香取慎吾、日本初個展で“体内”を公開「コンサートの演出をしているみたい」草なぎ剛も会見見守る

香取慎吾、国内初個展で“体内”を公開

香取にとって国内での初個展となる本展は、360度回転劇場という他に類を観ない展示空間でのアート作品展。昨年9月にフランス・パリで開催された「NAKAMA des ARTS」展において発表した100点以上のペインティング作品や、新作となる体感・体験型インスタレーション作品群を展示する。

公開前日を迎え、「いよいよこのときが。ドキドキしてます、ブンブンしてます！」と瞳を輝かせた香取。展示は香取の体内に入り込んだかのようなコンセプトとなっており、約10年保存してきたという実際の髪や歯型などもアートとして展示される。「いろんな僕を見てほしい。いろんな僕を知ってほしくて発信し続けてきたんですが、アートでは、より深いところまで僕を見てもらえると思う」とコンセプトの意図を語り、「僕のアートには僕が詰まっている。僕の内臓が見られたり、僕の遺伝子が見られるアートだったり、より近くに僕を感じてもらえたら」と呼びかけた。

香取のアートが爆発するオープニング映像も見どころの一つ。「これまでコンサートやライブでやってきたことと同じで、みなさんの気持ちを最高潮まで上げられたらと思って作りました。そこから絵を見てもらって楽しんでもらえるようになっていると思う」と手応えを滲ませた。

製作期間を振り返ると、「スモークの量が足りないなとか、照明をもっとこうしよう、とかコンサートの演出をしているみたいだった。今までそんな個展なかったと思うので、自分最高だなと思います」とニヤリ顔で、「きのうの夜中までこの劇場で絵を描いていて、ほぼ完成しました。6月まであるので少しずつ絵を描いていきたいと思います」と期間中も進化をつづけていくアート展であることを予告。

ファンへ向け、「いろんなものにいつまでもワクワクドキドキしていてほしい。この個展がその一部になれたら嬉しいです。ステージの音楽を踊ることも、ミュージックもファッションも全部つながってる。エンターテインメントととしてこの個展を楽しんでもらえたい」とメッセージを送った。

草なぎ剛から「お前が持ってる何かがそうさせてるんじゃない？」

また、草なぎ剛や稲垣吾郎はすでに作品を鑑賞したか聞かれると、会場奥を指さしながら「草なぎは今いるんじゃないかな。さっきも『これから会見あるんだ』って話していて」と草なぎがプレスプレビューにも訪れていることを明かし、「後ろの方でこうやって（腕を組んで）見てると思いますよ。なんかプロデュースされてるみたい」と笑顔。「『たくさんの人のおかげでできてるから感謝だね』といったら『お前が持ってる何かがそうさせてるんじゃない？』と言ってくれました」と草なぎとのやりとりを明かし、稲垣については「稲垣さんも来てくれます…稲垣さんも来てくれます！」と繰り返して笑いを誘った。

なお、同展には、香取の体の一部が取り入れられた作品など、本記事では未公開のアート作も多数ラインナップ。120分では見きれないほどたっぷりと香取慎吾が詰まった展示となっている。3月15日より6月16日まで開催。（modelpress編集部）

「サントリー オールフリーpresents BOUM！BOUM！BOUM！（ブン！ブン！ブン！）香取慎吾NIPPON初個展」概要

【日程】
2019年3月15日（金）～ 6月16日（日）
※休館日：3月19日、4月2日、4月16日、5月7日、5月21日、6月4日

【公演開演時間】
10：00、11：15、12：30、13：45、15：00、16：15、17：30、18：45、20：00
※1回公演当たり350名入場、各回120分の入替え制
※本開場は各開演時間の20分前予定

【会場】
IHIステージアラウンド東京（東京都江東区豊洲6-4-25）