岡本夏美、伊藤健太郎 (C)モデルプレス

伊藤健太郎、岡本夏美に座長ぶり絶賛される<春のめざめ>

2019.04.12 18:38

俳優の伊藤健太郎が12日、KAAT神奈川芸術劇場で行われた主演舞台「春のめざめ」(4月13日より同所ほかにて上演)公開ゲネプロ及び囲み取材に、共演の岡本夏美栗原類、芸術監督の白井晃らと出席した。

  

伊藤健太郎「今は緊張感でいっぱい」

白井晃、岡本夏美、伊藤健太郎、栗原類 (C)モデルプレス
1891年にフランク・ヴェデキントによって書かれた戯曲『春のめざめ』は、思春期の少年たちの性への目覚め、生きることの葛藤、それに対する大人たちの抑圧などが描かれ、そのセンセーショナルな内容から当時上演禁止の処分を受けた問題作。日本では、2017年にはヴェデキントの原作をもとに、白井の新たな構成とDragon Ashの降谷建志が書き下ろした楽曲、ダンサーの平原慎太郎が思春期にある若者たちの性衝動や煩悶を表現した振り付けで上演し好評を得た。

伊藤健太郎 (C)モデルプレス
再演となる本作の本番を翌日に控えた意気込みを聞かれると、主人公・メルヒオールを演じる伊藤は「明日から始まって、どうなるか正直、想像がつかないんですけど、約1ヶ月間稽古をしてきて、白井さんに一からいろんなことを教えていただいたので、その成果じゃないですけど、自分が今出せる力を全部だし切れるように頑張りたいなというのと、今は緊張感でいっぱいですね」と吐露し、ヒロインのヴェントラを演じる岡本は、「1ヶ月間ほど皆さんと稽古をさせてもらったんですけど、その中でも白井さんにいろんなことを教えてもらって、稽古期間の中で白井さんに『ヴェントラを生きろ!』って言葉をもらって、それがずっと心の中にあって、ちゃんと本番、全公演を通してヴェントラを生きられるように、しっかり舞台に立ちたいなと思います」と力を込めた。

岡本夏美 (C)モデルプレス
また、稽古での思い出やエピソードを聞かれた伊藤は「舞台経験が少なくて、これが2回目なので、根本的な声の出し方から、体の動かし方から、一から白井さんに教えていただいて、そこで苦戦する部分もいっぱいありました」と打ち明け、「でも、そういう作業も楽しかったですし、キャストの皆さんも素敵な方々ばかりなので、皆さんと一緒にいろんなお話をしながら『春のめざめ』という舞台を作り上げる期間が本当に楽しくて、すぐ稽古場に生きたいなっていう風な1ヶ月間でした」としみじみ。「稽古が終わって、みんなとご飯を食べに行ったりしても、ほぼこの舞台の話で、どうしたらいいのかとか、僕ら初参戦のチームが、再演組に聞くことがあったり、いろんなことを教えてもらいながら、毎日を過ごしてきました」と充実した表情を浮かべた。

伊藤健太郎、岡本夏美に座長ぶり絶賛される

岡本は、2月に行われた本作の製作発表会時に、初演を観劇後に日記に“ヴェントラ役がやりたかった”と書いていたことを明かし、見事、役を勝ち取った喜びを語っていたが、改めてヴェントラを演じての感想を聞かれると「『やってみたい』なんて軽く言えるような役ではなかったです(笑)」と告白して笑いを誘い、「でも、自分が舞台を見て惹かれた役ではあったので、こうして自分がヴェントラの衣装に袖を通してお芝居ができていることも、す私にとってはすごく感動的なことなので、まだまだな部分もたくさんあって、さっきのさっきまでダメ出しをされている状態だったんですけど、全部出し切れるように頑張っていきたいなと思います」と気合いを入れた。

岡本夏美、伊藤健太郎 (C)モデルプレス
さらに、今回、舞台初主演となる伊藤は、自身が座長だなと実感することはあったか尋ねられると「ないです!」と即答し、「自分のことでいっぱいいっぱいなので、(座長として)何もできていません」とコメント。これに岡本は「いやいや、そんなことないですよ。熱いんです、彼は。熱くて優しくて素敵で、みんながついて行きたくなるような座長です」と絶賛すると、伊藤は「やめなさい!」と照れ笑いを浮かべつつも、「支えられながらやっている感じです」とスタッフ・キャスト陣に感謝した。

白井晃、岡本夏美、伊藤健太郎、栗原類 (C)モデルプレス
そして、締めコメントを求められた伊藤は「再演というのもあるんですけど、僕たちにしか作れない今回の『春のめざめ』というのをお見せできるように、僕らも必死に魂を込めて頑張りますので、ぜひ楽しみにしていただけたらなと思います」とアピールした。(modelpress編集部)

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