純烈(左から)小田井涼平、白川裕二郎、酒井一圭、後上翔太(C)モデルプレス

<純烈4人での会見全文/後編>白川裕二郎&小田井涼平が涙した場面・友井雄亮カムバックの可能性は

2019.01.15 23:44

ムード歌謡コーラスグループ「純烈」の酒井一圭(43)、後上翔太(32)、白川裕二郎(42)、小田井涼平(47)の4人が15日、都内で会見を行い、過去の複数の交際女性への暴力や金銭問題が報じられ、グループを脱退し芸能界を引退した元メンバーの友井雄亮(38)について謝罪した。以下、約90分に及ぶ会見で行われた質疑応答の全文(後編)。

  

酒井一圭、友井雄亮復帰願うファンのSNSにコメント

― 皆さんのお話を伺っていると、友井さんの女性関係を知らないということかと思いますが。ファンの方たちの前で「叩けばほこりがでるぞ」というお話で、それはリップサービスで、場を盛り上げようということがあったのかと思いますが、そういうお話をされてたと聞いております。これはどういうことを指して、どういう思いでそういう話をされていたんですか?

酒井:僕たちは、健康センターというね、本当にものすごく距離の近い関係。本当に写真撮影などをやっていると、その方がちょっと元気ないと、「どうしたの?」「ちょっと病気になっちゃって、入院なんだ」「そうなんだ、頑張ってね。じゃあね」って言って。しばらくこなくて、あのおばあちゃんどうしたかなと。またやがてやってきて、「治ったよー」って帰ってくるような。そういう本当に顔色1つ、メイク1つ、髪切ったっていうぐらい、そのくらいの距離感でやってきたので、多分お客様から見ても僕たちのことはわかると思うんですね。 そういう思いで、僕もリーダーとして純烈でこの距離でお客様に立っていると、女性であるし、ましてや女性としてベテランの方ばかり、僕らのお母さんの世代なので。やっぱり邪なことをしたら何をしたって見抜かれちゃう。だから逆に、僕の場合は、丸腰で出ていくというキャラなんですけども。本当に友井も女っ気というかね。そういうものを多分察知して…だからお客様も本当にばかじゃないから。そういう部分で、「今、友井の女はよくないな」とか、「いい人と付き合ってんのかな」とか、「今充実してるな」とか、「今日はよく寝たんだろうな」とか、「昨日嫌なことあったんだな」とか、そういう本当に、機嫌というか、喜怒哀楽が表に出る人なので。そういう部分でね、やっぱり見抜いてる人は見抜いてたんだと思います。

やっぱりもちろん青天の霹靂でね、驚かれてね、なんとか友井を残したいんだというTwitterのアカウントも見てましたし。あれは、多分本当に僕思うのは、この距離感で思うのは、あれは純烈ファンのマダムやおばちゃんたちじゃなくて、若いファンの方が、熱い思いで、やっぱりこのまま友井が前に現れず、純烈の世界どころか、芸能界から消えてしまうことを多分感じられた方だと思うんですね。でやっぱり純烈の場合、ほとんどのマダムの方が最初ガラケーなんですよ。で、若い方の写真撮影のiPhoneだったり、スマートフォンの画質を見て、「せっかく写真を撮るならこっちの方がいいじゃない」ってことで機種変更されたり。インターネットのTwitterだったり、Instagramだったりそういうのを勉強されたりって方が多いんですよ。だから、あのインターネットのあの“友井雄亮を残したい”という思いの、あのプロジェクトを見た時に、「それは無理だよ」と、「だってこんだけのニュースが出てて、今までの純烈のメンバーの付き合いとか、活動を見れば、間違いなく残すことはないよ」って分かると思うんです。大人の女性なので、ましてや女性ですしね。だけれども、これを立ち上げた子の思いも、私の中には少しはあるし。「なにかできないかな」ってことで、あのアカウント立ち上げた方も、雄亮の、友井の会見があって、こうやって報道があって、やっぱり自分の中でもびっくりしたところから冷却があった中で、僕らの会見を前に、アカウントを下げられたっていうのは、やっぱり冷静になられて、僕らの活動を応援してきたことを振り返られてね、「やっぱりこれは違うな、仕方のないことなんだ」と冷静になられたと思う。

話は戻りますけど、健康センターという場所というのは、ごまかしが効かない厳しい現場なので。その部分を間違えると、本当に多くの人を傷つけることになるし。僕らも健康センターまだ続けさせて頂けるっていう会場もたくさん手を挙げて頂いておりまして。改めて気を引き締めて、お客さんに笑顔になって頂こうという気持ちで、ご心配おかけしてる方、ファンの方に向けても、「とにかく純烈は消えないよ」ということもお伝えしたくて来ました。

純烈五箇条「そろそろくるぞ週刊誌」「不倫はやめろ、紅白なくなる」

純烈会見の様子 (C)モデルプレス
― 皆さん、去年イベントをされていて、“純烈五箇条”覚えてらっしゃいますよね?

酒井:ぶっちゃけ全然覚えてないです。それは番組でですか?

― 居酒屋で手作りメニューを提供された時の、ファンの方たちに対して、皆さんいろいろとツッコまれている。その会話。

酒井:ちょっとネタ的なものにもなると思うんですけど。

― その五箇条の中で「夢は紅白、親孝行」に始まり、4つ目は「そろそろくるぞ週刊誌」、5つ目が「不倫はやめろ、紅白なくなる」、こういう文言があります。これはどういう意味で、どういう思いで話していて、既に週刊誌で誰かが何かしていて、狙われるぞという具体的なものがあった?

酒井:全然ないです。その頃というのは、ワイドショーさんでも、こういう面白いグループが健康センターにいるよとやってもらってる時代で。池袋の多分唐揚げ屋さんで、一日店長みたいなことをさせて頂いた時に。で、囲み取材とかありまして。企画した日本クラウンの宣伝の方が、こういう五箇条を用意してくれたんですけど。最後の二行は、自分はなんていうのかな、こういう事態は全く関係なく、自分がそれは2つオチとして作らせて頂いたんですけど。

― リーダー自身がこの2つを考えた?

酒井:そうです。はい。でも、メンバーにもおかしな話ですけど、こうなってしまってこういうこともあれなんですけど。紅白歌合戦の夢が叶った後、必ず僕らはこういうことが起こってもおかしくないというか。カメラがプライベートに迫ってくるということも、結成の頃からの夢話としてね。それは、親孝行でもし紅白に出たら、僕らが戦隊ヒーローとか、そういうことの次元じゃないレベルで、国民の皆様のほとんどが、紅白歌合戦ご覧になられるわけで、その中で、僕らみたいなニューカマーみたいなもの、味方がいれば敵もいるでしょうし、いろんな僕らも平均年齢40を超えてますので、僕らが知らないそれぞれのメンバーの過去みたいなものだったり、現在だったり、はたまたお母さまだったり、自分の子どもだったり家族だったり。いろんなことを詮索される可能性っていうのは、やっぱり僕の場合、妻や義理のお父さんお母さんもいらっしゃるし、4人の子どもたちがいるので、やっぱり迷惑かけるかも知れないということは常々伝えていたことなので。本当にチャンスを掴みかけつつあった時だったので、五箇条に入れて…僕らも「一つ!」とか言いながらやりましたけど。

― どういう思いでコールされた?

小田井:その時のイベントの場の雰囲気でリーダーも言っただけのことだと思うんですけど。こういった時にこういう話をするのもどうかと思うんですが、特にうちのグループは事前に台本つくってトークするっていうことは基本的になくて。その時、場の空気であったりとか、誰かがそれを面白いことに対して、皆がそれに合わせるスタンスを取ってきたんですね。それを、ファンの方々も喜んで見て頂いて、純烈は歌だけじゃなくトークも面白いということで、応援して頂くようになったんです。五箇条に関しても、僕としても真面目に受け止めて聞くというよりは、本当にいつもの健康センターとか、ライブでやってる延長線上でしか捉えてなかったので、変な話ですけど、ぼくも言われるまで忘れてましたし。それぐらいにしか考えてなかったですね。

― (白川へ)ご自身のご結婚のこともあって、この2つの言葉はどんな思いで?

白川:小田井さんも言いましたけれども、基本純烈というグループはお客さんを目の前にして、ノリでおもしろいことをいうグループなので、僕自身もそれに乗って、言ったという感じです。

後上:本当にその時の雰囲気の中で言ったので詳細な記憶っていうのはあれなんですけど。ただ一個おそらく自分自身が、紅白に出たいと思ったんですけど、出て、実際そういう週刊誌の方に記事にして頂くような機会が今後くるっていうことを詳細に、想像していたわけでは当時はなかったなと今振り返って思ってます。

誓約書の意見の食い違いについて

― 文春の報道があった時に、リーダーがひとつひとつ確認していった。A子さんと友井さんの意見の食い違いがあったということで、誓約書については友井さんはなんと言っていた?

酒井:記者会見のぞむにあたって、僕たちとしてもAさん、Bさん、Cさんという名前が出た方たちがね、特定されるお答えは僕たちとしてもできない。なので、誓約書に関しても、ここでお答えするというのが、それを答えてしまうと特定に方につながっていってしまうので。友井から誓約書の記事もでるということは直接聞きました。

― Aさん側としては、友井さんが持っていたものが出ていると言ってほしかった。その辺が抜けていたというのは友井さんの中で、あの会見に嘘があった?

酒井:嘘というよりも、「あったんですか」という問いに対して、「なかったです」ということではないとは思うんです。Aさんとしては、そのままの報道では、Aさんが誓約書が流れたんじゃないかっていうのは私が見ていても当然思われるような状況というのは、自分も見ていて理解はできたので。Aさんからの出たということではなくて、友井の持っているはずの誓約書が掲載されるというのは友井から聞きました。

― 会見の中では、暴力についても「道具を使って殴ったことはない」ということでしたが、実際は木製のハンガーで壊れるまで殴られたことがあったような細かいことまで出てきているんですが。

酒井:ワイドショーで僕も、電話取材を受けられてる音声を聞いたんですけど。だからもう本当に、どうしようもないですよね。本当に、なぜ女性を殴るかどことか、そういったものでね…。自分としても本当に言葉が無いです。

友井雄亮、グループにカムバックの可能性は

小田井涼平 (C)モデルプレス
― 友井さんは、できればファンの前で謝罪したいと言っていたが。

酒井:ないです。それはもう純烈の板に立つ資格はない。もちろん友井のなかでも、ファンの中でも、だったらこういうことするなということなんで、100%ないです。

― 皆さんにうかがいたんですが、友井さんが戻りたいという風に言ってきたらどのように言いますか?

小田井:もしも、友井本人の口から「純烈に戻りたい」と言われたとしても、今回の一連の全てことで、友井の会見以降の取材とか、僕らの知らなかった事実とか、不明な点もある中で、彼をグループに戻す結論が、この先、例えば何年か経って、それがいつしか許されるのかというと、それは許されるものではないと思います。僕たちも、彼がやってきたことがあって、彼の存在があった上で、紅白に出れたという事実はもちろん認めています。ステージ上での輝きは見ていたファンの方々の胸の中にも残ってると思うので。ただあくまでそれは、今回のことが全て嘘で、なにもなかったんだよっていう時に光り輝くことだと思いますので。今となっては彼がステージにあがることは、純烈で活動することではもはやなくなると思いますので、僕はないと思います。

白川:僕は友井とは役者の時からの付き合いがあるんですけど。やっぱりあいつの明るい所であったりとか、純烈でステージの上に立ってる、あいつの一切手を抜かない姿とか。やっぱりすごく大きな存在でしたけれど、やっぱり今回のことはすごく大きなこと。戻ってきたいと言われてもそれは出来ないと思います。

後上:自分は友井よりも歳が下で。自分にとって、友井は兄貴分のような人間だったので。こういう場がなければ呼び捨てにする日もなかったと思うんですけれども。でももし、本人が戻りたいといったのであれば、それはダメだと。そういうことではない形で、被害に遭われた女性に償うということがいいんだときっぱりと、言うことが本人に対して、いま唯一できること、言うべきことなのではないかなと思っています。

酒井:純烈で受け入れることはないと思うんですけど。さまざまなカムバックされた方、色んな出来事があるなかで、今一生懸命活動されてるのはこの世界の現実ですので。例えばAさんやBさん、僕らのわからない所で、いらっしゃるかもしれないんですけど、そういった方たちが友井の姿をみて「戻りなさい」というか、Aさん、Bさん、そういった方たちが納得というか、そういったけじめをつけた上で、相手方の方が、そういっていってくださるような状況をまず作らないと、まずこの世界、戻れないと思うし、戻ってきちゃだめだと思うし。そこらへんというのは本当に、もう当事者。もう友井がどう生きていくかにかかるし。でも、この世界は厳しいと思います。

― 友井さんは振り付けを担当。今後どのようにされますか?

酒井:小田井さんが考えたりする楽曲もあったり。いろんなメンバーでアイディアを出し合ったりするんですけど、それでも友井の不在、振り付けに関して大きいことですし。またさまざま振り付けのクリエイターたちと仕事していくと思います。

酒井一圭、友井雄亮の会見は家族全員で

― 皆さんも会見ご覧になったと思うんですけど、それぞれ会見の印象を教えてください。

小田井:友井の会見に関しましては、実はオンタイムで全部見れていないんです。僕と白川は別件でロケの方にいっておりまして、家に帰ってから改めて見たんですが…。普段の彼を知っているだけに、彼が言葉を1つ1つ選んで、いつも以上に丁寧に喋っている姿を見て、さきほども質問でありましたけども、最後に被害に遭われた方に真摯に向き合ってほしいという、僕の最後のメッセージだけは守ってくれたのかなと思って聞いてました。ただ、彼の話の中で、色んなことを聞く中で、やっぱり残念な気持ちと怒りの感情が湧き出てきたのも事実なので…。元々は仲間であった人なのに、なぜかどこかその会見の、今回のことが発覚する前とは違う、なんかもう既に他人になったようなそんな気持ちで見てました。

白川:もう…やっぱり、言葉になりませんでした。やっぱり普段明るい友井しか見ていなかったので。やっぱりああいった会見で友井を見るのはすごく辛かったし、なんでこんなことしちゃったんだろうなっていう風に思いました。

後上:今先に話したメンバー2人と重複する部分もあるんですけども、やっぱり言葉遣いであったりとか、話の論調というものが普段の友井と全然違うなっていうのが感じたことで、まぁ会見も僕はリアルタイムで拝見できていないんですけど、後から色々見てる中で、本人の思いが果たして100%言えたのかな…と。まぁ脱退・引退を発表したとはいえ、数日前まで同じメンバーだったので、本人は言いたいこと全部言えてるのかなって思ってしまいつつ。ちょっとなんかなんとも言えない感覚で見てたんですけれども、やっぱり会見に対して色んな方々がご意見をおっしゃて頂いてるのを伺っている中で、厳しい声もありますし、やったことへの大きさと言うか、そういうものを改めて痛感したと自分は感じました。

酒井:「僕の中で」「僕の中で」ってあいつ言ってたんですけど、「それ言うなよ」と思いましたね。やっぱりまぁ…あれだけの報道陣の方に囲まれて、1人で立ってマイクを持ってということで、まぁ普段の友井を知ってるので、明らかにこう怯えて震えてる状況の中、一生懸命あいつなりにこう伝えてる部分もあったと思うんですけど、やっぱりその…傷ついた方々が見た時にもっとちゃんと伝えなくちゃいけない記者会見だったんじゃないかなというのは感じましたし、あの日は2人はロケで、彼がテレビの収録で、マネージャーはお父さんの訃報で田舎に帰っていて、スタッフは記者会見だったり大変な状況で、レコード会社の皆さんや関係者の皆さん、マネージャー皆、弁護士の皆さん含めてフル稼働だったんですけど、その日僕はオフだったんです。で、小田井さんと翌日別れる時に「見たくねぇなぁ」って(話した)。「だけどリーダー、これ『見ろ』ってことであんたお休みなんじゃないの」っていうことで。
健康センターで公園があるときは子どもたちが応援に来てくれたり、一緒に本当にお客さまにも自分の子供かわいがって頂いたりっていうことがあったので、やっぱり奥さんも家族もずーっと純烈をやっていく自分というものを応援してくれてみてて、「友井くん本当なの?」ってことでね。その記者会見丁度夕方だったので、全員ランドセル放り投げて、まっすぐ学校から帰ってきて、インターネットも立ち上げて、テレビも全局見るようにして、家族全員であいつの記者会見をみたんですけど、でもやっぱり子どもたちも「友井ちゃん…」って感じだったし。もう奥さんもやっぱり「ダメだね」ってことでしたし、自分の中で友井なりに頑張ったと思うんです。友井なりの精一杯だったと思うんですけど、でもやっぱりもう1個…この迷惑かけた人たちの気持ちにね、ちゃんと向かわないと…っていうそういう。そういうものは強く感じましたね。

友井雄亮の思い出話、白川裕二郎の涙止まらず

ー 今回こういうことになってしまって、純烈のメンバー本当に苦楽を共にしてきたのにこういうことになったと思うんですけど、1番強烈に残っている友井さんとの思い出を皆さんそれぞれ教えてください。

酒井:そうですね。何度もやめようとしたんですよね、あの人。だから…「じゃあやめろよ」って言ってね。で、ほとぼりが冷めると「ごめんなさい」って言ってくるみたいな。まぁ僕の5つ下なんですけど、まぁ弟みたいなもんで。なんというんですかね。こう…2ヶ月3ヶ月に1回噛み付いてくるときがあって。そういう何ていうのかな、分かりやすい部分っていうのが、すごく今こうやって質問受けて思うのは、その素直過ぎる性格っていうか。あいつの中で多分俺に噛みついてきて、それで「ごめんね」で、ちゃんちゃんなんだけど、「俺噛みつかれたこと忘れてないよ」っていう。そういう所に多分あの人は気がまわらないタイプなんですよ。だから本当に今回のこの件も含めて、色んなことが繋がってしまったっていうかね。そっちの方に出たのかって。もう今となってはこう…そういう感想になっちゃうんですけど。(聞いていた白川が涙)

小田井:僕はプライベートの思い出ではないんですが、あるとき仕事で友井のお母さんを上京させてドッキリを仕掛けるという企画をやったことがございまして。友井の口から友井のお母さんの話はよく聞いていたので、その時に僕たちのスローガンである親孝行ということを番組の中で少しでも叶えられてるということで、僕たちも自分の母親ではないんですけど、自分の母親に親孝行するつもりで友井のお母さんにドッキリをしかけたんですけど、その時の僕は友井の笑顔ではなく、友井のお母さんの笑顔が忘れられなくて…。このニュースを聞いて、どう想ってんのかなとか…それがすごく心配です(涙)。

白川:ちょっと沢山ありすぎてあれですけど、足の悪いおばあちゃんがいたんですけど、その方が普段はあの、温泉施設しかこないんですけども、自分たちの単独ライブがあった時にその方が…(涙)。…すみません。足が悪いのに来てくれて、あいつが真っ先にそのおばあちゃんのところへ行って「ありがとう」って言ったときの笑顔が忘れられないです。

後上:そうですね。11年同じメンバーでやってたんで、数えきれないくらいメンバーでご飯とか行ったんですけど、まぁ本当は僕1番下なんで取り分けたりとか気回さなきゃいきゃいけないな…と思って、ぱっとそういうお皿を見ると、誰よりも早くいつも友井さんが皆の分きっちり取り分けて、僕の分まできっちりとりわけきったあとに、一番最後大きい器で食ってるようなそんな印象です。なんか。もっと細かい出来事とかいっぱいあったと思うしあれなんですけど、すみませんが今思い出したのがそのことでした。

純烈、2019年は「苦労元年」

― 2019年は純烈どのように活動していくんでしょうか?

酒井:これはもう本当にお騒がせすることになったんですけど、でもリーダーの思いとしては、やっぱりあの一生懸命頑張ってきたスタッフやメンバー。応援してくれたファンのみなさん、引き立ててくれたファンのみなさん、その方たちが本当にあの…4人で頑張れよって。で、今回前川清さんの舞台。今明治座の稽古させて頂いているんですけど、共演者の皆さんや前川清さんはじめ、明治座の皆さんにもこういったチャンスを与えて頂いておりますので、やっぱりここで失速して、沈む純烈を皆さんにお見せして、笑われる人生は俺は嫌なんですよ。なので、やっぱり諦めない気持ちを持って。紅白歌合戦に出場させて頂いたわけですから、本当にこの11年も苦労の耐えない11年でしたけど、またここから苦労元年ということで、本当に一丸となって。必ずまたいつの日か僕らのようなグループでも、紅白歌合戦にまた選んで頂けるように。また応援して頂けるように。

まぁあの…「何言ってんだ」ってほとんどの人が思っていらっしゃると思うんですけど、僕もそれは思うんです。だけどやっぱり色んな夢を諦めなきゃいけないことになって、今1月15日ですよね。こないだの1月1日、2週間前に僕ら紅白に出演させてもらって、あの桑田(佳祐)さんの後ろで本当に大フィナーレ。一緒に「勝手にシンドバット」踊らせて頂いたり。やっぱりこのピンチをチャンスととらえて。思いっきり前向きに。僕らにはもうそれしかないですしね。このまま失速していく自分自身を今まで自分に関わった人たちに見せたくないし、このグループはそもそも自分の骨折からはじまって、あの時もあの本当に大ピンチで、今も大ピンチですけど、そのピンチから這い上がるその姿を本当にさらして。必ずまた紅白歌合戦出るまでやめられないですね。これさえなかったら2019年の年末っていう思いはこないだまでありましたけど、もう今はそういった気持ちは一切なくて。また選んで頂けるまでとことんやろうじゃないかというそういう気持ちしかない。全然心…ボッキリ折れましたけど、今この会見に臨むにあたって折れたままでは望めませんでしたし、目の前の応援してくださる方にどんどん笑顔になっていく純烈を、これまで通り1日1日積み重ねていくだけです。

今後の友井雄亮との付き合いについて「僕の中であいつはもう死にました」

― 今後友井さんとの付き合いは皆さんどうされていく予定でしょうか。

酒井:自分は多分純烈であるかぎりよほど偶発的でない限り、接触しないと思います。やっぱり…あいつがね。全部納得皆さんに全部して頂いた状態で突如楽屋に現れたら仕方ないですけど、でもそれはあいつも多分できないって気持ちで今この記者会見多分どっかで見ていると思うんです。なので、また会いたい気持ちは0ではないですけど、でも、僕の中であいつはもう死にました。なので、会うことは無いと思います。

小田井:そうですね。まずは僕らも会見があって、あの前の大阪での仕事が彼に会った最後でそれ以降は会っていないので…。僕としては彼の口から聞きたいことも沢山まだあるので、それが心の中でまだもやもやしてる部分もあるので、まずはちゃんとした僕らに対する説明というものを改めて聞きたいっていう気持ちはあります。ただそれが簡単じゃないこともわかってるので。それはなぜかというと、彼自身が純烈の活動にピリオドを打っている以上、また僕らの前に顔を出すということが、もう気持ちとしてもすごく大変になっていると思うんですね。今。だけど、いつでもいいので、いつかちゃんと説明をしてほしいなと。もちろん早いに越したことは無いですけど、そこからの先のことはそれを聞いて、自分で何か納得がいったときに初めて芽生えるものだと思うので、今はそれしかないですね。

白川:友井自身はもう会いたくないと思うんですけど、でもやっぱり、自分たちは残されたメンバーなので、今どういう風に思ってるのか僕自身は聞きたいと思ってます。

後上:自分は近いところでいうと「僕は会えないな」と思ってて。やっぱり会って話を聞きたい気持ちももちろんあるんですけど、それを聞いた時にこれから前を向いて見据えている方向からその強さがちょっとでも影響するんじゃないかと思うので、今は会えないなという気持ちで過ごしています。

― A子さん以前の離婚なさった奥様の離婚原因にもDVを耳にしていたことがあると先程リーダーがおっしゃっていましたが、それはどのような形でどのように耳にされて、どういうお話を友井さん本人から聞くことはなかったんでしょうか。

酒井:純烈を結成するということを、僕の友人が知った時に「誰をメンバーに考えてるの」っていう話をしたときに、「出来れば俺は友井雄亮入ってほしいと思ってるんだ」って言う時に、「いやでも実はさ、その件なんだけど、インターネットにこういう書き込みがあるんだけど…」っていうのを、友人の方から聞かされて、それを友井に確認したという形です。その後、友井から否定、「そんなことあるわけないじゃん」って聞きまして、僕はそれを聞いてここまで頑張ってきたことで、友井が本当に女性に対して僕力を奮っていたっていうことは本当にあの、今回初めて現実としてはじめて目の辺りにしました。

― 3000万の話や、DVの話だとかそうしたことの相談を受けたりアドバイスしたことはなかったんでしょうか?

酒井:全くなかった。

― 白川さんがグループ結成前から親しいということなんですけど、相談っていうのはなかったでしょうか。

白川:そうですね。本人からそういったのは全くなかったです。

純烈、新メンバー加入の可能性は?

― やはり6人から5人から4人になって、ちょっと寂しいかなと思うんですけど、新メンバーとかは方向性として考えられるんでしょうか?

酒井:0%ではないとおもうんですけど、今このグループに入りたいと思う人は絶対いないとおもうんですよ。なので、入りたいなって思ってもらうところまではこの4人でなんとしても再生させて頑張って。やっぱり紅白歌合戦に出てる純烈を見てね。俺もこういうグループ頑張れば出来るんじゃないかなとか。俺も諦めなかったらとか。みんなで力を合わせればってそういう風に期待して頂いたグループだと思うんです。でもやっぱりこういうことが起こってしまうと、そういった風に決意した人もね。ちょっと尻込みしてしまうという出来事だと思うので、それでも続けて、それでも見たこと無いことをそういう人たちに見せたいですよね。やっぱりダメだったかっていうあるあるじゃなくて。「なんだ純烈。前よりすごくなったじゃん」っていう風に言われるように。もう今マイナスどれくらいにいるのか自分のわからないですけど、でも僕らはやっぱり純烈を続けると決めましたので、頑張るだけです。

― みなさんで9日の夜に話し合われたということで出ていない報道あるというような話は友井さんの方からあったんでしょうか?

酒井:いや、全くないです。その時は出ている情報に対して事実関係を確認して。もうその時点で、まぁ引退。もう脱退だけではこれは済まされないし、謹慎とかそういったものでは、全く性質が違うというそういう結論です。

― 例えば、他にあるかとかはそういったことを問い詰めたりということもなかった?

酒井:その時は全く無いです。ただ友井がその記者会見の中で「他にもあるんですか?」という問いに対して、「無いと思いたいです」という答えの時にちょっともう本当に苦しくなりましたね。自宅で。

― ちなみにその友井さんの誓約書がAさんではなく友井さんの方から出たということで、なぜ友井さんの方からでたのかということに対する言及はありましたか?

酒井:ありましたけど、それは憶測であったり、本当の情報かどうかも確認が出来る状況ではなかったので、そういう状況ですね。今もそういう状況ですし。現状としても変わらないですね。

― 小田井さん白川さんが、ご結婚されていたことがすぐにファンのみなさんに報告されていなかったということが、いわゆるファンの一部の方々から秘密主義もあるんじゃないかということで、ファンにとって、都合が悪いことは表に出ないっていう姿を友井さんはそばで見ていらっしゃって、自分も言わなくても良いんじゃないかって思ってた可能性とかってどうなんですか?

酒井:それは流石にないと思うんですね。僕の場合例えば結婚していることだったり、子供が生まれたことだったり、子供が4人いることであったり、色んなことを僕は喋るキャラクターとしてリーダーをしていて、友井でいうと、当時でいうと離婚経験があったり「月々養育費を6万円払っています」とか、アルバイトをたくさんして、とかそういうキャラクターというか、それはもう本当のことなんですけど、そのままお伝えしている。

小田井さんに関しましてはお相手がやっぱりLiLiCoさんという方で、情報番組のレギュラーもされている方ですので、番組の方からも番組の中で、「出演者、共演者の民さんを驚かせる形で発表したい」という意向があったので、僕らも本当にご結婚されてしばらく経ってから。そのオンエアが迫る段階で僕らも打ち明けてもらったというくらい、LiLiCoさんと小田井さんの中で決められたことだったので、番組でファンの方は知って、びっくりしたりがっかりしたり、色んなファンの方がいらっしゃったのは事実です。今回白川の結婚は1月1日紅白終了してすぐ僕はスタッフの方から、朝ですね、紅白歌合戦終わって、NHKの外に出て、マネージャーの方から明日の朝刊の方に「白川の結婚の報道が出ます」っていう話聞いて、でそこから健康センターを草加、東名厚木、相模という順番で行くんですけど、僕はものを確認してからお客さんの方に直接伝えることがしたかったんで、夜中の3時から健康センターが、はじまったんですね。なので、そこで正確な情報を伝えることができなかったので、通常通りの30分のセットリストをさせていただいて。次の東名厚木健康センターの時もコンビニエンスストアの方にまだ朝刊の方が入っていなかったので、そこでも全く同じセットリストをさせて頂いた。この東名厚木から相模の健康センターへ移るとき、コンビニの方に寄ったときにデイリースポーツの方で報じられたのが載ってたので、これを元に白川の方から、今回健康センターの方に紅白のご報告と、結婚のご報告ということで。その白川の場合は本人と事務所の話し合いの中で自分の方から正直に発信する。ではなくて、報じられたタイミングでそれはお伝えしていくという。それは1人1人の考え方。なので、今既婚が3人並んでいて、後上がいるわけなんですけど、後上は後上でまたその時の話によって、お伝えするのかしないのかっていうのは純烈の場合はほとんど本人手動であり、事務所の方も「じゃあそういう形で行きましょうか」っていうことだったので、今回紅白歌合戦というそういうステージにたったことでね、そういう報道というかプライベートなこともね。報じられるようになったんだなーっていうことで、白川のほうから直接さがみ健康センターにご来場の方にお伝えするところから、そのステージステージでお会いした方にしらかわが1つ1つ答えてたというのがこの件が報じられる前の純烈の活動の流れだったんですけれども。

― そのへんは友井さんも納得されていたということですか?

酒井:そうですね。そういう幸せなお話っていうかね。そういうご報告では性質が違うってことは友井もハッキリ認識してたと思います。

― 残された4人の純烈の方々に今後ファンの方を悲しませるような報道が出るということはもうないでしょうか?

酒井:いやもうないと思います。やっぱり自分の胸に手を当てますけど、でもやっぱり例えばあのとき傷つけた彼女だったりとか、当然手をあげたりそういうことはしませんけど、でもやっぱり、誰も傷つけずにお前生きてきたのかと言われればそうではないので。まぁ学生自体だったり、色んな部分でお付き合いして頂いた方、いらっしゃるので、でもその世の中の方にこんなことをして恥ずかしいですとか、こんな傷つけてね…とかそういうことではないので。ごく普通の恋愛の中で別れが会ったとかそういうことだと思うので。そのへんは大丈夫。

― 最後に友井さんがBさんに3000万円全額借りてお返ししているということだったんですけど、相当大きな金額だとおもうんですけど、どうやって工面したのかはわからないんですけど、この時点で事務所の方や酒井さんの耳に入ることはなかったんでしょうか?

酒井:なかったです。だからすっごいショックでした。多分自分も相当厳しい態度で純烈で望んでるのを友井は真逆の立場で僕をみてたと思うんですよね。自分の中でそういう邪なことがあることを僕に1番言いづらかったんじゃないかなと思います。

― ありがとうございます。

純烈・友井雄亮、過去の交際女性へのDVや不倫疑惑

後上翔太 (C)モデルプレス
友井は「週刊文春」で、2014年頃から交際していたA子さんへ暴力を振るい、その後の恋人・B子さんの3000万円を使い込み、同時期に人妻のC子さんと不倫疑惑があったことなどが報じられていた。11日に行われた会見で友井は「週刊誌に書かれている女性とのトラブルは事実でございます」と報道を認め、「これまで純烈として一生懸命頑張ってきたメンバー、メンバーの家族、事務所の方々、レコード会社の方々、各関係者の方々、純烈を支えてくださったファンの方々をこんな形で裏切ってしまい、本当に申し訳ありませんでした」と涙ながらに謝罪。「純烈のスローガンに反すること。脱退し、芸能界から身を引きます」とグループ脱退と芸能界引退を発表した。

純烈、昨年「紅白歌合戦」に初出場

純烈は、スーパー銭湯でのライブを中心に活動し人気を集めるムード歌謡グループ。グループ名には「純粋であり、かつ強く正しく節操や分別がある」「志を変えずに最後まで貫く」という意味が込められている。昨年大みそかに「NHK紅白歌合戦」への初出場を果たし、昨年4月にはメンバーの小田井涼平がタレントで映画コメンテーターのLiLiCoとの結婚し話題となった。(modelpress編集部)

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