(左から)七海、坪井ミサト、佐野千晃、村田倫子、アンジェラ芽衣/東京マラソン2019の様子(提供写真)

村田倫子・アンジェラ芽衣ら“走る美女チーム”、フルマラソン初挑戦 TGR史上ベストタイムも

2019.03.07 14:27

女のコのランニングカルチャーをリードするランニングチームとして、2012年4月よりスタートした「東京ガールズコレクション」の公式ランニングプロジェクト「TOKYO GIRLS RUN」(以下:TGR)。3日、「東京マラソン2019」にアンジェラ芽衣佐野千晃坪井ミサト七海村田倫子の5人が広報・企画ランナーとして参加し、TGRの締めくくりとして42.195kmに挑んだ。

  

村田倫子・アンジェラ芽衣ら“走る美女チーム”、フルマラソン初挑戦

朝から小雨がぱらつくスタート地点の気温は、6.4度。レース直前で緊張しているかと思いきや、メンバー同士で写真を撮ったりリラックスしている様子の5人。

佐野千晃、坪井ミサト/東京マラソン2019の様子(提供写真)
佐野千晃、坪井ミサト/東京マラソン2019の様子(提供写真)
スタート前の意気込みと目標について、佐野は「目標は3時間15分です。行けると思います!昨日は今日と同じ時間に起きウォーキングをするなど活動していたのでコンディションもバッチリです。今日はTGRチームの中で一番に戻ってきて、みんなに安心感を与えたいですね」とコメント。

村田倫子/東京マラソン2019の様子(提供写真)
村田は「初めての東京マラソン!こんな一世一代のお祭りに参加できることはなかなかないので、まずは楽しみたいです。そして完走を目指します!目標はサブ4です。昨日は緊張して寝れなかったんですけど……とにかく楽しみたいと思います!」と心境を語った。

坪井ミサト/東京マラソン2019の様子(提供写真)
坪井は「初めてのフルマラソンなので、完走目指して、歩かないよう止まらないよう頑張ります。4時間を切ることが目標ですが、タイムに捉われずに楽しむことを目指します。昨日は5時間しっかり寝れました!」と話し、七海は「雨なので無理せず楽しく走れたらなと思います。来る途中で人の多さと駅や道路の規制にびっくりして、改めて楽しみになってきました。目標は4時間半です!……いけるかな~?(笑)」と述べた。

アンジェラ芽衣/東京マラソン2019の様子(提供写真)
アンジェラは「TGRの最初の練習会では1km走るのに10分かかったりとかして、精一杯でした。でも1年間活動してきてフルマラソンもどうにか走れるかな??くらいにはなれた気がします。みんなで練習してきた日々があるので、きっと完走できると信じています。実は昨日の夜、マラソンしてる夢を見たんですよ!なのでイメトレはばっちりです!(笑)」と明かした。

村田倫子・アンジェラ芽衣ら、いよいよスタート

東京マラソン2019の様子(提供写真)
ペーサーとして今日一緒に戦ってくれる陸上のプロ達がついてくれることになり、5人もどこか心強さを感じた様子。コーチからペーサーに各々のペース配分や課題についての引き継ぎが行われ、メンバーも早速自分たちの目標タイムや走り方についての相談をした。

コーチから最後に「頑張って!」と声がかかると、全員は気持ちを引き締めるようにうなづいた。いよいよスタートへ。 雨も激しさを増し本降りに。気温は4.6にまで下がっていた。思わず抱き合う村田と坪井。緊張の表情のアンジェラと七海。佐野はひとり、静かにストレッチをしていた。

ファンファーレが鳴り響き、開会式が始まると5人はベンチコートを脱いだ。約38000人が一斉にスタートを切ると、5人はゆるやかにそれぞれのゴールを目指して走り出した。

東京マラソン、雨の中で開催に

東京マラソン2019の様子(提供写真)
東京マラソンは、東京の観光名所を巡る人気の大会。ランナーにとっても東京の著名なエリアを見ながら走ることができるため、走りながらも楽しめると話す人が多い。

しかしこの日は雨。身体が冷えてくるため寒さに意識が持っていかれてしまい、精神的にもキツイ自分との戦いとなった。

佐野千晃、余裕の表情で15km地点通過

東京マラソン2019の様子(提供写真)
その中でも沿道を埋め尽くす観客による声援がどの場所でも鳴り止まない。5人にも名前を呼びかけ応援する人が多く、日本橋周辺の10km地点ではその声に励まされるように笑顔を見せながら手を振った佐野と村田。

浅草雷門前の15km地点では、余裕そうな表情の佐野が一番に通り過ぎる。その後村田、七海、坪井がかなりのハイペースぎみに続く。少し遅れて11時頃アンジェラが通過した。

東京マラソン2019の様子(提供写真)
富岡八幡宮周辺の20km折り返し地点では、スカイツリーが見えてくる場所だが、この日は視界不良のためかろうじて光が見える程度。疲れがみえてくるころだが佐野は余裕の表情。村田も心なしか楽しそうな様子だ。坪井もまだまだ余力が見える。七海はすこし足が重そうな様子。

増上寺・東京タワー周辺の32km地点では佐野はタイムを気にしながら、ペーサーと言葉を交わし、少しペースを上げた。坪井も辛そうではあるが、その視線は前だけを見ているのが印象的だった。

少し遅れて姿を現したアンジェラは辛そうな表情でペースは落ちているものの足を止めることはなかった。

品川で折り返し、39km地点で再び増上寺・東京タワー周辺に。残り3km、それまで余裕の表情だった村田が初めて辛そうな顔を見せた。七海は負けん気を見せ、ペースを上げる。

佐野千晃、自己ベスト更新 アンジェラ芽衣は涙


東京マラソン2019の様子(提供写真)
12時28分、佐野がゴール。なんと自己ベストを更新し3時間14分24秒をたたき出した。その後13時05分に村田、13時41分に坪井、14時48分に七海、15時48分にアンジェラがゴールし、見事全員完走することができた。

東京マラソン2019の様子(提供写真)
佐野、村田、坪井、七海は笑顔でフィニッシュ。最後にゴールしたアンジェラはゴールで待っていた七海を見ると思わず涙。2人は抱き合って42.195kmの頑張りをたたえ合った。(modelpress編集部)

東京マラソン2019の様子(提供写真)

佐野千晃コメント

・タイム 3:14:24

スタート前に外に出たとき寒くて、ヤバイな、と思ったのが最初の感想でした。ペーサーさんが前半抑え目に調整してくださって、30km地点まではこのペースで大丈夫?って思ったりもしたんですけど、いつもならラスト12kmでペースが落ちちゃうところ今日はしっかりと最後に追い上げることができました。

自己ベスト更新できて……嬉しいような、でももうちょっといけたかも?みたいなちょっと不思議な気持ちです。目指すはサブ3なので、まだまだ通過点ですね。TGRの活動は楽しかったです。私は走るのがキライで(!)練習もキライなんですけど、仲間と走ることは楽しいなと思うことができました。いつも練習会以外にもひとりでも練習してたんですけど、他の4人にお手本をみせなきゃなという気持ちで頑張れたと思います。

村田倫子コメント

・タイム 3:51:00

走り始めから20kmまで楽しくて!雨が降ってたけど、前回の久里浜の練習会がキツすぎたからか、「あの時と比べたら楽!」って思って乗り切れました。30km越えたあたりから沿道で応援してくれる方が私の名前を呼んでくれたりしてすごく背中を押されました。35kmくらいから辛くなってきて、1kmが長く感じました。でもせっかくこんな機会を頂けたのだから、自分に負けないで頑張ろうって思って。1年間 TGRをやってきたのだから、チームで走ってるのだからと絶対に手は抜きたくなかったんです。

私は運動も得意じゃなかったし、TGRの活動を始めた当初は「スポーツとかやってみた~い!」くらいのノリだったんですけど、ここまで続けることができたのはチームの空気感がすごくよかったからですね。この2018のチームに入ることができて本当に良かったなと思います。仕事の両立がしんどいときも、みんな同じ状況なんだからって思うと頑張れたんです。これからもランニングは生活の中に取り入れたいですね。TGRにはすごく感謝しています。

坪井ミサトコメント

・タイム 4:27:18

4時間30分を切ることができました!すごくきつかったんですけど……20kmまではいいペースで行くことができて、でも30kmを超えたあたりから足が重くなって、ふくらはぎと股関節が痛くなって途中でストレッチしたりしてました。最後の10kmは気合とアドレナリンで乗り切りましたね。本当は4時間を切りたかったので悔しい気持ちもあります。ハーフマラソンとフルマラソンは違うんだなと言うことを実感しましたね。もっと練習方法を変えたら次はもっといいタイムが出るかなと思います。

これからも定期的に走ることは続けていきたいですね。走ることで味わえる達成感、身体もキレイになる、健康にもいい、など良いことばかりです!TGRの活動を始めた頃は5km走るのもしんどくて、フルマラソンなんか走れないと思っていました。でもコツコツ練習を続けてた結果完走することができて、人って変われるんだなと驚いたし、すごく強くなることができた気がします。TGRの活動はこれからの自分の人生に本当に意味のある1年間だったと思います。

七海コメント

・タイム 5:34:12

完走できた!んですけど、想像していた以上に寒かったです!ハーフだと自己ベストになるんですけど、25km~30kmくらいのところで信じられないくらい足が動かなくなって、ペーサーの方ももう辞めようかって言ったくらい。だから後半は本当に頑張ったなと自分でも思いますね。くじけそうになったけど、でもメンバーは全員完走するんだろうなって思ってたから、負けず嫌いなのもあって(笑)絶対完走しようって思って走ってました。沿道で声援を送ってくださる方の声も力になりました!!

それまでタイムを目指して走ったりしたことが無く筋トレくらいしかしたことがなかった私にとって、長距離であるマラソン競技はすごく苦手意識があったんですけど、TGRの活動を通じて走るのが好きになりました。最初の練習会から楽しかったんですけど、一生懸命練習しているのにタイムが伸びなかったり結果に結びつかなかった時期があってその時はしんどかったですね。

でも最後まで走りきること、自分の満足いくように走ることを意識したらいいと思ってからは少し楽になりました。だから東京マラソンも完走できて本当に良かった!これからもいろんなレースに出てみたいですね。今回ペーサーをしてくださった方がトライアスロンをしている方で、そういうのにチャレンジしてみたいなという想いもあります!

アンジェラ芽衣コメント

・タイム 6:33:42

やっぱりキツかったな、というのが感想です(笑)。今の練習などでは足が痛くなっても動かないとまではいかなかったのに、今日は本気で痛かった!!膝も足首もモモ裏まで全部痛くなって、途中で歩いたりもしました。でも悔しいなって思って、歩いたほうが早いんだけど最後の1kmは絶対走ってゴールしたいなって思って走りました!

完走できて……ホッとしました。私は他のメンバーと比べて目標タイムを言ってもひとりだけ5時間半、というのがすごく遅いんじゃないかとか、ダメなんじゃないかとか思ってしまっていた時期もあったんです。でも初めてのフルマラソンへの挑戦で5時間半は決してダメじゃない、と最近思えるようになって。だから絶対に完走したいと思っていました。

TGRの活動は……このメンバーだから頑張ることができた気がします。完走して戻ってきて、七海の顔見たら思わず泣いちゃった。1年間の活動の途中で何度も心が折れかけたことがあったけど、フルマラソンまでやり切れたのはやっぱりみんながいたからですね。

【Not Sponsored 記事】

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