ラグビーW杯、台風19号の影響で12日の2試合中止 13日の日本戦は？

ラグビーワールドカップ2019、台風19号により2試合中止 振替試合もなしと発表

9月に猛威を振るった台風15号よりも強い勢力とされている台風19号が12日から14日にかけて日本に接近することを受け、同委員会は公式サイトで「様々な可能性を検討した結果、今週行われるラグビーワールドカップのプール戦の開催について、以下の決定を行いました」とし、12日に行われる予定だったニュージーランド対イタリア戦（愛知・豊田スタジアム）、イングランド対フランス戦（神奈川・横浜国際総合競技場）の2試合を中止することを発表。

また「今回の判断に際し、私どもが重要視したのは、観客、選手、大会を支えるスタッフ・ボランティアら全ての関係者が安全に試合をご観戦いただき、運営できること、そして一貫性を持った判断のためのラグビーワールドカップ大会規定の遵守です」とし、台風19号の威力が今年最大級であること、そして公共交通機関などの影響を鑑みたことなど、試合中止に至るまでの経緯を説明した。

公式サイトでは、同じく12日に予定しているアイルランド対サモア戦（福岡・東平尾公園博多の森球技場）は現時点で予定通り開催する旨や、「プール戦に予定していた試合日に開催できない場合、翌日に延期することはせず、試合中止とみなす。試合結果は引き分けと宣言され、各チームに勝ち点２ずつ付与されるが、得点記録はなしとする」という大会規則に則り、中止となった上記2試合の振替試合は行わないことも発表されている。

13日の日本対スコットランド戦の実施可否は？

さらに、13日の試合実地可否については「台風通過後の安全性を調査の上、試合開催可否判断を行います。試合の中止判断がなされる場合は、原則キックオフ6時間前までに観客の皆様にご案内させていただく予定です」とアナウンスしている。

なお、13日には19時45分～日本対スコットランド（神奈川・横浜国際総合競技場）が予定されている。（modelpress編集部）