吉岡里帆、念願の舞台出演「ずっと頑張ってきた」＜FORTUNE＞

10代のとき、小劇場の学生演技を観たことがきっかけで女優を目指すようになったという吉岡は「いつも脚本をいただいたとき、幸せな気持ちになるんですけど、舞台は憧れが強いジャンルで、映像作品が続いていたので、事務所の方に舞台をやりたいと何年も言い続けていて、やっと『FORTUNE』という素晴らしい作品と出会えました」と念願の舞台出演に喜んだ。

また、稽古が始まって2日目になるそうで「心から嬉しくて楽しくて、こんな日が来ることを臨んでずっと頑張ってきたなとそんな時間を過ごしています」と現在の心境を吐露。「この作品をみなさんと作り上げていくことが嬉しいなと心から思っています」と目を輝かせ、「まずは足を引っ張らないようにすることが1番大切だと思っています」と意気込みをみせた。

森田剛主演舞台「FORTUNE」

今作は、『ポルノグラフィー』『ハーパー・リーガン』『夜中に犬に起こった奇妙な事件』など、多くの戯曲を生み出した、イギリス演劇界を率引する劇作家・サイモンが、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの代表作『ファウスト』を大胆にも現代のロンドンを舞台に置き換えたもの。今回、英国に先駆け、日本で世界初上演を果たす。

全てを手に入れるために悪魔と“契約”を結び、闇へと堕ちていく二面性を持った主人公・フォーチュンを森田、フォーチュンが想いを寄せる素直でまっすぐな女性・マギーを吉岡が演じる。

舞台『FORTUNE』は、2020年1月14日～2月2日まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演され、その後、松本公演、大阪公演、北九州公演を行う。（modelpress編集部）