木村拓哉、東日本大震災で見せた“人間力”番組スタッフ明かす

東日本大震災が起きた2011年3月11日は、主演を務めた同局系ドラマ『南極大陸』（2011年）撮影のため北海道・根室を訪れていたそう。撮影最中に地震は起こったそうで、木村は「津波警報がブワーッと鳴りだして『撮影している場合じゃない』『とにかく避難しよう』ってなった」と振り返った。

番組では「真っ先にキャストを避難させた。すると木村さん自らスノーモービルを運転し、再び湖に戻ってきた」とドラマのチーフADからのコメントを紹介。「木村さんが率先して、出演者、女性スタッフ、機材と順に高台まで運び、スタッフは止めたが、木村さんは『スタッフも俳優も関係ないから』と言った」とエピソードを明かした。

木村も当時を回顧し「警報が鳴ったのでダメだと思って。現場にまだ機材もあるし、スタッフも全員残っているし、ダメでしょって言って戻って。本当に怖かったし、でも『自分が先に』という頭にはならなかったかな」としみじみ語った。（modelpress編集部）

情報：TBS