われることもよくあるんです。でも、女性はそういう意見に共感してくれる方が多いですね。
― 九条さんの中で、“美しい体の表現”と“男性ウケを狙った体の表現”の仕方に違いはありますか?
九条:女性は体全体を見て「可愛い、SEXY、カッコいい」と感じると思うのですが、男性目線ではやはりお尻か胸のパーツが重視されて、その部位が強調されていたり、ラインが分かりやすいとウケはいいのかなと思いますね。全ての人がそうとは限らないと思いますが。
― 自分で「これはちょっと違うな」「あまりやりたくないな」と納得のいかない写真などもありますか?
九条:私は「私の体を見て」という雰囲気の写真が好きなので、男性ウケを考えての写真は撮りたくないんです。私が好きでやっていることを、いいと言ってくれる方がファンでいてくれたらと思ってやっています。普段男性ウケを考えることはないですね。
九条ねぎ、“理想の体型の幻想”に思うこと
― コスプレもされていますが、アニメやマンガに出てくる女子の体型は、理想に寄せてすごく脚色されているという部分もありますよね。九条:そうですね、胸の大きいキャラのコスプレをするときに、パットだけでは足りないから、靴下とか、着てきた服を胸に入れる子もいるほどなんです(笑)。前は二次元と比べられると怒っていたのですが、最近は「違うんだよ」と教えてあげようというスタンスです(笑)。例えば、アニメの中のCカップの設定が、実際のH、Gカップくらいの大きさのこともあります。私もグラビアを始めたてのときに、「Fカップなんて絶対ない、Bカップだろ」と言われていて、アニメに影響されてそう思ってしまう人もやっぱりいるのかなと思います。
― アニメ体型がリアルだと思われていると、女性としては納得がいかない部分がありますね。
九条:そうですね(笑)。あとは、カップ数などは骨格にもよるから、単純ではないということも広めたいなと。
私は体重も公開していて、以前52kgだったときも「重すぎる」と言われていたんです。アニメの中だと30kg台の子もいるので、「女性で50kg台はありえない」と言っている人もいます。でもそれは健康的な体重ではないし、普段からそういうことを伝えるツイートもしています。
― コスプレやグラビアで実際に活躍している九条さんがそう発信してくれて、認識の差が埋められていくのは、女性からするととてもありがたいです。
九条:昔は細いモデルさんが流行っていたので、30kg台の方とかも多くて、私も昔は数字にとらわれて食べないダイエットばかりしていました。でも、「痩せなきゃ、痩せなきゃ」と食べずに不健康になるのはよくないし、数字はそんなに重要じゃないんだということを伝えたいです。友達とかでも、「ダイエットしてるからご飯抜いてる」という子が多いので、心配になってしまいます。
― 今後はどんな美しさを目指されますか?
九条:今の目標は筋肉で体重を増やすことなんです。女性は低体重だという幻想を覆せたらなと。私の好きなモデルさんは、すごくスタイルがいいのに筋肉がついているので体重が70kgくらいなんです。なので、本当に数字にとらわれるべきでは無いのだなと思います。
私も筋トレを始めてから5kg以上体重は増えたのですが、見た目は痩せたねと言われることが多いです。体重が軽いのが悪いわけではないですが、女子はか細いというイメージが当たり前になっているのはよくない。無理してダイエットをして体を壊してしまう人がいると思うので、みんなで健康的に綺麗になりたいです。
九条ねぎ、撮られて嬉しいショットは?
― 今後、撮影会も再会されると思いますが、「こういう写真を撮ってくれたら嬉しい」という撮り方はありますか?九条:顔が丸いので、笑うと顔の肉が強調されてしまって、正直自分の笑顔があまり好きではないんです。でもだからこそ、笑顔を綺麗にとってもらった写真を送っていただくと、とても嬉しいですね。恥ずかしいですが(笑)。
自分で撮るとどうしても作り笑顔になってしまうのですが、ファンの方と話しながら撮ってもらった写真とかは、すごく自然な顔で「自分こんな表情なんだ」と思えます。最近は笑顔を褒めてくれる人が増えてきて、笑顔の写真も撮れるようになってきたんです。
― バッチリ決めた写真よりも、自然体な雰囲気のほうがいい?
九条:そういう自分も好きになれてきました。普段撮っていただくのはバッチリキメたショットですが、誰かに撮られているところを横から撮ってもらった写真とかも、いいなと思います。普段とは違う視点で撮ってもらったショットは新鮮だし、人によっていろんな写真を撮っていただけるので楽しいです。まだまだ写真で見たことのない自分がいると思うので「こういう写真がいい」というのは決められないですね。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
九条ねぎ(くじょう・ねぎ)プロフィール
誕生日:5月18日出身地:東京都
昨年10月より、サブスク型プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム(Mi-glamu)」でファンクラブ「あぴるくらぶ」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。
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