DEAN FUJIOKAの“遊び”にファン歓喜 「スタート地点」ゆかりの地への思いとは?コラボしてみたいアーティストは?<イベントレポ>
2019.03.08 04:00
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俳優のディーン・フジオカがアーティスト名義「DEAN FUJIOKA」として7日、都内にてニューアルバム「History In The Making」(1月30日発売)リリース記念スペシャルトークイベントを開催した。
DEAN FUJIOKA、ニューアルバム秘話も…2日間限りのスペシャルイベント開催
前日には大阪でイベントが行われ、抽選で選ばれた380名が参加。この日は300名が参加し、Gジャン×パーカーのカジュアルスタイルを着こなしたDEANが会場に姿を現すと、大きな歓声で迎えた。ラジオDJ、ナレーターとして活躍するサッシャをMCに迎え、トークを展開。DEANはテーブルに置かれたDJセットで効果音を自由に鳴らし、その“遊び”でファンを盛り上げながらも、まずはアルバム「History In The Making」の収録曲を振り返り、各楽曲にまつわるエピソードを披露した。
「この2年半、3年間の音楽的な変化を1曲1曲並べた」という今作には、DEANの音楽性の幅広さを感じ取ることのできるバラエティ豊かな楽曲を収録。曲順にもこだわっていることを明かし、アルバムバージョンとして編集された「Speechless ~HITM Ver.~」に関しては、次に繋がるフジテレビ系木曜劇場「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」主題歌「Echo」のことを考え「アウトロを全カットしました。全体の流れで聴いたときに必要ないなと感じたので」と秘話も。
日本テレビ系ドラマ「今からあなたを脅迫します」のために描き下ろした「Let it snow!」は中国語バージョンの「Let it snow! ~Mandarin Ver.~」として収録されているが、曲が完成した当初から「確実に中国語が合うなって、なぜ北京語で作らなかったんだって」という思いがあったそうで、「1年越しで作ることができました」と念願が叶った1曲となったようだった。
上海・香港・台湾…DEAN FUJIOKA“ゆかりの地”への思い
現在、自身初のアジアツアー「DEAN FUJIOKA 1st Asia Tour 2019 “Born To Make History”」を開催中のDEAN。今後は国内のほか、4月には上海・香港・台湾での公演も控えるが、それぞれDEANゆかりの地で、上海については「(香港、台湾で芸能活動をしていた頃)仕事でよく行っていた場所。映画の撮影、CM、雑誌と上海に行く機会は多かったです」と回顧。さらに、香港は「スタート地点です。社会との接点と言うか、香港で鍛えられました」とフリーランスとして活動していた時期を思い出しつつ「自分が人生で何をしたいのか、はっきり思い知らせてくれた街」としみじみ。台湾は「香港がスタート地点だとしたら、台湾が学校」といい「マネージメントの会社に入ったので、大きなスケールでエンターテイメントというお仕事とは“なんぞや”と教えてくれた街」と思いを馳せた。
10年後は?コラボしてみたいアーティストは?DEAN FUJIOKAがファンの質問に答える
その後は、DEANの出すイントロクイズにファンが答える企画やファンからの質問にDEANが答えるQ&Aコーナーを実施。「10年先はどんな風に生活していたい?」と質問されると、迷いながらも「とりあえずハッピーでいたい」と願望を口にし、「(この仕事を)続けられていたらすごいことだなと思います。今やれていることはやりたいと思って初めたことなので」とコメントも。
続けて受けた「コラボしてみたいアーティストは?」という質問では、思い出したように「自分の中の目標ありました!」と笑顔を浮かべ、直前の「10年先はどんな風に生活していたい?」への回答として「『(ジャパン)アクションアワード』をとりたい。優秀賞をいただいたことがあるんですけど、最優秀賞をいただきたいなと。アクションに関してはちゃんとやりたい」と意気込み。また、「コラボしてみたいアーティスト」には台湾出身のジェイ・チョウの名前を挙げていた。
このほか、「日本の歴史上の人物で演じてみたい人、または好きな人物は?」と聞かれると、NHK連続テレビ小説「あさが来た」で自身が演じた五代友厚に触れ「五代さんをもう少し掘り下げたいなと思います」と答え、ファンを喜ばせる場面もあった。
そして、アルバム収録曲「Sakura」を流しエンディングへ。この日のイベントではDJセットが大活躍だったが、DEANも「遊んじゃいますね、これ。危ない(笑)」とハマった様子を見せ、最後には300名のファンたちが名残惜しそうにする中、「こういったイベントもDJ(活動)もライブコンサートも含めて、活動の幅や頻度を増やしていけたらいいなと思っているので、自分の中で覚悟を決めて、優先順位を見極めて、今後も頑張っていきたいと思っております。よろしくお願いします」とメッセージを届け、イベントは幕を閉じた。(modelpress編集部)
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