BULLET TRAIN SPRING/SUMMER TOUR 2019「EUPHORIA ~Breakthrough, The Six Brave Stars~」初日公演(写真提供:SDR)

超特急、グループ史上最大規模のホールツアー開幕 “幸福感”あふれる

2019.04.21 18:00

6人組ダンス&ボーカルグループ・超特急が、BULLET TRAIN SPRING/SUMMER TOUR 2019『EUPHORIA ~Breakthrough, The Six Brave Stars~』の初日公演を20日、松戸・森のホール21で開催した。

  

超特急、念願の“全国開通”へ…ホールツアー幕開け

全33公演で10万人を動員し、グループ史上最大規模となる今回のホールツアーは、初開通(=初めてライブを行う)の土地も7県含んで、6人の念願だった“全国開通”が遂に達成されることに。加えて、今やアリーナ公演が基本となっている超特急が2年ぶりに行うホールツアーということで、チケット発売済みの前半16公演はすべてソールドアウトと、8号車(超特急ファンの呼称)の期待は恐ろしく高い。そして迎えた初日、満員の会場に立ち込める熱気に応え、6人は“幸福感”を意味するツアータイトル通りに、8号車の欲しいものを満載にしたステージを展開し、4ヶ月にわたるロングツアーを最高の形で幕開けた。

BULLET TRAIN SPRING/SUMMER TOUR 2019「EUPHORIA ~Breakthrough, The Six Brave Stars~」初日公演(写真提供:SDR)
初日公演の開演時刻が訪れると、6人はあまりにも予想外かつ最高にうれしいオープニングで客席を熱狂させ、さらに超特急ライブ最大の武器である“8号車との共同作業”を新たなスタイルで提示。初っ端から運動量の多いエネルギッシュなステージを繰り広げて、思わずユースケが「うーん、幸福感!」と漏らせば、すかさずタクヤが「みんなで幸せになろうぜ!」と煽ってブーストを上げる。客席から勢いよく振られるペンライトの光と全力のコールを受け、「ありがピーナッツ!」と会場のある千葉にちなんだポーズも誕生したりと、こんなご当地ネタも全国ツアーの楽しいところ。

また、今ツアーのテーマソングであり、CDデビュー7周年の記念日である6月10日に発売されるニューシングル「Hey Hey Hey」も、この日さっそく初披露された。これまでになくファンクなサウンドとミラーボールのきらびやかな光は、小粋な振りつけ&タカシのレンジの広い歌唱が相まって、レトロかつゴージャスなダンス空間を演出。ダンサー陣によるアクロバティッなソロダンスリレーも含め、そのソウルフルなオーラに場内からは大きなどよめきが湧き、背伸びをせずとも自然体で大人びたムードを醸し出せるようになった6人の姿からは、超特急の確かな進化を感じ取ることができる。

BULLET TRAIN SPRING/SUMMER TOUR 2019「EUPHORIA ~Breakthrough, The Six Brave Stars~」初日公演(写真提供:SDR)
大きな見所となったのが、6人が3組に分かれてのペアフォーマンスと、幻想的なレーザーショーだ。メンバーが巧みに操作するハンドレーザーと、直線的なレーザー照明が絶妙にシンクロして、ステージ空間に躍動的な光のアートを描出。幻想的な情景に8号車から大きな拍手が贈られた。

さらに、クールなナンバーでホットなエモーションを爆発させ、「超ネバギバDANCE」では、ステージの多層構造を活かした立体的なパフォーマンスと8号車と一緒に踊るダンスで、熱い一体感を生み出してゆく。そしてアンコールでは、その一体感を感動へと見事に昇華。清々しい笑顔で初日のステージを締めくくった。

BULLET TRAIN SPRING/SUMMER TOUR 2019「EUPHORIA ~Breakthrough, The Six Brave Stars~」初日公演(写真提供:SDR)
BULLET TRAIN SPRING/SUMMER TOUR 2019「EUPHORIA ~Breakthrough, The Six Brave Stars~」初日公演(写真提供:SDR)
楽曲、衣装、照明、演出、舞台セットと、元気いっぱいのポップと男の色気漂わせるクールをバランスよく織り交ぜながら、これまでの7年間に発表された楽曲を丹念に掘り起こして、超特急の“温故知新”を進めている今回のツアー。「いろいろな新しい姿を見せていこうという公演です」とリーダーのリョウガがMCで語ったように、もちろん公演ごとにセットリストの変化はあるが、いずれも来場者の予想を裏切り期待に応える内容となるだろう。ツアーファイナルは8月17日、日本の最南端である沖縄公演となる。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

あわせて読みたい

  1. 超特急「トレタリ」リニューアルで“様変わり” 初回は催眠術で“見たことのない姿”に

    モデルプレス

  2. 超特急、コギャルから冬ソナまで 平成を体現

    モデルプレス

  3. 超特急、センス発揮&独特アイデアの“グッズ考案会”

    モデルプレス

  4. 超特急、デビュー7周年記念日に新曲リリース メンバーセンター盤もラインナップ

    モデルプレス

  5. <超特急インタビュー>大舞台で叶った諦めかけていた夢…リョウガ伴奏の「霖雨」裏話が胸アツすぎる!今振り返る初センター曲の思い出も

    モデルプレス

  6. 超特急ツアー、初日はカイのプロデュース企画 メンバーの気配りで“急遽変更”も

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 【エントリー受付中】モデルプレスの読者モデルを募集

    特集

  2. 11月カバーモデルはドラマ&映画『【推しの子】』齋藤飛鳥

    特集

  3. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  4. 「2024年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  5. フジテレビ × モデルプレス Presents「"素"っぴんランキング」

    特集

  6. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  7. インフルエンサー影響力ランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  8. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  9. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  10. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    山本舞香「隠していました」新ヘアで印象ガラリ「凄まじいギャップ」「似合ってる」

    モデルプレス

  2. 02

    藤田ニコル、“2年ぶり”イメチェンで雰囲気ガラリ「お人形さんみたい」「大胆でかっこいい」の声

    モデルプレス

  3. 03

    【漫画】「35歳!」正直が一番と話していた先輩保育士は園児たちに年齢を聞かれ…?/実録 保育士でこ先生(47)

    WEBザテレビジョン

  4. 04

    timelesz菊池風磨&田中美久、ポーズ一致の“匂わせ”ショットが話題「ドラマかな?」「情報解禁待ち遠しい」

    モデルプレス

  5. 05

    「海に眠るダイヤモンド」神木隆之介&「ライオンの隠れ家」坂東龍汰・佐藤大空、3ショットが話題「時空超えた」「激レア」と反響

    モデルプレス