西野七瀬、堂々たる歌唱 片桐仁の後押しも
2019.11.08 04:00
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女優の西野七瀬が出演する新CMが、14日から全国で放映される。
西野七瀬&片桐仁が出演
同CMシリーズには、笑福亭鶴瓶さんと相棒役の佐藤健が出演。今回、新たに西野と片桐仁迎えたメンバーで、年末の風物詩である「第九」のメロディに乗せて、令和最初の年の瀬を締めくくる。合唱団の指揮者として情熱的なパフォーマンスをする鶴瓶。そんな合唱団の歌声に感動する佐藤、「令和」の額縁を掲げる西野、個性豊かな合唱団のコーラス役として熱唱する片桐など、令和元年の年末を飾るのにふさわしい豪華メンバーがコミカルな展開を繰り広げる。
西野七瀬、堂々たる歌唱
「令和」の額縁を掲げた西野が「ないやろう!」と呼びかけるシーンではできるだけ鶴瓶のせりふのニュアンスに寄せるため、監督が「もっと意地悪そうに」「挑発的な感じで」と矢継ぎ早に指示。西野はバリエーション豊かな演技で応じていた。また、歌うシーンでは最初の方こそ大勢のスタッフの前で歌う照れくささから、少し声が小さかったものの、ドラマで共演したばかりの片桐やコーラス隊の後押しを受けると、徐々に声量も大きくなり、表情も自然体に。OKテイクでは堂々たる歌唱を披露し、満面の笑みを浮かべていた。
西野七瀬「中身の濃い1年でした」
インタビューでは、1年を振り返り「今年は25歳の節目で、元々印象的な年でしたが、実際にグループを卒業して、環境がガラッと変わり、ドラマとか1人のお仕事を始める年になったので、人生の中でもターニングポイントだったんじゃないかなと思います。すごく中身の濃い1年でした」とコメント。2020年に向けて「お芝居もどんどんやっていきたいですし、今回の片桐さんのように、いろんな現場で出会った皆さんと、また来年もどこかでお会いできたらいいなと思います」と意気込みを語った。
佐藤健、絶妙なリアクション披露
そして、佐藤は客席から鶴瓶のトークショーと指揮を見届けるという役柄。直接やり取りする場面こそないものの、ステージ上の進行に合わせて芝居するシーンでは、絶妙なリアクションでOKテイクを連発。前回の撮影に続いて、NGゼロのパーフェクトな演技で、現場を盛り上げていた。(modelpress編集部)西野七瀬、片桐仁コメント
― CM出演オファーを聞いた時のお気持ちはいかがでしたか?西野:ビックリしました。鶴瓶さんの「買わない、という選択肢はないやろう」というセリフが印象的で、よく聞いていたので「え、それ!?」「自分でいいのかな?」と思って。メッチャうれしかったです。
片桐:鶴瓶師匠と佐藤健くんのCMに、まさか自分が出られるなんて。しかも七瀬さんとは共演したドラマが終わって、すぐのタイミングでご一緒したので、縁があるなと思いました。
― 「令和」の額縁を掲げるシーンはいかがでしたか?
西野:けっこう重かったです。幅もあるので、特に右手がつらかったんですけど、なかなかできないことですからね。CMの出演とダブルでうれしかったです。
片桐:そうですよ。官房長官でもないのに(笑)。一生に一回の経験でしょうね。
西野:いい記念になりました。
― 片桐さんの寄りのパートは、全部で31テイクも撮影していました。
片桐:いろんなアングルで撮影して、最初は「もうちょっと顔を動かして」とかだったんですけど、だんだんカメラ目線になっていって、最後は「もう歌わなくていいです、客席の佐藤健さんに向けて、“宝くじを買え!”“宝くじを買え!”というテンションで、フフフフッて、ずっと笑ってください」って。
西野:大変でしたね。どれが使われるんでしょうね。
片桐:実はあれ、「買わない、という選択肢はないやろう」の顔をしていたんです。
西野:分かります。
片桐:ちなみに、七瀬さんはどういう気持ちで、あのせりふを言っていたんですか?
西野:片桐さんと同じです。“宝くじを買ってよ!買ってよ!”という気持ちで撮影しました。
― 10億円の年末ジャンボ宝くじが当せんしたら、かなえたいジャンボな夢をお聞かせください。
西野:色々考えたのですが、オブジェを建てたいと思います。ずっと残って、いろんな人が見れる、石像とか。
片桐:なるほど。太陽の塔みたいな感じで、西野七瀬の像を作りたいと。
西野:はい。当たった記念で作られた像です、みたいな。メッチャ良くないですか?
片桐:どんなポーズにします?
西野:全身ですかね。
片桐:100メートルぐらいはほしいですよね。あと、中を歩けるようにしたいですよね。
西野:いいですね。そういう観光ブツになりたいです。
片桐:ブツ(仏)って(笑)。ホント、仏のレベルですよね。ファンの人、喜びますよ。
西野:ぜひ写真を撮ってほしいです。
片桐:世界中から来ますよ。宝くじに当たった10億円で、自分の像を作った人だよって。
西野:きっと語り継がれますよね。
片桐:町おこしとかになるかもしれないですね。
西野:いいですね。ぜひ地元に。
片桐:じゃあ、僕が西野七瀬の像の原型を作りますね。僕が当たっても、七瀬さんが当たっても、地元に西野七瀬の像ができます。
西野:やったー!
片桐:夢がありますね。
― 「令和元年」を振り返って、どんな1年でしたか?
西野:今年は25歳の節目で、元々印象的な年でしたが、実際にグループを卒業して、環境がガラッと変わり、ドラマとか1人のお仕事を始める年になったので、人生の中でもターニングポイントだったんじゃないかなと思います。すごく中身の濃い1年でした。
片桐:七瀬さんと一緒に出たドラマは、さまざまな年齢の人がいて、すごくコミュニケーションが取れる現場で、そういう出会いを大切にしなきゃなと改めて感じました。いろんな人と出会って、影響を受けたり、与えたりもしながら、あっという間に過ぎていくんですけど、すごく充実した1年だったと思います。
― 2020年は、どんな年にしたいですか?
西野:お芝居もどんどんやっていきたいですし、今回の片桐さんのように、いろんな現場で出会った皆さんと、また来年もどこかでお会いできたらいいなと思います。
片桐:1回共演した後、また別の作品で共演できるとうれしいんだよね。
西野:安心感が違いますよね。今年以上に充実できるよう、努力を続けていきたいと思います。
片桐:僕は来年の3月に大規模な作品展をやろうと思っていますので、これを無事に成功させて、アーティスト業の方も充実させていけたらいいなと思います。
笑福亭鶴瓶、佐藤健コメント
― 年末にふさわしく大勢のコーラスとともにスケールがジャンボなCMとなっていますが、今回のCM企画についてどう思いましたか。鶴瓶:第九の合唱は年末の風物詩ですから、ピッタリだと思いましたね。でも、不器用やから、指揮の撮影中は、なんべんもダメ出しされました(笑)。
― 初めて鶴瓶さんと共演が決まった時、どう思いましたか?
佐藤:非常に光栄なことなので、すごくうれしかったです。
鶴瓶:俺は普段、「健、健」言うてますけどね、実はそばで彼の顔見たら上がるんですよ。この顔、ええ顔してるよ。対象的な顔の2人ですよね。ホンマに、うまいこと選びはったわ。
― 「令和」を掲げるシーンにちなんで、来年の抱負を“漢字二文字”で発表してください。
鶴瓶:「通常」。去年も今年も変わらず、ずっと通常の日々を送るという。深いやろ?
佐藤:いいですね。毎年の抱負が、「通常」ということですよね。
鶴瓶:そうそう。これを続けることがすごく大事や。俺が先に出したから、そっちはエッと言われるようなのを出さないとあかんで。
佐藤:僕も基本は「通常」で行きたいんです。でも、来年はこれにチカラを入れていきたいと思います。「整体」。この前ちょっと急な運動をしたら、首が動かなくなっちゃって。これはそろそろケアをしていかないとダメかもしれないなと思って。
鶴瓶:ただのマッサージやん(笑)。
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