乃木坂46新内眞衣、初ヒロイン役に意気込み「全力で突っ走っていこうと思います」<熱海殺人事件 ラストレジェンド>
2021.01.14 14:15
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乃木坂46の新内眞衣が14日、東京・新宿の紀伊國屋ホールで行われた舞台「熱海殺人事件 ラストレジェンド〜旋律のダブルスタンバイ〜」(同所にて1月31日まで上演)の公開ゲネプロ&舞台挨拶に、主演の味方良介、荒井敦史、出演の愛原実花、石田明(NON STYLE)、細貝圭、池岡亮介、松村龍之介、演出の岡村俊一氏とともに出席。初のヒロイン役への意気込みを語った。
新内眞衣、初ヒロイン役に意気込み
「熱海殺人事件」は1973年に文学座で発表、1974年に岸田戯曲賞を授賞したつかこうへいの代表作で、今回、岡村氏が演出を担当。キャストには、“東京警視庁にその人あり”と言われた木村伝兵衛部長刑事役に味方と荒井、ヒロイン・水野朋子婦人警官役に愛原と新内、熊田留吉刑事役に石田と細貝、犯人大山金太郎役に池岡と松村がそれぞれ名を連ねている。「日本演劇の聖地」とも呼ばれた「紀伊國屋ホール」の改修工事前最終公演となる。本番を直前に控えての心境を尋ねられた新内は「今回、熱海殺人事件という歴史ある戯曲を、歴史ある紀伊國屋ホールでやれることをすごく幸せに思っております。自身として初めてヒロイン役をやらせていただくので、すごく緊張しているんですけど、初めてのヒロインが水野朋子でよかったなって思えるように、全力で突っ走っていこうと思います」と意気込み。
つかこうへいの娘でもある愛原は「紀伊國屋の最終公演に、つかこうへい作品で参加できる機会を与えてくださった岡村さん、そしてすべてのキャスト、スタッフ、お客さまの皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。この気持ちをエネルギーに変えて頑張りたいと思います」と力を込めた。
マスク着用での稽古は「窒息しそうになるという経験」
また、紀伊國屋ホールでの思い出を尋ねられた味方は「紀伊國屋ホールに初めて立ったのが、岡村さん演出の『新・幕末純情伝』で、今ここのいる荒井と石田さんと細貝圭と、後ろにもいる仲間だったり、スタッフさんだったりと一緒に立ったのが最初で、それから何度もこの劇場にお世話になって、この劇場が持っている独特の力とか、いろんな俳優さん、演出家さん、スタッフさんが培ってきた活力というものが、この劇場にはあって、毎度、感じることができて、それが新しくなりますけど、またここで再度、僕らの力で一つ上に上げられるのかなと思うと、とてもありがたいというか、また新しくなってもここの良さを残しながら、劇場の良さが際立ってくれたらいいなと思います」と期待を寄せ、「この劇場って特別なんです。もうダメだと思ったときに、この劇場だったら生き返らせてくれるみたいなものがあります」としみじみと語った。なお、どのように感染対策をして稽古をしたのか尋ねられた岡村氏は「マスクをして熱海殺人事件をやるのがどれだけ凄いことか、皆さんに公開したかったくらいなんですけど、とんでもない台詞の量を喋ります。マスクをしていると吐けるんですけど、吸えないんですよ。みんな窒息しそうになるという経験をしながら、稽古を続けました。苦しい稽古でした。俳優に感謝したいです」と苦労を明かし、2日前に出演者・スタッフ全員がPCR検査を受け、全員、陰性という判定が出ていることも発表した。(modelpress編集部)
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