瀬戸康史、山本美月をめぐり松坂桃李と恋敵に<パーフェクトワールド>
2019.03.08 08:00
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俳優の瀬戸康史が、松坂桃李が主演、山本美月がヒロインをつとめるドラマ「パーフェクトワールド」(カンテレ・フジテレビ系/4月16日スタート/毎週火曜よる9時~※初回20分拡大)に出演することがわかった。
瀬戸康史、松坂桃李と山本美月をめぐり恋敵に
同作は、生涯一人で生きていくと決めていた、松坂演じる車いすに乗った建築士・鮎川樹が、高校の同級生・川奈つぐみ(山本)と再会し、心を通わせていくことで樹自身が変化をしていくラブストーリー。原作は有賀リエ氏が描く、女性コミック誌「Kiss」(講談社)に連載中の「パーフェクトワールド」(累計部数170万部を突破)。瀬戸は、樹の恋敵で、幼なじみのつぐみに片思いをしている、心優しいアプリ制作会社の社長・是枝洋貴を演じる。
瀬戸康史「ラブストーリーはそんなに経験がないので」
ドラマのオファーを受けた瀬戸は「ラブストーリーはそんなに経験がないので、照れくさい部分はありました。しかし、一人の人間としても役者としても経験を積んで、今こういった作品と巡り会えた事には意味を感じます」とコメント。自身の役どころについて、「僕が演じる是枝は、内なる炎は燃えたぎっているのに恋に関して積極的にいけない、そして人に寄り添う事のできる優しい人物です。しかし彼の中にも攻撃的な部分はあり、人として醜い部分も垣間見えてきます。そこに人間味を感じるので僕は好きです。そういった部分をしっかり演じていくことで、30代前後という大人だけれど、まだどこか幼い中途半端な年齢ならではの恋愛模様が描けるのではないかと」と意気込みを述べた。
また、原作の感想や作品の見どころについては「まず『パーフェクトワールド』という題名に衝撃を受けました。人間誰しも自分の中で思い描く“パーフェクト”を目指して日々生活していると思いますし、この作品は健常者であろうが障害者であろうがそんな事は関係なく、すべての人間に問いかける作品だと思います」と話した。
瀬戸康史、松坂桃李&山本美月の印象語る
今回、初共演となる松坂の印象や共演で楽しみにしていることに関しては、「本当にいろいろな顔を持っているなと思います。僕は彼の目が好きで、目だけで役を演じられる人だと思っています。今作では1人の女性に恋をした男と男の心の探り合い、ぶつかり合いが楽しみです。しかし“昨日の敵は今日の友”…奇しくも松坂さんとは実年齢が同い年なので、プライベートでは仲良くしたいですね」と共演自体を楽しみにしている様子だった。山本とは以前にも共演をしており、印象を聞かれると「同郷ということもあり、以前ご一緒した時からとても接しやすい印象です。山本さんは一見強そうなイメージがありますが、とても繊細な心の持ち主だと思うので、つぐみの心の動きを正直に丁寧に表現されると思います」と期待を寄せた。
瀬戸康史「パーフェクトワールド」へ意気込み
最後にドラマを通して伝えたいメッセージを尋ねると、「我々は生きていく上で課題みたいなものを与えられて生活していると思います。その中で自分の気持ちに嘘をついたり、隠したり、また相手に対してとりたくもない態度をとってしまったり…僕も経験があります。それは本当に苦しいし、人生を振り返ってみても決して良い思い出ではありません」と述懐。「でも、このラブストーリーを通して、物事に対して正直になることの大切さを教えてくれている気がします。後悔してからでは遅い。後悔しない生き方を僕も学びたいと思います」と熱いコメントで締めくくった。
瀬戸康史の起用理由は?
同局の河西秀幸プロデューサーは、瀬戸の起用について「茶目っ気溢れ、決して憎めない性格でつぐみを応援する是枝の笑顔が、瀬戸康史さんと自然にシンクロし、オファーさせて頂きました」と経緯を説明。「瀬戸さんは巧みな演技の幅で、陰と陽を演じ分ける素敵な俳優だと思っていました。活動の幅を広げ、今とってもお茶の間に愛される瀬戸さんに演じてもらえると思うと、楽しみで仕方ありません!きっと、瀬戸さんが演じる是枝は皆様に愛される、魅力溢れるキャラクターになると確信しておりますので、ぜひご期待下さい!」と明かした。(modelpress編集部)
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