今泉佑唯、学生時代のバレンタインでの秘密明かす<あずみ~戦国編~>
2020.02.14 15:38
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女優の今泉佑唯が14日、東京・新宿の花園神社で行われた舞台「あずみ〜戦国編〜」の公演成功祈願会見に、共演の瀬戸利樹、味方良介、高橋龍輝、演出の岡村俊一氏とともに出席した。
今泉佑唯、バレンタインチョコを報道陣に手渡し
第43回小学館漫画賞を受賞した小山ゆうの人気漫画が原作となる同作は、幼少より刺客として育てられ、戦国の世に翻弄された美しい女剣士・あずみの物語。2003年と2005年に上戸彩主演で2度映画化され、舞台版では2005年に黒木メイサ、2016年に川栄李奈が主演で上演され、今泉は“4代目”あずみとなる。この日はバレンタインデー当日で、報道陣にも手渡しでチョコレートを配った今泉。過去のバレンタインデーの思い出を聞かれると「学生のときは張り切ってチョコを作ったりしていたんですけど…というか、作ったというのはウソで、母親に作ってもらったり、買ってきたチョコを自分なりにちょっと欠けさせて『作ったよ』って渡したりしていました」とぶっちゃけ、「あまり料理が得意ではないので、精一杯選んで買ったチョコを配りたいと思います」と笑顔で語った。
欅坂46を卒業してからのこの1年弱の期間はどんな日々だったか尋ねられると「この1年、グループを卒業して1人でやっていく中で、たくさんの現実だったりと向き合うことが多かったので、勝手に“私、大丈夫だ”って思っています(笑)」と吐露し、報道陣から「楽観的なんですか?」と声を掛けられると「楽観的?」と首を傾げて笑いを誘った。
今泉佑唯、瀬戸利樹の印象語る「ウケを狙っているつもりはないと思うんですけど」
拝殿でのご祈祷と、拝殿前でのフォトセッションを終えたキャストの4名は、今の心境を尋ねられると、主人公・あずみを演じる今泉は「ちょうどお稽古が始まって1週間が経って、まだうきは役の瀬戸くんが一緒に稽古できていないので…」と切り出し、瀬戸が「やってますよね?」と驚き。今泉は「まだ全員のところに参加できていなくて、2人の殺陣の稽古しかできていないので、そういう不安もありつつですし、歴代のそうそうたる方があずみを演じていられているので、今からすごく緊張していますし、何より会社からの圧(笑)、プレッシャーもあるんですけど、この作品に携わってくださっているみんなで新しいあずみを作り上げていけたら嬉しいなと思います」と気合いを入れた。
そしてあずみと運命をともにする忍び・うきはを演じる瀬戸は「僕は一緒にやっていたと思っていたんですけど(笑)、これからもっと一緒にやっていけたらなと思っています。今回、殺陣も初めてなので、不安とワクワクという気持ちが50%ずつだったのですが、今は不安のほうが勝っているので、それを稽古をしていく中で、ワクワクのほうを100%に持っていけたらなと思っています」と力を込め、「うきはを死ぬ気で精一杯演じたいと思っています」と語った。
また、瀬戸へのコメントを求められた今泉は「すごく一生懸命で、本人はウケを狙っているつもりはないと思うんですけど(笑)、ちょっとした立ち居振る舞いというか、行動がすごく面白くて、早く一緒にお稽古したいです」コメント。
逆に今泉へコメントを求められた瀬戸は「身長はそんなに大きくないかもしれないんですけど、刀を交えているときに大きく感じます。僕もそれに負けないように心を1つにして剣を交えて行かないといけないなという風に思っております。まだまだ未熟者ですが、これからよろしくお願いします」とお互いに頭を下げた。
さらに今泉が欅坂46卒業後初舞台となった『熱海殺人事件』で主演を務めた味方は「どこまで伸びるかわからなかったですし、それで稽古を経て本番に入ったときに、ちゃんと自分の足で地に足をつけて、今泉という人間が成長した姿を間近で見てきたので、今度は座長として今泉がどういう風に立ち回っていって、自分1人のことだけを考えずに、座長の責任であったり、やらなければいけないことを、どこまでこの子がやってくれるのかなと、これを乗り越えたときに今泉は女優として大きくなれるんじゃないかなと。それが僕の1番の楽しみです」と今泉の成長に期待を寄せた。
「あずみ~戦国編~」は、2020年3月14日より東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、4月4日〜5日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールで上演。(modelpress編集部)
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