菅野美穂、北川悦吏子脚本で連ドラ主演 シングルマザーの恋愛小説家に<ウチの娘は、彼氏が出来ない!!>
2020.10.12 05:00
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1月からスタートなる日本テレビ系水曜ドラマが、「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」に決定。菅野美穂が主演を務め、北川悦吏子氏が脚本を担当する。
菅野美穂、2016年以来の連ドラ主演
主人公であるシングルマザーの恋愛小説家、水無瀬碧を演じるのは、本作が2016年(「砂の塔」TBS系)以来の主演作となる菅野。日本テレビ系では「曲げられない女」(2010年)以来の主演となる。北川氏はNHKの連続テレビ小説「半分、青い。」(2018年)以来の連続ドラマ脚本、日本テレビ系では「たったひとつの恋」(2006年)以来となる。
天然母×オタク娘のエキサイティング・ラブストーリー
どうしたことだろう、と母(アラフォー)は思っていた。“恋愛小説の女王”と呼ばれた私の娘に彼氏が出来ないなんて。でも理由は明らか。…娘はオタクだからだ。しかも筋金入りの。あ~、あの子が二次元にまみれて、一生家にいたらどうしよう!?私だって恋してみたい、と娘(20歳)は思っていた。でも、漫画は次々に新刊が出るし、コミケに向けてコスプレの準備もしなきゃだし。オタクの私は結構忙しいのだ。なんていうか、“ご縁”もなかったし。そんなことより心配なのはウチの母。いい歳して天然、暴走、世間知らずなかーちゃんを放ってはおけない。そんな時、とある理由から2人は突如決意する。「私たち、恋をしよう!」娘にとっては人生初の、母にとっては久々の、“恋”。少女のような天然母と、しっかり者のオタク娘、トモダチ母娘の、エキサイティング・ラブストーリー。
菅野美穂“規格外なお母さん”に「私自身も子育て中の母親ですが…」
菅野の起用に関し、日本テレビ情報・制作局プロデューサーの小田玲奈は、「菅野さん演じる碧は、“規格外なお母さん”です。自由奔放な言動から『母親としてどうなの!?』と思われてしまうかもしれないこの役を、菅野さんなら可愛らしくて愛される“かーちゃん”にしてくれると確信しています」と期待を寄せる。菅野は北川氏の作品のファンだったといい、「これまで北川さんの作品に出演する機会がなかったので『もうないのかな』と思っていたところ、今回ご一緒することができ、本当に嬉しいです」とコメント。
「私自身も子育て中の母親ですが、まだ小さいので『子の恋愛で悩む』というのは未知の世界です。ただ、いろいろなことが少しずつわかるようになってきているので、ゆくゆくはドラマも見てもらえたら嬉しいですね。その時に恥ずかしくないよう、今、一生懸命務めたいと思っています」と意気込みを語った。(modelpress編集部)
人物設定
水無瀬 碧(みなせ・あおい) …菅野美穂やや天然ぼけのヒロイン。アラフォーで売れっ子の恋愛小説家。 思ったことは、すぐ口から零れ、くったくがなく、賑やかな女性。すぐ舞い上がるし、すぐ落ち込む。まんまの人。よって、人にもすぐ騙される。男にも…。美人で恋愛経験も豊富だけど、性格が美人じゃない。黙っていられない、落ち着きのない3枚目キャラ。 一人娘を持つ。夫はわけあっていない。母ひとり子ひとり。仕事の面では、その美貌もあいまって、人気が出た。ただ、最近は、小説はサスペンスが売れる風潮にあり、自分も頑張って書いてみたが、頭がこんがらがって、迷走中…。東京の下町に小さい頃からずっと住んでいる。現在は生家の近くに成功の証、タワマンを購入し、娘と二人で暮らしている。
脚本・北川悦吏子氏コメント
母と娘の話をずっと書いてみたいと思っていました。母と娘のラブストーリー。そして、超ド級のコメディ。でも思わぬところで涙がポロリ。今までの既存のドラマの概念から抜け出すつもりです。アバンギャルドなこのドラマ。さてのるかそるか、の大冒険です!みなさん、ついて来て(祈!)主演・菅野美穂(水無瀬 碧 役)コメント
北川悦吏子さんの作品は、セリフがリアルだったり、リアルからちょっと離れた夢の世界をいったりきたりするところがとても好きです。特に『ロングバケーション』の「足の中指って薬指っぽくない?」というセリフが素敵で印象に残っています。これまで北川さんの作品に出演する機会がなかったので「もうないのかな」と思っていたところ、今回ご一緒することができ、本当に嬉しいです。このドラマは、ホームドラマのような要素もある一方で、恋愛したいお母さんとオタクの娘という、ドラマとしては新しい親子像が描かれています。ホッとできる部分と新しい部分、そして北川さんの紡ぐ会話によって、軽やかで楽しいドラマになる予感がしています。
私自身も子育て中の母親ですが、まだ小さいので「子の恋愛で悩む」というのは未知の世界です。ただ、いろいろなことが少しずつわかるようになってきているので、ゆくゆくはドラマも見てもらえたら嬉しいですね。その時に恥ずかしくないよう、今、一生懸命務めたいと思っています。
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