池田エライザ、撮影中に「泣いちゃったことも」初写真集に自信
2019.06.09 17:00
views
女優でモデルの池田エライザが9日、都内でファースト写真集『pinturita』の発売記念イベントを開催。握手会スタート前、報道陣の取材に応じた。
池田エライザ「pinturita」
女優、モデル、映画監督としての顔も持つ池田が、デビュー10周年を記念して刊行した同作。スペイン系フィリピン人と日本人の間に生まれた池田が、自身のルーツを辿るべく、スペインのバルセロナやカターニャ地方を訪れた。中世ヨーロッパの街並みに溶け込むハイセンスなファッションから貴重な水着姿や下着姿まで、完璧なプロポーションが引き立つ衣装で惜しみなく美貌を披露。普段のクールなイメージからは想像がつかないほどお茶目な一面もみせており、妖艶でミステリアスな表情から「誰にも見せたことない顔」まで収録されている。
池田エライザ、10周年で初写真集
初の写真集に「自分の写真集なんて需要がないとずっと思い込んでいたので、そういった意味ではここまでたどり着けたことはすごく幸せです」と写真集を大事そうに持ちながら語った池田。「何冊も出している印象」と声をかけられると、「恥ずかしかったですよね。丸1冊自分の顔があるのが想像出来なかったのと、まだ1冊にまとめるには自分が足りないんじゃないか、もっと中身なる人間になって満を持してだそうと思っていたんですけど、色んな方アドバイスを頂いたり、よくよく考えていくうちに、皆がみんな完璧なものだけを観たいだけじゃないのかもしれないなと思って、まだまだ未熟ですが10周年ということでひとまず1冊作ってみようかなと」と、このタイミングでのファースト写真集になった心境の変遷を明かした。
池田エライザ、撮影中に「泣いちゃったことも」
また、握手会は1050人が参加するほど盛況。「どんな人に観てもらいたいか?」との質問には、「今までバラエティに出る機会も少なく、自分のことを知ってもらう機会がなかったなかで、恥ずかしいぐらい自分の内側をさらけ出しています。情けない顔もしているけど…一度撮影中に色々切羽詰っちゃって泣いちゃったこともあって、それがいいデトックスにもなったんですけど、泣く前、泣いた後、スッキリした後、全部包み隠さず撮って頂いたので、そういう意味では本当に性別問わず観ていただきたいです」と、涙したことを振り返りながらアピールした。表紙は「覚悟した瞬間」
さらに、スペインでの撮影を振り返り「寒くて…2月の冬だったので。(表紙は)山のてっぺんの崖の上で撮ったので、寒かったですけど、暖かいところでのんびり撮るというより、やる気満々で『全部さらけ出してやる』っていう気持ちだったので、そういった意味では寒くてよかったのかもしれないです」としみじみ。飾られている表紙ポスターを眺めながら「ベタですけど『でっかい地球とちいさい私』ということなんでしょうか。こんなに大きなところで、一生懸命自分なりに大きい声で『頑張って』って思うと、まだまだやれるなと思ったので、そういう覚悟した瞬間が表紙になりました」とも。お気に入りのカットについては、写真集のタイトルにもなった馬の「pinturita」とのショットを挙げて、「すごく素敵なお馬さんで、恋しちゃうというか、女の子なんですけどすごくドキドキしちゃってこの名前を付けたいなと思いました」と紹介。「写真集の最後にpinturitaにお辞儀をしている写真があるんですけど、pinturitaもお辞儀してくれていて、それがすごく嬉しかったです」と笑顔をみせた。
写真集を経て…池田エライザの変化
そして、初の写真集では、8日間の撮影だけでなく、制作過程も含めて自身に変化があった語る池田。「今の事務所に所属して10年、未熟なところもありますけど日々更新していかないといけないって思いました。気づいたら自分のことを褒めたことが無かったので、この写真集を作るにあたって色んな人と打ち合わせをして、本当にスペインにたどり着いて、写真を撮って、本当にみんなでスペインに来れた、写真集を作れたと思ったときに、1回は自分のことを褒めてあげても良いのかなって思った」とコメントして、「振り返って立ち止まるのは悪いことではないと思うので、自分のことを褒めるっていうのはスペインに行ったからこそ感じたと思います」と大きな変化を明かした。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】