吉谷彩子、連ドラ初主演 井之脇海と“オタク女子×ジェンダーレス男子の同居生活”<ハルとアオのお弁当箱>
2020.09.18 06:00
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女優の吉谷彩子と俳優の井之脇海がドラマ『ハルとアオのお弁当箱』(10月12日スタート/毎週月曜深夜0時00分~/BSテレ東)でW主演を務めることがわかった。吉谷は連続ドラマ初主演となる。
吉谷彩子×井之脇海「ハルとアオのお弁当箱」
服や化粧よりもゲームやアニメのためにお金と時間を使いたいオタク女子・ハル(吉谷彩子)。ふとしたある日、自分を憐れむ世間の目に落ち込んでしまう。そんな時に出会ったジェンダーレス男子の蒼くん(井之脇海)と勢いで同居生活をすることに。同居のルールは“お互いにお弁当を作り合う”こと。誰かを想って作るお弁当、誰かに作ってもらったお弁当はこんなにも幸せで元気になれる。そんな“心あったかお弁当ドラマ”が展開される。
吉谷彩子&井之脇海、お互いを語る
今回の出演について吉谷は「初主演ということで、プレッシャーはありました。このお話は2人(ハルとアオ)の会話がとても多いので、台詞覚えられるかな…という心配もありました(笑)でもやるからには、堂々と楽しくやりたいと思います!」とコメント。また撮影について「今回本当に台詞量とシーン自体が長いので、私も井之脇さんも少しNGを出してしまうんですけど、井之脇さんのNGがアオさんそのもので。もうそれが可愛くて可愛くて。逆にNG沢山出してほしい!って思っちゃいました!笑」と回顧。
そして「どんな時もアオさんでいる井之脇さんの姿勢に感動しましたし、改めてプロ意識の高さを痛感しました」と称えた。
一方の井之脇は「吉谷さんに、撮影初日に、いきなり顔写真を撮られて“海くんは88%シュッコンカスミソウだね”と言われました。どうやら花の名前が分かるアプリで遊んでいたようですが、おかげで初日の緊張感がほどけて、スッと撮影に入れました」とエピソードを披露。
「それからも色んな話をして、撮影が進むにつれ、吉谷さんとお芝居の呼吸もどんどん合ってきて、息の合ったコンビが出来上がってきている実感があります」と語った。(modelpress編集部)
吉谷彩子コメント
― 初主演の感想。初主演ということで、プレッシャーはありました。このお話は2人(ハルとアオ)の会話がとても多いので、台詞覚えられるかな…という心配もありました(笑)。でもやるからには、堂々と楽しくやりたいと思います!
― 台本を読んだ感想。
とても心温まる本だなと思いました。ハルもアオもお互いを思う優しい気持ちがとってもリアルに描かれていて幸せな気持ちになりました。そして、実際に私が学生の頃母が作ってくれたお弁当で大好きなものがあって、それがこの台本にも書いてあった時は、運命だな!って思いました。
― 撮影現場でのエピソード。
現場の雰囲気も柔らかくて、とても楽しいです!あと今回本当に台詞量とシーン自体が長いので、私も井之脇さんも少しNGを出してしまうんですけど、井之脇さんのNGがアオさんそのもので。もうそれが可愛くて可愛くて。逆にNG沢山出してほしい!って思っちゃいました!笑
そして、どんな時もアオさんでいる井之脇さんの姿勢に感動しましたし、改めてプロ意識の高さを痛感しました。
― 意気込み。
ズボラだったり、めんどくさがり屋さんだけど、どこか憎めない可愛らしさや、優しさを持ってるハルちゃんを、しっかりと表現していけたらなと思います。
― 視聴者へメッセージ。
ハルちゃんはズボラで怠けているけど、優しい気持ちをしっかり持ってたり、アオさんは真面目で優しいけど、感情がうまく出せなかったり。完璧に見えてもどこか人間には欠点があって、色んな悩みがあって。そういうところを皆さんにも少しでも共感して、そして、温かい気持ちになってもらえたら嬉しいです!
井之脇海コメント
― 台本を読んだ感想。お弁当の送り合いを通じて、心を通わせていくハルとアオの様子がとても素敵だと思いました。
そして、僕自身が母に作ってもらっていたお弁当にもたくさん愛情が詰まっていて、蓋を開けるのが毎日楽しみだったなぁ、と懐かしい気持ちになりました。
― 撮影現場でのエピソード。
吉谷さんに、撮影初日に、いきなり顔写真を撮られて「海くんは88%シュッコンカスミソウだね」と言われました。どうやら花の名前が分かるアプリで遊んでいたようですが、おかげで初日の緊張感がほどけて、スッと撮影に入れました。それからも色んな話をして、撮影が進むにつれ、吉谷さんとお芝居の呼吸もどんどん合ってきて、息の合ったコンビが出来上がってきている実感があります。
― 意気込み。
アオはジェンダーについての悩みを抱えています。それはとても繊細な悩みで答えがあるものでないと思います。
演じるにあたり、たくさんアオのことを考えて、ひとつの考えが浮かびました。それは、「アオはアオである」ということです。男性とか女性とか性自認がどうとか、そういうものの前にアオはアオ。アオらしく生きることを大切に演じたいと思います。
― 視聴者へメッセージ。
このドラマに描かれるお弁当には「小さな幸せ」が詰め込まれています。僕は脚本を読んだ時、その小さな幸せをお裾分けしてもらった気分になり、心が元気になりました。
きっと、たくさんの方にこの小さな幸せを感じていただけると思います。是非ご覧ください。
原作者・まちた氏コメント
現実の中にある、少し夢みたいな、とってもささやかな日常の幸せが描けたらいいな、共感してもらえたらいいなと思いながら漫画「ハルとアオ」を描いています。今回、見知らぬ世界のプロの方達のお力で、新しい別の「ハルとアオ」の世界を作って頂きそれを拝見出来ることがとても嬉しいです。ドラマの脚本を拝見し、ハルと蒼のキャストのお2人のお名前を伺ってから、きっと素敵なハルとアオ世界が見られるんだろうなと一視聴者としてとっても楽しみにしています。戸石紀子プロデューサーコメント(テレビ東京制作局ドラマ室)
冷蔵庫に残っている人参やピーマンをお弁当に入れるとしたら…?それも同居相手が作ったレシピ以外だと…!?このドラマは数あるグルメドラマの中で異彩を放つ、癒しお弁当ドラマです。見ているだけでほっこりするハルとアオのコンビも見どころですが、もう一つの主役であるお弁当の「おかずのバトンタッチ」にも注目!余っている食材が色々な美味しいおかずに、それも簡単に様変わりします!ワンパターンになりがちなおかずの幅が広がり、ハルとアオのような幸せなお弁当時間を堪能できます。また本作が初主演となる実力派女優の吉谷彩子さん、そしてどんな役でも見事に演じる井之脇海さん、この2人が織りなす“ハルとアオ”がとにかく可愛い!今こんな状況だからこそ、皆様にホッとする美味しい時間をお届けできたらと思います。ハルとアオ、そして数々のお弁当レシピが、視聴者の皆様にも長く寄り添うものになったら光栄です。
【Not Sponsored 記事】