ムロツヨシ、体当たりで“日本で一番不幸な男”役 テレ東初主演ドラマ決定<I ターン>
2019.03.29 06:00
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俳優のムロツヨシが、テレビ東京金曜深夜のドラマ24枠にて放送される「I ターン」(7月スタート)で主演をつとめることがわかった。ムロにとって今作がテレビ東京初主演となる。
原作は、「侠飯」「すじぼり」などの作品が多数、映像化されている人気小説家・福澤徹三氏の同名小説。
これまで「勇者ヨシヒコ」シリーズをはじめ、多数のドラマ24作品に出演してきたムロが、不幸の無限ループに陥る冴えない中年サラリーマン・狛江光雄を演じる。
広告代理店に勤める営業マン・狛江が、左遷で地方の小さな支社に異動を命じられ、単身赴任することに。赴任先は、ヤクザが行き交う“修羅の街”。一度の仕事のミスが、人生を大きく変える受難の日々の始まりだった。対立する二大ヤクザに睨まれ、逃げようとすればするほど、泥沼に!?個性の強い2人の組長の間で毎話、究極の選択を迫られる中年サラリーマンの姿を描く。
「下衆の愛」(2016年)、「獣道」(2017年)などを手掛ける映画監督・内田英治氏が全話の脚本・監督を務める意欲作。バイオレンスとコメディと哀愁がたっぷり詰まったジェットコースタードラマ。日本中のサラリーマンが震撼するかもしれない、“日本で一番不幸な男の物語”が繰り広げられる。
僕の初めての連続ドラマのレギュラーは、ドラマ24が始まって2作目の「2nd ハウス」でした。そこから「Xenos」があって「勇者ヨシヒコ」シリーズがあって、その途中に「アオイホノオ」にも出演させていただいて。いろいろ経験させてもらった場所で、主演として呼んでもらえたことが、歴史がある感じがして嬉しいです。ドラマ24と信頼関係を築いて、やっと今ここで真ん中に立たせてもらうということがありがたいです。
― 「I ターン」の脚本を読んだときの感想
まず、原作を先に読んでから、内田監督が書いてくれた脚本を読ませていただきました。映像で説明しづらいところも内田監督らしい演出になっていて、おもしろいなと思いました。ドラマでは、岩切と竜崎というタイプの違うヤクザのバチバチ感や、僕が演じる狛江と岩切と竜崎の妙な三角関係がより濃くなっているなと。僕はこの2人にやられ放題なんですけど、「やられてみようかな」とすんなりと思いこめる脚本だったなと思います。
― 狛江という役を演じるにあたって
30代前半の頃は“やられる”役が多かったですが、最近は“やられる”よりも、コメディで人に笑ってもらえる役が多かったので、自分の中に潜んでいるMの心が久々に出てきました。僕自身、SとM両方持っていると思うのですが、今回はMを全面にだしたほうがいいなと思って演じています。
あと、監督からは、「サラリーマンは決して楽ではないけど、かわいそうではない」というのを出したいと言われました。役ではありますが、いちサラリーマンとして、そして家族を持った一人の男として、それを背負って演じたいなというのは一番大事にしています。
― 撮影現場の雰囲気はいかがですか?
内田監督が信頼しているスタッフさんが多く集まっていて、その関係性・雰囲気がとても良いので、安心して入り込んでいます。主演として自分が背負わなきゃと思っていたのですが、監督とスタッフさんに預けて、お芝居に集中していられます。あと、ドラマ24は毎回、スケジュールがきつい(笑)でも、だからこそ一致団結してスタッフさんとの関係も密になっていると思うのでそこは大事にしたいです。
― 視聴者の皆様へみどころ・メッセージをお願いいたします。
ドラマ24ならではであり、今までのドラマ24を超えるくらいのすごいバランスのキャストが集まっています。僕が憧れていた俳優さん、嫉妬するくらい、いいお芝居をするなぁと思っていた俳優さんたちと、なかなかこういう関係性と役で「会話」ができることはないので、その「会話」を楽しみにしていただきたいです。また、これからどんどんドラマや映画で見ていくであろう俳優さんたちも多く出ていますので、是非そこは注目してほしいと思いますし、脚本・監督に内田英治という監督がやってきてくれましたから、新しい深夜ドラマとして楽しみにしていただけたらなと思います。
こんなムチャな企画に勇敢に挑戦するのはムロツヨシさん。撮影をご一緒した今だから言うが、すごく人格者だ。演技も繊細だ。多くの裏方と同じように、瞬時に大好きになってしまった。本作には私からムロさんへの愛情が溢れているはず。
作品の雰囲気としては往年の角川映画のような作品を目指しました。映画とテレビの融合する場、ドラマ24だからこそ出来たドラマ、「I ターン」は間違いなく面白くなっております。ほかにも素晴らしい出演者が集まってくれました。どうぞお楽しみに。
主人公の中年サラリーマン・狛江には、いまや人気実力ともにピカイチのムロツヨシさん。ムロさんとは「2nd ハウス」「Xenos」「アオイホノオ」などでご一緒でしたので、主役の狛江役はムロさんしかいない!とお願いしました。ダメダメサラリーマンが、ヤクザたちと出会い、中年の危機を乗り越えて自分を取り戻していく様を、時に笑わせたり、泣かせたり、迫真の演技で魅せています。「俳優・ムロツヨシ」の真骨頂に鳥肌ものです。そして、ムロさんを翻弄するもう一人の主役・ヤクザの親分・岩切は、あっと驚く方にお願いしました。その他の役にも、主演のムロさんだから、内田監督だからと、一癖も二癖もある豪華なキャストが揃いました。「テレ東のドラマ24」だからこそ成し得た、攻めに攻めまくっている展開と演技派の役者陣の競演にぜひ、ご期待ください。
そんな中、新規でチラシの制作を請け負った会社から突然、電話が!これが悪夢の始まりだった…。
怒り心頭の社長・竜崎が手にするのは狛江が担当したチラシ。そこにはとんでもないミスが!しかも、その会社は「竜崎組」というヤクザの会社だということが発覚。狛江は絶体絶命のピンチに陥る。さらに、追い打ちをかけるように「岩切組」の親分・岩切も怒鳴り込んでくる。岩切が激怒しているワケとは一体…!?
突然2人の組長に挟まれ危機的状況の狛江。家族のために働く冴えないサラリーマンの人生が一転、借金を抱え、身売りのピンチ。さらに、岩切は無理やり狛江を「舎弟」として岩切組の一員に!?“修羅の街”で広告マンとヤクザの危険な二重生活がスタート!不幸の無限ループに陥った男のI(=自分)ターンとは!?
(modelpress編集部)
これまで「勇者ヨシヒコ」シリーズをはじめ、多数のドラマ24作品に出演してきたムロが、不幸の無限ループに陥る冴えない中年サラリーマン・狛江光雄を演じる。
広告代理店に勤める営業マン・狛江が、左遷で地方の小さな支社に異動を命じられ、単身赴任することに。赴任先は、ヤクザが行き交う“修羅の街”。一度の仕事のミスが、人生を大きく変える受難の日々の始まりだった。対立する二大ヤクザに睨まれ、逃げようとすればするほど、泥沼に!?個性の強い2人の組長の間で毎話、究極の選択を迫られる中年サラリーマンの姿を描く。
「下衆の愛」(2016年)、「獣道」(2017年)などを手掛ける映画監督・内田英治氏が全話の脚本・監督を務める意欲作。バイオレンスとコメディと哀愁がたっぷり詰まったジェットコースタードラマ。日本中のサラリーマンが震撼するかもしれない、“日本で一番不幸な男の物語”が繰り広げられる。
ムロツヨシ コメント
― ドラマ24の主演が決まったときの感想僕の初めての連続ドラマのレギュラーは、ドラマ24が始まって2作目の「2nd ハウス」でした。そこから「Xenos」があって「勇者ヨシヒコ」シリーズがあって、その途中に「アオイホノオ」にも出演させていただいて。いろいろ経験させてもらった場所で、主演として呼んでもらえたことが、歴史がある感じがして嬉しいです。ドラマ24と信頼関係を築いて、やっと今ここで真ん中に立たせてもらうということがありがたいです。
― 「I ターン」の脚本を読んだときの感想
まず、原作を先に読んでから、内田監督が書いてくれた脚本を読ませていただきました。映像で説明しづらいところも内田監督らしい演出になっていて、おもしろいなと思いました。ドラマでは、岩切と竜崎というタイプの違うヤクザのバチバチ感や、僕が演じる狛江と岩切と竜崎の妙な三角関係がより濃くなっているなと。僕はこの2人にやられ放題なんですけど、「やられてみようかな」とすんなりと思いこめる脚本だったなと思います。
― 狛江という役を演じるにあたって
30代前半の頃は“やられる”役が多かったですが、最近は“やられる”よりも、コメディで人に笑ってもらえる役が多かったので、自分の中に潜んでいるMの心が久々に出てきました。僕自身、SとM両方持っていると思うのですが、今回はMを全面にだしたほうがいいなと思って演じています。
あと、監督からは、「サラリーマンは決して楽ではないけど、かわいそうではない」というのを出したいと言われました。役ではありますが、いちサラリーマンとして、そして家族を持った一人の男として、それを背負って演じたいなというのは一番大事にしています。
― 撮影現場の雰囲気はいかがですか?
内田監督が信頼しているスタッフさんが多く集まっていて、その関係性・雰囲気がとても良いので、安心して入り込んでいます。主演として自分が背負わなきゃと思っていたのですが、監督とスタッフさんに預けて、お芝居に集中していられます。あと、ドラマ24は毎回、スケジュールがきつい(笑)でも、だからこそ一致団結してスタッフさんとの関係も密になっていると思うのでそこは大事にしたいです。
― 視聴者の皆様へみどころ・メッセージをお願いいたします。
ドラマ24ならではであり、今までのドラマ24を超えるくらいのすごいバランスのキャストが集まっています。僕が憧れていた俳優さん、嫉妬するくらい、いいお芝居をするなぁと思っていた俳優さんたちと、なかなかこういう関係性と役で「会話」ができることはないので、その「会話」を楽しみにしていただきたいです。また、これからどんどんドラマや映画で見ていくであろう俳優さんたちも多く出ていますので、是非そこは注目してほしいと思いますし、脚本・監督に内田英治という監督がやってきてくれましたから、新しい深夜ドラマとして楽しみにしていただけたらなと思います。
内田英治監督コメント
え、いいの?本作のお話をいただいたときの感想である。普段は単館系映画界隈で細々と映画を撮っている私に、ドラマの話である。しかも12話全話の監督脚本をやらせていただけるという。さすがドラマ24。自分で言うのもなんだが、マニアックである。題材はサラリーマンとヤクザの相棒モノ。さすがテレ東、一ミリも時代と融合していないぞ。こんなムチャな企画に勇敢に挑戦するのはムロツヨシさん。撮影をご一緒した今だから言うが、すごく人格者だ。演技も繊細だ。多くの裏方と同じように、瞬時に大好きになってしまった。本作には私からムロさんへの愛情が溢れているはず。
作品の雰囲気としては往年の角川映画のような作品を目指しました。映画とテレビの融合する場、ドラマ24だからこそ出来たドラマ、「I ターン」は間違いなく面白くなっております。ほかにも素晴らしい出演者が集まってくれました。どうぞお楽しみに。
山鹿達也プロデューサーコメント
平成が終わり、新時代の幕開けの年。「働き方改革」が進み、これまでの常識ややり方が通じなくなり、まさにイノベーションしていかないとついていけない…。働く世のサラリーマンにはシンドイ時代になっています。また「中年の危機」に直面する40代には、さらにキビシイ時代です。そんな今、日本一不幸なサラリーマンを主人公にしたドタバタ奮闘記は、多くの働く人たちの共感を呼ぶと確信しますし、エールとなれば幸いです。脚本・監督は「下衆の愛」で注目を浴びた、中年の鬼才!内田監督にお願いしました。主人公の中年サラリーマン・狛江には、いまや人気実力ともにピカイチのムロツヨシさん。ムロさんとは「2nd ハウス」「Xenos」「アオイホノオ」などでご一緒でしたので、主役の狛江役はムロさんしかいない!とお願いしました。ダメダメサラリーマンが、ヤクザたちと出会い、中年の危機を乗り越えて自分を取り戻していく様を、時に笑わせたり、泣かせたり、迫真の演技で魅せています。「俳優・ムロツヨシ」の真骨頂に鳥肌ものです。そして、ムロさんを翻弄するもう一人の主役・ヤクザの親分・岩切は、あっと驚く方にお願いしました。その他の役にも、主演のムロさんだから、内田監督だからと、一癖も二癖もある豪華なキャストが揃いました。「テレ東のドラマ24」だからこそ成し得た、攻めに攻めまくっている展開と演技派の役者陣の競演にぜひ、ご期待ください。
あらすじ
中堅広告代理店・宣告社に勤める狛江光雄(ムロツヨシ)は45歳にして、左遷同然の人事で本社から地方の支社へ。妻と娘を東京に残し、ヤクザが牛耳る“修羅の街”へ単身赴任することに。社員2名の貧弱支店の支店長になった狛江は「業績アップしなければ即閉鎖・即解雇!」と無理難題を押し付けられる。家のローンに、娘の進学…リストラされるわけにはいかない!馴れ合いになった業者の見直しや新規の営業…本社仕込みの営業手腕で売り上げアップを図る。そんな中、新規でチラシの制作を請け負った会社から突然、電話が!これが悪夢の始まりだった…。
怒り心頭の社長・竜崎が手にするのは狛江が担当したチラシ。そこにはとんでもないミスが!しかも、その会社は「竜崎組」というヤクザの会社だということが発覚。狛江は絶体絶命のピンチに陥る。さらに、追い打ちをかけるように「岩切組」の親分・岩切も怒鳴り込んでくる。岩切が激怒しているワケとは一体…!?
突然2人の組長に挟まれ危機的状況の狛江。家族のために働く冴えないサラリーマンの人生が一転、借金を抱え、身売りのピンチ。さらに、岩切は無理やり狛江を「舎弟」として岩切組の一員に!?“修羅の街”で広告マンとヤクザの危険な二重生活がスタート!不幸の無限ループに陥った男のI(=自分)ターンとは!?
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】