岡田結実、連ドラ初主演で充実感「永遠に続けばいいな」 “妖精”遠藤憲一へのお願いも明かす<私のおじさん>
2019.01.09 05:00
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テレビ朝日系で1月11日からスタートする金曜ナイトドラマ「私のおじさん~WATAOJI~」(毎週金曜よる11時15分~)の製作発表記者会見が7日、同局内で行われ、主演の岡田結実、出演の城田優、小手伸也、戸塚純貴、田辺誠一、青木さやか、遠藤憲一が出席した。
岡田結実、連ドラ初主演「永遠に続けばいいな」
同ドラマは、職場で言いたいことも言えない主人公・一ノ瀬ひかり(岡田)の代わりに、妖精のおじさん(遠藤)が心の声を代弁してくれる、一風変わった「働く女子×おっさん」のお仕事ドラマ。同ドラマで連続ドラマ初主演を務める岡田は、自身が演じるバラエティー制作会社のポンコツAD・一ノ瀬ひかり役について聞かれると「毎日皆さんに怒られている、でも一生懸命ひかりなりにいろんな人とぶつかって成長していく、そして遠藤さん演じる妖精のおじさんと悩みながら頑張るという役です」と紹介し、現場の雰囲気については「私はずっと現場で笑っているというか、皆さん面白くて、私の役は皆さんにいろいろ言われて泣いたり、傷付いたりしているんですけど、演技をしていてこんなに“1人じゃない”って思うのが初めてで、今回はおじさんがいてくれるから、2人でみんなと作り上げている感覚があって、撮影が始まって1ヶ月ちょっと経ったんですけど、永遠に続けばいいなって思いながら撮影をしています」と充実感をにじませた。
バラエティー制作会社のディレクター・千葉迅役を演じる城田は「こちらにいらっしゃる岡田さんを日々罵倒し、毎日怒鳴りつけています。ただ、いいところとしましては真っ直ぐであり、最後まで諦めないで努力し続けるというところは素敵なところです」と説明し、「ただ、うたい文句が“超クソ野郎”ということで、特に最後のほうにクソ野郎な一面が濃く出ていると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」と不敵な笑みを浮かべた。
遠藤憲一、“妖精役”は「とても孤独」
また、ひかり以外の人間には見えない妖精役を演じる遠藤は「みんなに何を振っても何の反応もしてくれないから、とても孤独な役です」と嘆いたが、そんな遠藤のアドリブに振り回されているという城田は「本番の前に1回お芝居を付けるんですけど、そこでは(アドリブを)おやりにならないんですよ。で、(本番で)スイッチを変えてくるから(笑)。1話も2人(岡田と城田)が見つめ合うシーンがあるんですけど、(遠藤が)自由にいろいろおっしゃるので、そこはハマってしまって5回くらいNGを出してしまいました」と苦笑いを浮かべた。もし、実際におじさんの妖精がいたら何をしてほしいか質問されると、岡田は「私はドラマもバラエティーもそうなんですけど、このタイミングでこの演技をしたらいいよとか、このコメントを言ったら笑えるよとか、そういうアドバイスをくれる仕事に役立つおじさんがほしいです。一か八かでスベったり笑いを取ったりのどちらかなので」と吐露し、さらに「演技に正解はなくてずっと不安なので、『大丈夫だよ』って言ってくださるおじさんがほしいなって思います」とコメント。
同じ質問に、城田は「割と見られないんですけど、実はすごく緊張しいで、すごくマイナス思考でして、ここに出てきてからずっと心臓がバクバクしてます。舞台とかミュージカルをやらせていただくんですけど、そういうときも一緒に出演している仲間に支えられ何とかなっているんです。なので、常に隣におじさんがいて応援してくれたら、もう少し余裕でいられるかなって」と目を輝かせ、「1日に30回くらい凹むので、そういうときに励ましてくれる(城田より大きい身長)2メートル以上のおじさんがほしいですね」と語った。
さらに、人の名前が覚えられなくなってしまったという青木は「名前を教えてくれるおじさんがほしい」と答え、「結実ちゃんがもちろんキャストのみなさんもそうだし、マネージャーさんに対しても、スタッフの皆さんの名前も全部覚えていて、この子、年齢詐称してるんじゃないかってくらいしっかりしていて、どうやって育てたらこんなにしっかりした子になるのかなって思います」と岡田を絶賛した。
岡田結実、新年の抱負を明かす
イベントでは、今年の抱負を書き初めで披露する企画も行われ、“一長一短”と書いた岡田は「まず『ドラマのことを書けや』って思って後悔して反省したんですけど、そういうところは短所だなと思って、そこを分析できるのは長所かなって思ったので、長所も短所も愛していこうかなって意味で一長一短にしました」と語り、“初心勿忘”と書いた城田は「私もディレクターとして上から目線でものを言ったりしているんですが、常に初心は忘れてはいけないなということと、個人的には今年芸能生活20周年なので、初心を忘れてはいけないなというのをかけました」と気を引き締めた。さらに、イベントの最後には秋葉原出身のコツメカワウソの妖精・ちぃたんも乱入し、出演者と巨大けん玉対決を行うなどして会場を盛り上げた。(modelpress編集部)
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