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kemio、ゲイ告白の反響は「想像以上に温かかった」

2019.05.26 19:00

SNSで女子中高生を中心に人気を集める人気クリエイターのkemio(けみお)が26日、都内でエッセイ「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」(KADOKAWA)刊行記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。

  
同書は、YouTubeやSNSなどで約300万人に注目されるクリエイターで、秀逸なボキャブラリーや、“意外に深い”名言で若者の支持を集めるkemioによるエッセイ。6秒動画アプリ「Vine」から始まった少年が、セレブの階段を駆け上がるまでの歩み、幼少期のこと、人間関係や将来のこと、恋愛トークなど赤裸々に綴っている。

『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』kemio著(発行:KADOKAWA)より/提供画像
そんな本のオファーが来た際の心境についてkemioは「信じられなかったですね。いまだに信じられなくて、本を書くってなったときに、1番に書きたいと思ったのは、育ててくれた祖父母に対しての気持ちを書きたいなと思っていたので、それを祖父母が読んでくれたときに、僕以上に喜んでくれたことが自分の中でもよかったなって思いました」としみじみと回顧。同書を通して1番伝えたいことについては「いろいろ書いたんですけど、“こんな生き方あるんだね”くらいの気持ちで読んでほしいですね。それを自分の人生にスパイスを与えるような感じで適当にやってくれたら僕は幸せです」と打ち明けた。

さらに、タイトルに込めた意味を聞かれると、「飛行機の中で決めたんですけど、とりあえず最初は語呂がいいやつがいいなと思ったのと、人生って楽しいことも辛いこともある中で、それをランウェイみたいに華やかに考えて行きたいなと思ってこちらにしました」と紹介。注目ポイントについては「今って活字離れって言われているじゃないですか。僕らの世代の子で本を読まない子が多いし、僕も最後に本を読んだのって(絵本の)『ぐりとぐら』とか『かいけつゾロリ』くらいのレベルなんですね。そんな方でも飲むような勢いで読める本なので、みんな恐れることなく読んでください」とアピールした。

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kemio、ゲイ告白の反響は「想像以上に温かかった」

また、同書やYouTube、SNSなどで自身のプライベートなどを赤裸々に公開していることについて照れはないというkemio

先月には自身のツイッターでゲイであることを告白したが、同書でも自身の恋愛観を赤裸々に綴ったことについての反響を尋ねられると「想像以上に温かかったですね。ヤフーのコメント欄だけは荒れました。いつも荒れますよね、ヤフーのコメントは。本当に治安の悪い地域だなと思いながらいつも読んでいます」とコメントして笑いを誘い、「でも、みんな僕の想像していた以上に温かい反響とか、個人的にメッセージを送ってくださる方もいて、嬉しい気持ちになりました。本を書いてよかったなって思いました」と笑顔を見せた。

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『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』kemio著(発行:KADOKAWA)より/提供画像

エッセイ好調に「嬉しい気持ちでいっぱい」

そんな同書が発売からわずか1ヶ月で4刷累計13万部突破。「信じられないですよね。数だけでみるとどんだけデケエんだって感じなんですけど、東京と大阪のイベント用に1500冊サインをさせていただいたんですけど、その1500冊だけでも目ん玉ぶっ飛ぶくらいの数があったので、13万部なんて目の前に並べられたら倒れます」と吐露。「すごく嬉しい気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。

『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』kemio著(発行:KADOKAWA)より/提供画像

kemioの今後は…?

そして、今後挑戦してみたいことを尋ねられ、「今、アメリカに住んでいるんですけど、アメリカに引っ越して3年くらい経つんですね。英語も勉強しつつ向こうでの活動ももう少し広げて行けたらいいなと思っています」と目を輝かせながら語ったkemio。「モデルのお仕事やファッションのお仕事をさせていただいたりしてるので、そういうのも英語を使って何ができるのかをもうちょっとつめつめにしていけたらいいなと思います」と語った。

加えて、最近はまっていることを聞かれると「BLACKPINKが好きです。あとUFOキャッチャー」とのこと。「UFOキャッチャーって知らない人でも誰かがやっていると止まって見ちゃうじゃないですか。あれが面白いなと思って、目立ちたがり屋なので、取れそうなときに人が集まってきて歓声が湧くんですよ。ワールドカップみたいになるのですごく好きです」と声を弾ませた。

ベルト忘れてイヤホンさしちゃうkemio (C)モデルプレス
なお、この日のファッションのポイントについては「ベルトをアメリカから持ってくるのを忘れてしまって、今日も時間がなくて(買いに行けなくて)、イヤホンをさしたらかわいいんじゃないかなと思って、こんな感じです」と紹介した。(modelpress編集部)
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