杉咲花、板谷由夏に“プロのビンタ”浴びせる

主人公の派遣社員・的場中ことアタル（杉咲）が“あらゆるものが見える特殊能力”を駆使し、悩み多き“働く人々”と会社を変えるお仕事コメディードラマ『ハケン占い師アタル』。第6話では、職場でも家庭でも板挟み状態で人知れず悩む課長・大崎結（板谷）にフォーカスする。

部長の代々木（及川光博）から、出向という名目でリストラ候補者1名を選ぶよう命じられた大崎は、誰も切り捨てたくないけれど打開策を見つけられず、日に日に疲弊。

先週から流れている予告映像では、そんな大崎にアタルが痛烈なビンタを浴びせ、険しい表情で「目を覚ましてください」と言い放つシーンを公開。アタルが人に手を上げるという行動は初めてのことで、視聴者の間に衝撃が走っていた。

杉咲花、迫力満点のビンタ

実はこのビンタシーン、本番で見事一発OKを出したほどの出来栄え。ぶった途端にいい音がしたにもかかわらず、板谷はまったく痛みを感じなかったようで、まさにプロ中のプロの役者ならではのビンタだったそう。さらに、画の迫力は満点で、まさしく会心のビンタとなった。

杉咲花＆板谷由夏の絆

また、同話では、いつになくアタルと大崎がやり合うシーンが続き、“これでもか！”と言うほどのエネルギーをぶつけ合う撮影が連日続いたため、2人とも疲弊していた。

そんな中、同ドラマ恒例のクライマックスとなる“占いシーン”の撮影が目前に迫っていたある昼時、役に集中するあまり疲れ果て、ランチを外に食べに行くかどうか、ずっと迷っていた杉咲の姿を目にした板谷が、声をかけてランチへ。さらにその夜、2人は自発的に個室にこもり、一緒に占いシーンのセリフの読み合わせを開始していた。

その結果、2人の固い絆と役者魂は確固たる芝居として昇華。本番では、スタッフも思わず手に汗握る、最大かつ最高の対峙シーンが展開された。（modelpress編集部）