Amazon Prime Videoにて配信中の恋愛リアリティ番組「バチェラー・ジャパン」シーズン3(毎週金曜配信)の本編最終話の後日談が語られる特別編『エピローグ ~バチェラーが明かす本当の結末~』が10月26日、配信された(※11月1日配信予定から変更)。<※ネタバレあり注意>
「バチェラー・ジャパン」シーズン3
「バチェラー・ジャパン」とは、1人の成功した独身男性=「バチェラー」が、20人の女性の中から真実の愛、運命の恋人を選ぶ、台本無しの恋愛リアリティ番組。ゴージャスで非日常な空間でのデートをする一方で、嫉妬や喧嘩、色仕掛け、裏切りなど女性たちによる激しいバトルの様子がリアルに描かれる。
各話の最後に行う「ローズセレモニー」で、バチェラーに選ばれなかった女性は去っていき、最終話まで残った一人の女性に、バチェラーから結婚を前提とした交際の申し込みが行われる。
1人の成功した独身男性=「バチェラー」に選ばれたのが、
友永真也(ともなが・しんや/32)。なお、スタジオMCは今田耕司、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、指原莉乃が続投。そして本編司会進行役もこれまで同様に坂東工が務める。
友永真也、水田あゆみとのその後を告白
最終話、ぶどう農家の岩間恵(いわま・めぐみ/26)とギリギリまで迷った末、元・北新地ホステスの水田あゆみ(みずた・あゆみ/30)を選び結ばれたバチェラー。あれから3ヶ月、2人が揃ってスタジオに登場…のはずが現れたのはバチェラー一人。「皆さんにきちんと報告しなければいけないことが沢山あります」「責任を果たすためにここに来ました」と衝撃の後日談が明かされた。
まず最後のローズセレモニー後、バチェラーが学生時代を過ごしたフランスをともに旅した様子を映像とともに回顧。ホストファミリーに水田を紹介し、バチェラーは「俺はあゆみとこの先一緒に歩んでいきたい。そう決めたこの答え、全く後悔していない」と改めて気持ちを告げた。
しかしそれから一ヶ月後、カメラがバチェラーが住む神戸を尋ねると、「突然のことなんですけど、水田あゆみさんとお別れしてきました」と破局を報告。「あゆみさんのことを好きになってました。でもどうしても心の中で恵のことが忘れられなくて、日増しにその気持ちが強くなってきた」と別れの原因は出会った瞬間から惹かれていた”ファーストローズ”の女性・岩間であることを明かすとスタジオからは悲鳴が上がった。
そしてスタジオでバチェラーは「このタイミングでお別れすることがどれだけ迷惑かかるか覚悟の上で決断しました」と覚悟を示し、「包み隠さずに全部言います」「何回バチェラーをやったとしても俺はあの環境だったら同じことをしてる。あのときはめちゃくちゃ真剣に考えて水田あゆみさんに渡したからこそそこに関しては何の嘘もない」と決断に嘘はなかったときっぱり。
しかし、岩間への思いを抱えたまま水田と交際を続けることはできないと理由を説明。MC指原は意気消沈した表情で涙を流し、2人の問題であるから自分が口を挟むことはないと前置きしつつ、「私が水田さんだったら即訴えます」と女性の気持ちを代弁。脱落した女性陣からも「正直むかつきました。皆本気でやってるのになんでそんな意見変えれるの?わがまますぎる」(岩城ありさ)と厳しい言葉がぶつけられた。
水田あゆみと破局後初再会で謝罪
水田もスタジオに登場し、破局してから初めてバチェラーと再会。「僕のわがままで本当に傷つけてしまって迷惑をかけてしまって本当にすみませんでした」と謝罪するバチェラーに水田は「悲しかったし悔しかったし辛かったけど、次会ったら一発殴らせてもらおうと思ったけど、思い返してみたら幸せに過ごせた時間も沢山あったし時が経った今は運命じゃなかった、ただそれだけやって思えてます」と穏やかな表情で答え、指輪を返すと、号泣する女性陣もいた。
水田は別れを告げられた瞬間、「嘘だと言って、何言ってんのこの人」と思ったと回顧。バチェラー曰く、満場一致で水田を推していた家族にも「お前は何やっているんだ、わがまますぎるやろ。あゆみさんのことを考えろ」と激怒されたという。
現在、岩間恵と交際中 その真相は…
そして、今田が「出演者の皆さんドン引きの用意はいいですか?」と前ふりし、バチェラーが「今岩間恵さんとお付き合いしています」とさらなる衝撃の事実を告白。水田は「ローズセレモニーのときのめぐの気持ちを知っていたから『(岩間も)OKするんかい』って思いました」とそれを聞かされたときの心境を赤裸々に思い返した。
2人が交際を始めたのは収録の2ヶ月前、水田と破局してからすぐのことだったといい、さらに水田との交際中に一度岩間と会っていたことが発覚。女性陣からは非難轟々の声があがり、スタジオは混乱に陥ったが、バチェラーは最後のローズセレモニーでほとんど話す時間がなかったため、しっかりとお別れの気持ちを伝えたかったと弁明した。
バチェラーは、最後のデートで岩間から「これって恋愛感情なのかなって思うとちょっと違和感が…」と心の揺らぎを正直に告げられショックを受け、無条件に愛を注いでくれる水田を選択。しかし、岩間にとってはカメラが回っていないところでバチェラーと最後のデートの夜、朝まで語り尽くしたことが大きかったようで、それをきっかけに気持ちに変化が訪れたという。
スタジオに現れた岩間は「今は本当に真剣に友永さんとお付き合いさせて頂いて今日は正直に何でも話す覚悟で来ました」と決意の表情。バチェラーから連絡をもらい、「会うのもまずいしそもそも連絡を取っている時点で良くない。あれで終わってるからあゆさんと向き合ってほしいってことを伝えていました」と最初はためらいがあったが、バチェラーから水田と別れたことを聞き「その時点では私もすごく好きだなと実感してしまったので会いたいと思ってしまいました」とバチェラーへの思いを自覚したことを打ち明けた。
「最後になればなるほど、もし最後に選ばれたら結婚も期待されるしリアルに実感してしまって思い悩んでしまった」「終わってから『(友永を)好きじゃない』と思い込んでいたのかなと思いました」とバチェラーならではの特殊な状況でラストが近づくにつれプレッシャーを感じていたという岩間。「最後の最後まで私が優柔不断だったので私の弱さだと思います」と神妙な表情で反省した。
現在は神戸と東京の遠距離で順調に交際しているといい、すでに岩間の実家にも挨拶済み。最後は岩間が「今は本当に真也さんのことを愛してますし、これから同じ道を歩んでいこうと決めているので、温かく見守ってくれたら嬉しいです」と、バチェラーが「今から僕は岩間恵さんと人生を共にしていく、その覚悟で2人で歩んでいきたいと思います」と宣言。水田は自ら手を差し伸べ、岩間を抱きしめ、最後はバチェラーと岩間が手を繋いでスタジオを去った。
シーズン史上最も波乱づくめの結末に、指原は最後まで「めちゃくちゃ胸糞悪い!」と視聴者に寄り添って正直な感想を吐露。今田と藤森は、番組上全て隠すこともできたがあえて全てをカメラの前でさらけ出す決意をしたバチェラーをフォローしつつ、男として気持ちは理解はできるが賛同できることではないと強調。「こんな生々しいのあります?」と人間のリアルが凝縮された結果に驚いていた。(modelpress編集部)
情報:Amazon Prime Video