桜井日奈子、父親への反抗期明かす「すごく苦手でした」<17 AGAIN>
2020.11.30 21:47
女優の桜井日奈子が30日、東京・青海のZepp TOKYOで行われたミュージカル「17 AGAIN」(2021年5月16日より東京、兵庫、鳥栖、広島、名古屋にて上演)の製作発表に、主演の竹内涼真、共演のソニン、エハラマサヒロ、有澤樟太郎、水夏希、翻訳・演出の谷賢一氏とともに出席。反抗期エピソードを明かした。
桜井日奈子、竹内涼真の娘役
本作は、2009年4月にザック・エフロン主演で公開され、北米初登場1位を記録した同名映画を世界で初めてミュージカル化。元高校生バスケットボールのスーパースター・マイク(竹内)が、恋人・スカーレット(ソニン)の妊娠をきっかけに夢を諦めて家庭を持つが、仕事も家族もうまくいかず行き詰まってしまったある日、不思議な用務員と出会い、35歳から17歳の姿に戻って人生をやり直す姿を描く。竹内が演じるマイクの娘・マギーを演じる桜井は、過去に竹内と共演経験があるそうで「前回はバカップルでした」と答えて会場の笑いを誘い、竹内が「僕が気持ち悪がられる役で、今回もちょっと似てますね」と補足すると、桜井は「前回も現場でいい雰囲気を作られていたので、今回は竹内さんが座長ということで、稽古から本番までずっと楽しい現場なんだろうなって、今から楽しみで仕方がないですね」と目を輝かせた。
続けて、竹内が父親だったらとの問いに桜井が「毎日楽しいでしょうね」と想像すると、竹内は「本当に思ってる?それ」と突っ込んで笑わせる一幕も。そして桜井は「原作にバスケをやるシーンが出てくると思うんですけど、私も一緒にバスケをやりたいなあって。きっとそんなシーンはないんですけど、13年ほどやっていたので、マギーがめちゃくちゃバスケが上手かったってシーンがあれば嬉しいですね」と要望すると、谷氏は「考えておきます」と答えた。
桜井日奈子、父親への反抗期を明かす
映画では、17歳の娘が父親に対して辛辣な言葉をかけるシーンがあったそうで、自身の17歳のときに父親に対して苦手意識はあったか尋ねられた桜井は「すごく苦手でした」と告白。「中学から高校を卒業するまでずっと喋れなくて、何をされたとかはないんですけど、『おかえり』って言われても『…』って感じで、口をきけなくなったんですけど、こっち(東京)に出てきて1人暮らしを始めてから、親のありがたみを感じて、今では一緒にカラオケに行ったりして仲がいいです」とコメント。これに、桜井の父親役を演じる竹内は「女の子って難しいですね」と苦笑し、3人の娘を持つエハラは「今からそうなっていくのかって思うとめっちゃ不安です」と眉をしかめた。加えて、桜井は「マギーの気持ちはわかるので、反抗期があってよかったなって思います。結果オーライですね」といい、「お父さんごめんねって感じです(笑)」と笑顔を見せた。(modelpress編集部)
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