「3年A組」今田美桜、反響呼んだ菅田将暉との迫真演技を振り返る　台本読んで“驚いたこと”とは

同作は、謎と事件が連鎖的に絡み合う、衝撃的学園ミステリー。菅田将暉演じる主人公の美術教師・柊一颯が、卒業まで残り10日に生徒たちに告げた「今から皆さんは…僕の人質です」の一言で『教師＝生徒』の関係が、『犯人＝人質』に変貌。この瞬間から、数ヶ月前に自ら命を落とした『ある一人の生徒の死の真相』についての『最後の授業』が始まった。

「3年A組」今田美桜の役どころは？迫真演技も話題に

今田が演じているのは、読者モデルでクラスメイトの憧れの的・諏訪唯月（すわ・ゆづき）。第5話では、“ある一人の生徒の死”に関係するフェイク動画を作成した半グレ集団“ベルムズ”のリーダー・喜志正臣（栄信）の彼女であることが判明した。

喜志の彼女となったことでメジャーな芸能事務所からデビューし、モデルとして順風満帆に過ごせていたことを打ち明けた唯月は、「偽りの力にしがみついて、みっともないって！間違ってることなんてわかってる。でも私はこうやって生きてきたから！こうやって生きるしかなかったから！」と絶叫。

柊から「みんなみっともないんだよ。でもそれでいい。それがいい。恥を繰り替して強くなるんだよ。恥もかかずに強くなれると思うな。だからお前のこれまでは、誰が何を言おうと、絶対に間違ってない！」と言い聞かせられた際には、「おかしいな…なんで泣いてるんだろう。なんで涙が止まらないんだろう…」と涙を流していた。

今田美桜「菅田さんに引っ張って頂きました」

絶叫と号泣、迫真の演技が話題になった今田は「クラスの中で気が強い子でしたし、4話までは自分の本心を見せてこなかったので、5話でそれを見せられたのはホッとしました」とドラマ前半の放送が終わり安堵。唯月としての心境を「ずっと自分は間違っていると思ってきた部分を、まさか先生が『お前は間違ってない！』って言ってくれたことにビックリしたところもあります」と振り返った。

また、菅田との激しい掛け合いについては「菅田さんが常に同じでいてくださって、菅田さん側のカメラじゃなくても本気でぶつかってくれるので、それに負けないようにしようって思いました」「菅田さんに引っ張って頂きました」と回顧。5話だけでなく、毎話柊が発する言葉が胸に刺さっているようで「唯月は泣いちゃいけないって思っているんですけど、言葉が胸に刺さって泣きそうになることはすごいあります」とも明かした。

今田美桜、台本読んで「これは誰だ？」

毎週、衝撃の連続で視聴者をゾクゾクさせている同作だが「台本が来る度に衝撃を受けていた」とキャストである今田も驚きが多いようで、「第4話の台本を頂いたときに、最後に唯月が『正臣が…』ってネックレスを握りしめながら動揺するところがあったんですけど、『これは誰だ？』ってなりました（笑）」と笑顔で紹介。「4話の台本を頂いたときにプロデューサーさんに『あれは唯月にとって誰ですか？』って聞きました。そうしたら『彼氏です』って言われて、しかも色々事情がある彼氏で4、5話の台本を頂いた時は特にビックリしました。第3話まで自分は彼氏がいるなんて知らなかった（笑）」と回顧した。

「3年A組」後半の見どころは？

そして、後半の見どころについて聞かれると、「先生がフェイク動画の依頼人ということが分かって、最初は生徒が学校に残る、残らないとかもありましたけど、最後はまとまって先生を探すので、そういう一致団結していくところが見どころだと思います」と紹介。「結構衝撃なことになってます」とも加え、今後の展開をより期待させた。（modelpress編集部）