磯村勇斗「時効警察」新レギュラーに 内藤理沙&田中真琴も初参加
2019.08.07 05:00
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俳優の磯村勇斗、女優の内藤理沙、田中真琴が、10月期のテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『時効警察はじめました』(毎週金曜よる11時15分~)に出演することが決定した。
磯村勇斗「時効警察」新レギュラーとして加入
時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリ ジョー)が、名(迷)助手・三日月しずか(麻生久美子)と共に未解決事件を捜査するシュールな脱力系コメディーミステリー『時効警察』。12年ぶりに開幕する第3弾『時効警察はじめました』に、磯村が新レギュラーとして加入し、霧山と同じ総部署・時効管理課に所属する無類のイタズラ好きメンバー・又来(ふせえり)の息子・又来康知を演じる。「以前から『時効警察』が好きで見ていた」という磯村は、前シリーズではまだ小学生だと言われていた“又来の息子”を演じると聞いて「いやもう、嬉しかったですね!」と満遍の笑み。「又来さんが強烈なキャラクターなので、息子はどう育っていったんだろう…と気になる部分だったんですよ」と、ディープな『時効』ファンぶりをにじませる。
そんな磯村も気になる康知の現在は、総部署の鑑識課で働く超優秀な理系男子にして“若きエース”。クールでミステリアス、女子ウケもよく“トンビが生んだ鷹”状態だ。
しかし、又来のDNAを受け継ぐ康知が、絵に描いたような勝ち組人生を歩み続けてきたはずはなく、磯村曰く「すごくブレブレで、ツッコミどころが多い人」。康知は平凡な“鷹”ではなく、噛めば噛むほど味わい深い男として描かれる。
ツッパリ時代も!?磯村勇斗どう演じる?
実は康知は、紆余曲折の人生を歩んできた人物。その局面のひとつが、やたらと多感な思春期の頃はツッパっていた…という過去で、いきなりツッパリ時代の素行がよみがえる一幕も。磯村といえば、『今日から俺は!!』で演じた極悪非道ぶり全開の相良猛が印象的だが、「今回は康知なりの新しいツッパリ像を出したい」と意欲満々。「僕も康知も年齢的にはツッパリ世代じゃないはずなんですけど(笑)、わざわざ時代をさかのぼって“昭和ど真ん中のツッパリ”をやる…というボケがたまらない!」と磯村が模索する新たなツッパリ像にも注目だ。
現場ではオダギリ ジョー&麻生久美子にドキドキ
磯村はすでに『時効警察』の撮影に参加しており、「本っ当にドキドキする現場です」と心境を明かす。というのも、磯村は今回が初共演となる主演・オダギリの大ファン。「オダギリさんが髪を伸ばしたら僕も伸ばして一つ結びにしたり、オダギリさんがレザーのロングコートを着てたら僕も買ったり…と、デビュー前はよく真似をして、出演作も片っ端から拝見していたんです。ただ、さすがに霧山ヘアはハードルが高くて、真似できませんでしたけど…(笑)」と磯村。
さらに、霧山と三日月の付かず離れずのペアも好きだったそうで、「2人の関係性を目の前で拝見できて、すごく素敵な現場。麻生さんとも共演自体は初めてですが、本当におきれいな上に、“永遠の10代“みたいな可愛い仕草が素敵で…!」と、うれしそうに話す。
そんな中、磯村はドキドキだけでなく、イガイガな経験もすることに。「ふせさんからモリンガという凄く苦い“実”を頂いたんです。食べた後に水を飲むと、ただの水がすごく甘く感じる不思議な実なんですが、僕は少ししか水を飲まなかったから、すごく苦くて、口の中がイガイガしながら撮影をするハメになっちゃって…(笑)。でも、それも面白いなって!そういうことも全部含めて『時効』の空気なのかなぁ、と思って楽しみました」。
芝居でも「台本を超えたアイデアがたくさん飛んでくる」という、色々な意味で何が起こるか分からない刺激的な現場で、磯村が新芝居に挑戦する。
『時効警察』おなじみの交通課メンバー・内藤理沙&田中真琴も初参加
『時効警察』といえば、自由奔放な三日月のもとで、交通違反を取り締まるフレッシュな面々もおなじみだが、今回は前作から12年も経ったということで、その顔ぶれもリニューアル。内藤演じる浜田山と、田中演じる久我山…と、本シリーズではおなじみ京王井の頭線の駅名を掲げた新人が登場する。
「チョークでピッ!とやって、取り締まってみたかった(笑)」という内藤、「一度警備員さんをやりたくて…旗を持って車の誘導をしたかった!」という田中が、張り切って演じる交通課2人組の活躍にも期待がかかる。(modelpress編集部)
磯村勇斗(又来康知・役) コメント
― まずは『時効警察』への出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。以前から『時効警察』が好きで見ていたので「ついに皆さんとご一緒させていただける機会が来たのか!」と、うれしかったです。霧山さんと三日月さんのペアがとても微笑ましくて大好きだったんですけど、今回は2人の関係性を目の前で拝見できて、すごく素敵な現場にいるな、と感じています。
― 素のオダギリ ジョーさんと麻生久美子さんは、どんな方なんですか?
実は僕、オダギリさんの大ファンで…!オダギリさんが髪を伸ばしたら僕も伸ばして一つ結びにしたり、オダギリさんがレザーのロングコートを着ていたら僕も買ったり…と、デビュー前はよく真似をしましたし、出演作も片っ端から拝見していたんです。ただ、さすがに霧山ヘアはハードルが高くて、真似できませんでしたけど…(笑)。とにもかくにも、憧れのオダギリさんとの初共演に最初すごく緊張しました。オダギリさんは穏やかな方で、撮影合間も一緒にお話をしてくださるんですけど、やっぱり今でも一方的に緊張します(笑)。麻生さんも本当におきれいな上に、“永遠の10代“みたいな可愛い仕草が素敵で…!本っ当にドキドキする現場です。
― 磯村さんの役は又来さんの息子である康知。この設定を聞いた当初はどう思いました?
いやもう、面白かったですね(笑)! 又来さんが強烈なキャラクターなので、息子はどう育っていったんだろう…と気になる部分だったんですよ。ふたを開けたら、最初は優秀な理系男子という描写なのに、回を追うごとに「元ツッパリ」とか、いろんな設定が出てきて…! 僕も康知も年齢的にはツッパリ世代じゃないはずなんですけど(笑)、わざわざ時代をさかのぼって“昭和ど真ん中のツッパリ”をやる…というボケがたまらない!すごくブレブレで、ツッコミどころが多い人だなって、面白くなりました。
― 康知を演じる上で、何か気をつけていることはありますか?
力を入れすぎるわけでもなく、力を抜くわけでもない――『時効』の空気感に馴染むには、糸をピンと張りつつも、どこか弛むような余裕を残さなきゃいけないと思いながら臨んでいますね。というのも、『時効』は台本を超えたアイデアがたくさん飛んでくる現場。瞬時に反応できる柔軟性と視野が必要ですし、そこにしっかりと食らいついていきたいので、自分からもいろいろ提案させていただいています。
― ちなみに、元ツッパリっぷりが出る場面では『今日から俺は!!』の要素も出たりするんですか?
僕も当初はそうかなって思ったんですけど、あれをなぞると、まったく違うキャラになってしまうので、今回は康知なりの新しいツッパリ像を出したいな、と。母ちゃんと掛け合い共々楽しんで演じたいです。
― ふせえりさんとは普段どんな関係なんですか?
ふせさんとは普段から、息子と母ちゃんみたいな立ち位置ですね。そういえば先日、ふせさんからモリンガという凄く苦い“実”を頂いたんです。食べた後に水を飲むと、ただの水がすごく甘く感じる不思議な実なんですが、僕は少ししか水を飲まなかったから、すごく苦くて、口の中がイガイガしながら撮影をするハメになっちゃって…(笑)。でも、それも面白いなって!そういうことも全部含めて『時効』の空気なのかなぁ、と思って楽しみました。
― 個性的な監督と脚本家が多数参加する現場というのも、『時効警察』の特徴ですが…?
三木(聡)さんが作られたベースラインの幹から、柔軟に細い枝を育てていくような感覚なんですけど、監督によってアイデアも演出方法も全然違うので、すごく新鮮です。僕も俳優として、もともとある『時効』の空気を大切にしながら、会話をしっかり楽しんで演じることを意識して臨みたい。最終的に“お芝居を楽しめる体”を自分のものにできたらいいなぁ、と思います。
内藤理沙(浜田山・役)コメント
出演が決まったときは、すごくうれしかったです。レギュラー陣の皆さんが12年前と全然変わらず、台本を読んでいても前のシリーズがそのままよみがえっている感じがして、現場に入るのがすごく楽しみでした。現場では皆さん、家族みたいに仲がよくて、一緒に作品を作り上げているんだなって伝わってきます。私もその一員として、視聴者の方に楽しんでもらえるように頑張ります。田中真琴(久我山・役)コメント
私が初めて心から面白いと思った邦画が、三木(聡)監督とオダギリ ジョーさんがタッグを組んだ映画『転々』(2007年)でした。あのお二人が関わる『時効警察』に自分が少しでも携われるということで、とても緊張しましたし、うれしかったです! 12年から続く作品に出られるなんて奇跡!今までの『時効警察』の流れや雰囲気に馴染みつつ、私たちがいることでさらに加速させられたらなって思います。
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