「中学聖日記」キスだけじゃない!女心を掴んだ“黒岩くん”(岡田健史)のマニアックな胸キュンシーン<5選>
2018.12.17 17:00
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女優の有村架純が主演を務めるTBS系ドラマ『中学聖日記』(毎週火曜よる10時~)が、ついに18日、最終回を迎える。中学生と女教師の“禁断の恋”を、儚くも美しく描くヒューマンラブストーリーの今作では、モデルプレスが実施した「今期ドラマであなたが最も“胸キュン”したイケメンは?」をテーマにしたウェブアンケートでもぶっちぎりの1位を獲得するなど、新人俳優の岡田健史演じる黒岩晶に熱狂する視聴者が続出。告白やキスシーンといった分かりやすい胸キュン場面だけでなく、晶の一挙手一投足に注目が集まった。ここでは、女心をくすぐった晶の胸キュンシーンをマニアックな視点から振り返る。
目次
「中学聖日記」ストーリー
前半となる5話までは、片田舎の中学校を舞台に、クラス担任を務める新任教師・末永聖が、不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・黒岩晶と恋に落ちるまでが描かれ、5話のラストでは2人の密会やキスが問題となり、聖は依願退職、婚約者の勝太郎(町田啓太)と破局し、晶の目の前からも去った。6話からは、3年後のストーリーに。7話で、先輩の千鶴(友近)の紹介で、小学校で教師を続けていた28歳の聖と、18歳になった晶が運命的な再会を果たした。
そして、9話では、晶が13年間会っていなかった父親を探しに2人で島へ行き、非日常な時間を過ごす。トラブルに見舞われた2人は物置小屋で一晩を共にし、お互いへの気持ちを確かめ合い、愛を貫くことを決心したが、周囲は猛反対。10話のラストは2人の前に警察が現れる…という衝撃的な展開で終わった。
テレビの出演経験も演技経験もなく、事務所に所属して間もない新人ながら有村の相手役という異例の抜擢を受けた岡田。精悍なビジュアルと男らしい体つき、新人の岡田だからこそ実現した初々しくもまっすぐな演技…といった要素が役と作品の世界観にぴったりとハマった。
雨の夜、車内での急接近…第1話
大学卒業後、国語の非常勤講師を経て、片田舎の町・子星平にある子星中学校に赴任した聖に、クラス担任を務める生徒・晶が次第に惹かれていき、告白するまでが描かれた第1話。そこで取り上げたいのが、雨の夜、聖の車の中で2人きりになる場面で、晶が身を乗り出し車の窓に手を付き、運転席に座る聖に思わずキスをしてしまいそうになるシーン。
晶が窓ガラスに包帯を巻いた手をつく構図で切り取られた映像は幻想的で、岡田の大きな魅力である綺麗な骨格が際立ち、視聴者からは「この手におちた」「映像が綺麗過ぎる」「骨からイケメン」といった意見が。中身はあどけない中学生でありながら、完成されたフォルムというギャップが、年上女子の心を鷲掴みにした。
電車で触れ合う手と手「IKEAに一緒に行きます」…第3話
第3話では、勉強合宿の帰りに電車で2人きりになる。途中で晶の母・愛子(夏川結衣)が倒れてしまい、晶は急いで家に戻ることなり、聖は駅まで送るつもりが、電車が閉まる直前に晶に腕を掴まれ、電車に乗ってしまう。車両の座席に並んで座った2人。晶は「夏休み、何してますか?」と聖に尋ね、「補習とか、水泳部の顧問とか…あとはIKEAに行きます」と返ってくると、「じゃあ僕も“そこ”一緒に行きます」と猛アピール。それを食い気味に「ダメです」と断られ、「…そうですか」と肩を落とした。
その後、乗客が増えると、2人の手が密着。意識していないと自分自身に言い聞かせていたのかあえて離さない聖と、握りたくて堪らないのに動かすことができない晶…もどかしい描写は「何度見ても良い」「黒岩くんが可愛すぎる」と名シーンとして語り継がれている。
さらに、3年後に再会した第7話で、晶は「ずっと先生、あの勝太郎って人と結婚してIKEAに行って組立家具とか買ってるんだと思いました」と発言。「黒岩くんとIKEA行きたい」「IKEAが何かも分かってない感じが最高」「IKEAをめちゃくちゃ引きずっている黒岩くん高校生らしい」「このやりとり地味に好き」と支持を集めている。
3年ぶりの再会からの自転車のカゴに「会いたい」メモ…第7話
過去を振り切り、それぞれ新しい道へ進もうとしていた聖と晶が3年ぶりに再会を果たした第7話。3年前と変わらずまっすぐに気持ちをぶつける晶に対し、聖は「二度と来ないで」ときっぱりと拒否。しかし、翌朝、終電がなくなるため晶に貸した自転車のかごの中には「聖ちゃん、会いたいです」という言葉と電話番号が書かれたメモが入っており、聖は複雑な表情でメモを握りつぶした。
時代に囚われない古典的なアプローチ方法、「聖ちゃん、会いたいです」というストレートなメッセージ…晶らしさが詰まったシーンには「やることなすこと全部カッコ可愛すぎる」「これは反則!」「ついさっき会ったのに『会いたいです』ってめっちゃグッとくる」といった声が寄せられた。
突然のタメ口と「俺」…第9話
晶と一緒に行った島で、豪雨の道中、崖から滑り落ち1人遭難してしまった聖。探しに来た晶が見つけた瞬間に発した言葉が、「なんで連絡しないんだよ!心配させんなよ…」。これまで敬語だった口調がここだけ、急にタメ口になった印象的なシーンで、同回はこのほか、物置小屋でのキスを始め、胸キュンシーンがてんこ盛りだったにも関わらず、「ニヤケとまらん」「キスももちろんだけどここが一番キュンと来た」と熱烈な支持が。「先生と生徒の関係性が恋人に変わった瞬間かも」という声もあるように、2人の関係性において重要なシーンといえるだろう。また、その後の物置小屋の「俺だって男ですよ」と理性を保つために聖と距離を取るセリフにも「これまでずっと『僕』だったのに急に『俺』になった」「破壊力半端ない」「色気がすごい」と反響が寄せられていた。
2人を繋ぐキーアイテムは自転車…第5話、第8話、第9話など
そして、ストーリーの象徴的なアイテムとして何度も登場しているのが自転車。第5話では中学校を退職し、勝太郎の車に乗り街を出ていく聖を、晶が全力でこいで追いかけ、「聖ちゃん!決めたから進路!そこで大人になるから!」と宣言。
反対に第8話では、晶の行く末を案じた聖が自転車を必死に漕ぎ、フェリー乗り場へ。映像では、これまでの晶との日々がフラッシュバックした。
そして、第9話では、島の海岸沿いを2人乗りで走り抜けるシーンがついに登場。最初はちゃんと晶の腰を掴んでいなかった聖だったが、バランスを崩し、手に迷いを見せつつも、晶にしっかりと抱きつき、晶も嬉しそうな表情を見せる…と2人の繊細な心情の変化が現れたシーンに「これはキュンキュンしないわけない」「聖ちゃんの手の動き、2人の表情…全部が好き」といった声が。「なんてノスタルジーなんだ…」「Nのためにを思い出す」と、美しい自然風景とエモーショナルな演出に同じ同局スタッフ陣が手がけた『Nのために』(2014年)を思い返す人も多かった。
最終話の次回予告でも晶が自転車を必死に漕ぐシーンがあり、このシーンがどんな意味をもたらすか?2人が迎える結末をしっかり見届けたい。(modelpress編集部)
情報:TBS
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