バチェラー「やらせ」報道をAmazonが否定
2019.11.28 15:28
Amazon Prime Videoの恋愛リアリティ番組「バチェラー・ジャパン」シーズン3において、やらせの疑いがあることが一部で報じられたことを受け、Amazon Japanがモデルプレスの取材に応じた。
バチェラーに「やらせ」疑惑報道
1人の成功した独身男性(=バチェラー)が、数十人の女性の中から運命の恋人を選ぶ恋愛リアリティ番組「バチェラー・ジャパン」。台本なしの予測不能な恋愛模様が人気を博しているが、2019年秋に配信されたシーズン3において、デートのプランやセリフ、最後にバチェラーが選ぶに女性について出演者の意に背く制作側の演出、シナリオがあったということを複数の出演者と番組関係者が暴露したと一部で報じられた。
Amazon、やらせ報道を否定
今回の報道の真偽と、情報漏洩があった場合、出演者と事前に結んでいるという米国Amazon本体との重厚な出演契約・秘密保持契約書に基づく損害賠償は発生するか?というモデルプレスの問いに対し、Amazon Japanは「これまで3シリーズを日本で制作してまいりました『バチェラー・ジャパン』のコンセプトは一人の男性が真実の愛を探す旅を追うリアリティ番組です。応募された皆様もこのコンセプトに共感し、ご自身の意思でご参加いただいております。バチェラー及び女性参加者がご自身の決断と合意に基づくという原則の下に制作しております」と、やらせとは対極のコメントを回答。出演者の意に背く演出は無かったと報道を否定した。“2代目バチェラー”小柳津林太郎「台本はない」制作舞台裏を明かす
2018年のシーズン2で“2代目バチェラー”を務めた小柳津林太郎は報道を受け28日、自身のブログを更新。恋愛リアリティショーにおいて台本があるのかという世間の疑問はつきものであるとし、「今回はバチェラー・ジャパンがたまたま対象に、なったわけですが、僕なりの観点で。結論からいうと、制作側は『ある程度』のシナリオをたてています。いや、たてざるおえないのです。そもそもたてないと、制作現場は何も進まないわけです」と撮影における事前準備の必要性を説明。出演者の意向を理解した制作陣とともに撮影までの企画を立てていると明かし、「デートシーンの撮影は、1テイクです。言わば、一本勝負です。リテイクはないのです。カクテルパーティや、ローズセレモニーなんて、もっての他です」と繰り返しの撮影については否定。
また、より良い作品を制作するために、放送では使用されないデートシーンも数多く撮影していることも伝え、「バチェラーの場合、ハリウッドの映画方式にならっているので、最高の作品にしあげるために、かつ、製作陣も初期段階では、バチェラーが誰を最終的に選ぶか???なので、とにかく多めにとって、最終相手が選定された上で、編集に入るのです。ようは、10とって、1しか使わない。そりゃカットになった、デート、シーンは山ほどありますよ」とつづった。
そして「出る側は、台本が無い分、僕の感覚からすると、ある種俳優より台本を覚える苦労は無い観点では楽だが、ある種ワンテイクだから舞台と同じで感じですかね」と出演者が発する言葉に台本はないとし、「でも、僕が最後に言いたいことは一つ。きっと、俳優、女優の方が大変だと思っています。その理由は唯一!!!監督の演出に答えなければいけないから。僕にはそんな責務なかったからですから!!!ということで、文春さんのアンサーになっているでしょうか???」とコメントした。
友永真也、前代未聞の衝撃展開が話題に
シーズン3では青年実業家・友永真也がバチェラーを務め、抜群のルックスとスマートな対応で人気に。最終話で一人の女性と結ばれるも、その後配信されたエピローグで、その女性に別れを告げ、忘れることができなかった2位女性と交際を開始した事実を告白。前代未聞の結末にネット上で大きな反響を呼んだ。(modelpress編集部)
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