松岡広大「イメージを壊していく」今後の展望・クリスマスの予定も明かす
2018.12.15 12:53
俳優の松岡広大が15日、都内にて、「2019年カレンダー」のお渡し会イベントを開催し、2018年を振り返った。
松岡広大、2018年は「チャレンジの多かった年」
映画、ドラマ、舞台などで活躍する松岡。2018年は、舞台「浪漫活劇『るろうに剣心』」にて主人公の影・緋村抜刀斎を好演し注目を浴びた。2018年を、松岡は「色々なことに新しく挑戦させて頂くことが多かったです」と振り返った。「自分の持ってない引き出しを『見せえてくれ』と要求されたり、自分が提示して何かをもらうといいますか、チャレンジの多かった年だと思います。緊張も、葛藤も、色々ありましたけれども、今、振り返ってみると、やり切れたかなと思います」とコメント。
また、松岡は、自分でチケットを取って映画や舞台を鑑賞する機会が増えたそう。2019年は、もっと多くの作品を鑑賞し、「さらに、自然に触れるといいますか、観光に行くといいますか。個人的に神社・仏閣が好きなのですが、過去の歴史を振り返ったりということもしたいので、自分を見つめ返すことも来年はやっていきたいと思います」。中学校の修学旅行で行った京都の龍安寺が大好きだそうで、「次は和服で行きたいなと思います」、「すごく静かなので、静寂に心を浸らせたいなと思います」と願望を言葉に。
松岡広大、理想の俳優像・クリスマスの予定は?
理想とする俳優像については、松岡は、「明るい役が多かったりしますので、いい意味で、イメージを壊していくために多彩な役を演じられるように、また目の表情だったり、目の色といいますか線といいますか、そういう“まとうもの”を自分で自在に動かせるといいますか、意識的に変えられるような力といいますか、…芝居の場を支配する力みたいなものを持っている役者になりたいと思います」といい、「まずは、自分がやっている芝居だったり、踊りだったり、歌だったりという芸術に対して、もっと、もっと理解を深めて、見聞を広めて、いうなれば博識な役者になりたいと思います」と目を輝かせた。シェイクスピアなどの戯曲に興味があり、イギリスの演出家が手掛けた舞台も鑑賞したという松岡。「テレビや映画は現代的な言語があるのですが、演劇では演劇的な言語といいますか。日本語の難しさや奥ゆかしさというものを重んじて表現していきたいと思います。日本語は表現の仕方がたくさんあると思いますので、どの言葉が来ても顕著に表現できるような役者になれたらなと思います」とも。
また、松岡は、クリスマスの予定は「舞台の稽古」と明かした。2018年を漢字1字で「厳」と表現し、「新しいものをやるときに自分に厳しくないといけないなと思ったので」とその心を説明した。(modelpress編集部)
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