中村倫也を「泣かせちゃった」ムロツヨシ、“無名時代”のエピソード明かす

中村倫也、ムロツヨシに感謝「ちゃんと働けるようになったのはムロさんがきっかけ」

ムロとは「僕もムロさんもまだ無名時代からよくしてもらってる」という関係だという中村は、その当時を「若い頃仕事もなくてくすぶってて、すべて斜めに見てた」と振り返った。

中村は、その頃ムロと食事をし、ムロから「どうしたいの？何になりたいの？」と問われたが答えられなかったそうで、「その時は答えられない自分にも悔しいし、それをムロさんに言われてるのも悔しいから、その飲み屋で大ゲンカになったんです。『うるせぇ』っつって、もう泣きそうになりながら（言い返した）」と苦笑いで回想。「でも愛情だってわかってたんで、家にこもって1週間ぐらい外に出ずにずっと自分がどうしたいのかを考えて、出た結論が役者が好きで頑張るしかないじゃんってなって今に至ってるんです。ちゃんと働けるようになったのはムロさんがそういう風に言ってくれたきっかけがあった」とムロに感謝した。

ムロツヨシ、中村倫也を「泣かせちゃった」過去を回顧

番組にはムロもVTRで出演。「彼が実は上昇志向というのか、上に行きたいのに行けないという、足踏みしている時代があったんですね。今では考えられないですけど」と当時の中村について語り、「年上として、一緒に舞台もやってた人間として『何言い訳ばっかしてんだ。あなたのやりたいことは何ですか？』という質問攻めにあわせて泣かせちゃったんです」と同じ事務所の俳優の松坂桃李や菅田将暉の名前を挙げて、中村に発破をかけていたことを告白した。

中村倫也、ムロツヨシのアドバイスを明かす

「実はその時から一緒に飲む回数が一気に減ったんです。すげぇ嫌われたかなと思って…」というムロの言葉に笑いながら、中村は、自身も昨年末に後輩にムロから言われたことと同様の言葉を投げかけ、言い過ぎたと後悔した経験があると話した。

そして、そのことをムロに伝えた際に、ムロから「俺も実は倫也に言った時に後悔した。だけどそれを言ってものし上がってく奴はまれで、それを伝えた後に何ができるかを見守るのが実は大事なのかもな」とアドバイスをもらったことも回顧した。（modelpress編集部）

情報：日本テレビ